【2024年9月26日更新】より記事の理解が深まるように内容を見直し、関連記事を追加しました。
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こんにちは、編集長のカワウソです!
「ドメインについて軽くは知っているけど、詳しくは分からない……」といった悩みを持っている方は多いと思います。
そこで今回は、ホームページに欠かせないドメインの基礎知識を解説します。
カワウソ
この記事は次のような人におすすめ!
- 初めてホームページを開設する人
- ドメインへの理解を深めたい人
- ドメインの取得方法を知りたい人
この記事を読めば、自社のホームページに最適なドメインが選べるだけでなく、取得方法まで分かります。
それではどうぞ!
ホームページに必要なドメインとは
ドメインとはホームページの位置を示す、いわばインターネット上の「住所」です。ホームページだけでなく、メールアドレスの作成にも使われます。
例を挙げると、当メディアのURL「https://www.xserver.ne.jp/bizhp/」のうち、ドメインに該当するのは「xserver.ne.jp」部分です。
ドメインが「住所」ならホームページは「家」
ドメインはホームページ作成に欠かせません。
ドメインが「住所」なら、ホームページは「家」と考えると、関係性を理解しやすいでしょう。
住所なしでは家にたどり着けないのと同じく、ドメインがなければホームページにアクセスできません。
ホームページとドメインは切っても切れない関係性なので覚えておきましょう。
ちなみに、ホームページ制作にはドメインの他に「サーバー」も必要です。
サーバーについては以下で解説しています。ぜひあわせてご覧ください。
ドメインの種類によっては取得条件がある
「.com」「.co.jp」「.net」など、さまざまな種類があるドメインは、じつは「利用分野」や「地域」で区分されています。
なかには取得するのに条件があるドメインもあるので、覚えておきましょう。
代表的なドメインの種類と取得条件は、以下のとおりです。
取得条件のないドメインの一例
ドメイン | 概要 | 取得条件 |
.com | 商用を意味するドメイン | なし |
.net | ネットワークを意味するドメイン | なし |
.org | 非営利組織用を意味するドメイン | なし |
.biz | 商用を意味するドメイン | なし |
.info | 情報提供を意味するドメイン | なし |
取得条件のあるドメインの一例
ドメイン | 取得条件 | 例 |
.co.jp | 日本に登記している企業が取得できるドメイン | 株式会社、合同会社、有限会社など |
.ne.jp | 日本国内のネットワークサービスの提供者が取得できるドメイン | インターネットプロバイダなど |
.or.jp | 日本国内の特定の法人組織が取得できるドメイン | 社団法人、医療法人、財団法人など |
.go.jp | 日本国の政府機関が取得できるドメイン | 独立行政法人、各省庁所轄研究所など |
.ac.jp | 日本国内の学校が取得できるドメイン | 大学、高等専門学校、職業訓練校など |
共有ドメインより独自ドメインがおすすめ!
先ほどの種類とは別に、ドメインは「独自ドメイン」「共有ドメイン(サブドメイン)」に大別できます。
独自ドメイン(例:https://〇〇〇.co.jp)
〇〇〇の部分を好きな文字列で指定できます。
共有ドメイン(例:https://〇〇〇.▲▲▲.com)
〇〇〇の部分は指定できますが、▲▲▲の部分はサービス提供者が定めた文字列が入ります。
結論、ビジネスでの利用なら圧倒的に独自ドメインがおすすめです!
