【2024年11月5日更新】費用相場の参考資料を最新の情報に更新しました。
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こんにちは、編集長のカワウソです!
「会社のホームページを作りたいけど、費用はなるべく抑えたい」と、考える人は多いのではないでしょうか。
ホームページ作成は一般的に、Web製作会社よりも「個人」や「フリーランス」に依頼したほうがコストを抑えられます。
そこで今回は、ホームページ作成を個人やフリーランスに依頼するときの費用相場について解説します。
カワウソ
この記事は次のような人におすすめ!
- 個人やフリーランスへの依頼を検討している人
- 自作やWeb制作会社に外注するときの費用と比較したい人
- 個人やフリーランスの探し方が分からない人
この記事を読めば、費用相場が分かるだけでなく、ホームページ作成を個人やフリーランスに依頼するときの方法や注意点も分かりますよ。
記事の後半では、ホームページ作成を成功させるポイントも解説。実際に個人やフリーランスに発注するときの参考にしてください。
それではどうぞ!
個人やフリーランスによるホームページ作成の費用相場
個人やフリーランスに依頼するときの費用は、ホームページの規模や内容によって異なります。
ここでは、「クラウドソーシングサイト」のうちの一つ、『クラウドワークス』で依頼した場合の費用相場を見ていきましょう。
「クラウドソーシングサイト」は、ホームページはもちろん、ロゴやパンフレットなどの作成依頼を個人やフリーランスに発注できるサービスです。※のちほど詳しく解説します。
制作物の種類 | ページ数の目安 | 件数 | 金額 |
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1ページ | 1,542 | ~5万円未満 |
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5ページ | 3,190 | 5万円~10万円未満 |
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5ページ以上 | 9,626 | 10万円~30万円未満 |
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5ページ以上 | 3,229 | 30万円~50万円未満 |
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5ページ以上 | 1,600 | 50万円~100万円未満 |
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5ページ以上 | 930 | 100万円~ |
※参考:ランサーズ「ホームページ制作案件」(2024年10月27日時点)
上記には、ロゴ、テキスト、画像などといった素材の費用は含まれておりません。基本的には自社で用意してから、個人やフリーランスに依頼することになります。素材の用意から依頼する場合は、追加費用が発生する可能性が高いです。
LPだと5万円
LP(ランディングページ)は、1ページ構成のため費用が安く、相場は5万円ほどです。
自社の商品やサービスに対する情報をまとめた単体のページのことです。商品やサービスの魅力を1ページで簡潔に紹介し、購入や契約に結びつける狙いがあります。Web広告のリンク先(着地ぺージ)に使用されることが多いです。
ちなみに、弊社『エックスサーバー』の「ホームページ制作相談」もLPです。「LPのイメージが湧かない……」という方は、参考にしてください。
名刺程度のホームページだと5万円~10万円
起業したらまず、「自社のことを知ってもらう」ために、ホームページが必要です。
創業期であれば、名刺程度のホームページから作る企業が多いでしょう。5ページあれば名刺としての役割を果たせます。
5ページ程度のホームページなら、費用相場は5万円〜10万円。
以下、掲載するコンテンツの代表例です。
- トップページ
- 事業内容
- 会社概要
- お問い合わせフォーム
- 個人情報保護方針
予算を抑えるためには、デザインにこだわり過ぎないようにしましょう。デザインにこだわると、費用だけでなく時間もかかります。
詳しくは、以下の記事で解説しています。
パンフレット程度のホームページなら10万円~30万円
会社のホームページとして、それなりに充実した内容を掲載する場合は、5ページ〜10ページは必要です。
パンフレットのように、魅力的なキャッチコピーや写真を沿えれば、自社のことをより深くアピールできるホームページが作れるでしょう。
5ページ〜10ページ程度のホームページなら、費用相場は10万円~30万円。
以下、掲載するコンテンツの代表例です。
- トップページ
- 事業内容
- 代表挨拶
- 企業理念
- 会社概要
- 事業所紹介
- 採用情報
- ニュース
- お問い合わせフォーム
- 個人情報保護方針
掲載するコンテンツについては、以下の記事で詳しく解説しています。
システム開発やSEOも依頼するなら30万円~
「会員機能」や「自動見積もり機能」など、ホームページに特殊なシステムを導入する場合は、開発コストがかかります。最低でも30万円はかかるでしょう。
さらに難易度が高いシステムであれば、100万円を超えることも少なくありません。