次に、それぞれのメリットやデメリットを解説します。
独自ドメインとは
独自ドメインとは、一人のユーザーが所有かつ単独で利用するドメインのこと。住まいに例えると、イメージとしては「一軒家」が近いです。
独自ドメインのメリットやデメリットは以下のとおりです。
- 信頼度が高い
- 契約している限りずっと使える
- オリジナルのメールアドレスが作れる
- 年間1,000円前後の維持費が必要
- ドメイン関連の設定が必要
たとえば、ホームページのURLやメールアドレスに他企業のサービス名などが含まれていたら「ちゃんとした会社なのかな……」と少し不安になりますよね。
しかし、独自ドメインであれば、完全オリジナルの文字列でホームページのURLやメールアドレスが構成されます。
コストはかかるものの、共有ドメインより信頼度が高い点が大きな魅力です。
共有ドメインとは
共有ドメインとは、1つのドメインを複数ユーザーで「共有」して利用するドメインのこと。「マンション」をイメージすると分りやすいです。
主には、Webサービスの運営元からユーザーに無料で提供されます。
※一般的に「gmail.com」は共有ドメインと呼ばれませんが、Googleのサービスのなかでユーザーが共通のドメインを利用しているため、広くとらえると共有ドメインと考えられます。
以下、共有ドメインのメリットとデメリットです。
- 無料で使える
- アカウント登録だけで使える
- 信頼度が高くない
- ドメインを選べない
- サービス提供が終わればドメインが使えなくなる
- オリジナルのメールアドレスが作れない
無料で使えるメリットはあるものの、共有ドメインだとホームページのURLやメールアドレスに自社とは関係のないサービス名などが含まれます。
ユーザーに不信感を抱かせる原因になるため、共有ドメインはビジネスでの利用に適していません。
ビジネスでの利用には「.co.jp」「.com」「.jp」が無難
ドメインは独自ドメインで、かつ「.co.jp」「.com」「.jp」の3つから選ぶのがおすすめです。
ドメイン | 取得条件 | おすすめ度 |
.co.jp | 日本に登記している企業が取得できるドメイン | ★★★ |
.com | なし | ★★ |
.jp | 日本に住所がある方なら誰でも取得できるドメイン | ★★ |
法人の方には「.co.jp」がもっともおすすめ。国内の上場企業の97%が「.co.jp」を登録していて、信頼度が非常に高いためです(参考:jPRS)。
ただ、個人事業主の場合は「.co.jp」を取得できません。そのため、個人事業主の方には「.com」、もしくは「.jp」をおすすめします。
「.com」はできる限りコストを抑えたい方向け。「.jp」は日本の事業者であることをアピールしたい方に最適です。
事前にドメイン名を決めよう
それでは、独自ドメインの取得に必要な準備について解説します。
「.co.jp」「.com」「.jp」から1つ選んだら、ドメイン名に含める文字列をあらかじめ決めておきましょう。
文字列の決め方にルールはありません。以下2つのポイントのみおさえておきましょう。
- 会社名(事業名)やサービス名を含める
- できる限りコンパクトにする
文字列に会社名やサービス名を含めると、URLを見ただけで会社やサービスについて認識してもらえます。
また「できる限りコンパクトにする」のも文字列を決めるポイント。文字列が長くなるとURLも長くなり、覚えにくくなってしまいます。
シンプルかつコンパクトな文字列を考えましょう。
ドメイン名に使えるのは「半角英数字」と「半角の-(ハイフン)」のみ。
また「3文字以上63文字以下」で決めなければいけません。
ドメインはレンタルサーバーで取得がおすすめ!
ドメインの取得方法は、大きく分けて以下の2とおりです。
- ドメインを取り扱う専門のサービスで取得する
- レンタルサーバーのサービスを利用して取得する
おすすめは「②レンタルサーバーのサービスを利用して取得する」方法です。
レンタルサーバーによっては、契約すると独自ドメインが付いてきます。ホームページの開設にはレンタルサーバーも必要なので一石二鳥です。
そこでご紹介したいのが、弊社『エックスサーバー』です。
『エックスサーバー』では、「独自ドメイン永久無料特典」により、独自ドメインが2つまで無料で取得できます。「.co.jp」「.com」「.jp」などの人気ドメインも無料で取得可能です。
ただし、対象のドメインがプランによって異なったり、特典の進呈に条件があったりします。
ドメインの種類 | おすすめ度 | 無料対象プラン |
.co.jp | ★★★ | ビジネス |
.jp | ★★ | プレミアム、ビジネス |
.com | ★★ | スタンダード、プレミアム、ビジネス |
そのため、詳細は「独自ドメイン永久無料特典」ぺージから確認してください。
総じて、『エックスサーバー』は、「サーバー」「ドメイン」「メールアドレス」といったビジネスに必要な環境がすべてそろって、「月額990円~」というお手頃価格から利用できます。
それぞれの取得手順は、以下の記事で詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてください。
まとめ
今回は、ホームページに欠かせないドメインについて解説しました。
それでは、今回の内容をおさらいします。
- ドメインとはホームページの位置を示すインターネット上の住所
- ホームページ(家)を作るにはドメイン(住所)が必要
- ビジネスでは「.co.jp」「.com」「.jp」いずれかの独自ドメインを選ぶのがおすすめ
- ドメインはレンタルサーバーのサービスを活用して取得しよう
- エックスサーバーなら「月額990円~」でビジネスに必要なWeb環境がそろう
この記事を参考にして、自社に最適なドメインを取得してください。
以上、最後までお読みいただきありがとうございました!
ホームページの開設を検討している方へ
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『エックスサーバー』と『XServerビジネス』の違いは、以下の記事で詳しく解説しています。
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