とくに、プラットフォームの構築が必要な、規模が大きいホームページは注意が必要です。システム要件が複雑な場合は、個人やフリーランスだと対応できない場合もあります。
サービスやシステムを運営するために必要な「共通の土台(標準環境)」のこと。たとえば、BtoCだと『Amazon』や『楽天市場』、BtoBだと『NETSEA』や『スーパーデリバリー』、CtoCだと『メルカリ』や『Yahoo!オークション』などがプラットフォームです。※CtoCのプラットフォームについては、以下の記事で解説しています。
その他、SEOに強いホームページを作ってもらう場合も、費用は多少かさみます。
SEOは、「Search Engine Optimization」の略称で、「検索エンジン最適化」と訳されます。分かりやすく言うと、特定のキーワードで検索されたときに、より上位に表示されるように施策することです。
検索エンジンの検索結果で、自社のホームページが上位に表示されると、露出が増えるため、ユーザーに見つけてもらいやすくなります。
ホームページ作成のみならず、SEOの知見も併せ持つ個人やフリーランスを探す必要があるでしょう。
Web制作会社に外注するときの費用相場
なかにはホームページ作成の依頼先として、Web制作会社を検討している方も多いのではないでしょうか。
以下、費用相場の比較表です。
ページ数 | 個人・フリーランス | Web制作会社 |
名刺程度(~5P) | 5万円 | ~40万円 |
パンフレット程度(5P~) | 10万円~30万円 | 40万円~70万円 |
上記には、ロゴ、テキスト、画像などといった素材の費用は含まれておりません。基本的には自社で用意してから、Web制作会社に依頼することになります。素材の用意から依頼する場合は、追加費用が発生する可能性が高いです。
費用を抑えたい方なら、個人やフリーランスがおすすめです。
しかし、充実したサポートを望む方は、Web制作会社に依頼しましょう。
それぞれのメリットやデメリットなど、以下の記事で詳しく解説しています。
ホームページを自作するときの費用相場
なかには費用を抑えたいといった理由で、ホームページを自作するべきか、迷っている方もいるのではないでしょうか。
WordPress(ワードプレス)なら、費用を抑えてホームページを自作できます。
CMS(コンテンツ・マネージメント・システム)の一種で、HTMLやCSSなどのWeb制作スキルがなくても、ホームページの作成や更新が簡単にできる無料のシステムです。
デザインテンプレートである「テーマ」や拡張機能である「プラグイン」が豊富に揃っているので、初心者の方でも完成度の高いホームページを作れます。
なお、弊社の『エックスサーバー』だと、最低月額990円でホームページの運用が可能です。
▼エックスサーバーの場合 | |||
レンタルサーバー | ドメイン | WordPress(本体) | |
価格 | 990円/月(※1) | 無料(※2) | 無料 |
※1 『エックスサーバー』を36ヶ月の期間でご契約いただいた場合
※2 『エックスサーバー』の「独自ドメイン永久無料特典」を使用した場合
上記には、ロゴ、テキスト、画像などといった素材の費用は含まれておりません。ロゴ作成や画像素材の準備は、以下の記事を参考にしてください。
WordPressでホームページを自作する方法は、以下の記事で詳しく解説しています。
▼1記事で作り方のイメージが湧く▼
▼全12記事で実用レベルが作れる▼
ただし、ホームページに求める要素が多い方は、自作だと完成できない可能性も。
また、「時間がない……」という方は、自作ではなく個人やフリーランス、もしくはWeb制作会社に外注しましょう。
個人やフリーランスの探し方と依頼方法
個人やフリーランスの探し方や依頼方法には、さまざまな種類があります。
それぞれ詳しく解説します。
クラウドソーシングサイト
個人やフリーランスにホームページ作成を依頼するときに、一番おすすめしたいのは、「クラウドソーシングサイト」を使う方法です。
Crowd(群衆)と Sourcing(業務委託)を組み合わせた造語。企業や個人が、不特定多数の人に仕事を依頼できるサービスです。
ホームページ作成をクラウドソーシングサイトで募集すると、複数の個人やフリーランスからの応募があります。
ポートフォリオ(作品集)や実績はもちろん、クラウドソーシングサイトでの評価も確認できるので、安心して自社に合う個人やフリーランスを選べるでしょう。
クラウドソーシングのサービスを利用するといっても、トラブルは当事者間で解決する必要があります。トラブルを未然に防ぐためにも、事前に依頼内容を詳細に明記したうえで、募集しましょう。
ここでは、代表的なクラウドソーシングサイトを2つ紹介します。
クラウドワークス
▲出典:クラウドワークス
『クラウドワークス』は、97万社以上が利用する国内最大級のクラウドソーシングサイトです。
ホームページ作成関連の仕事は2,196件、Webデザイナーは50,000人以上が登録しており、日々盛んに取引が行われています(2024年10月27日時点)。
仕事の発注方法は、主に以下の2つです。
仕事の依頼方法 | 概要 |
プロジェクト形式(固定報酬) | 応募者の中から選んだ方と契約し、仕事を開始する形式。 仕事内容や作業量、納期、報酬等を依頼前に擦り合わせてから契約する。 |
プロジェクト形式(時間単価) | 応募者の中から選んだ方と契約し、仕事を開始する形式。 報酬が1時間ごとの金額で設定され、実際に稼働した時間に応じて週ごとに支払う。 |
ホームページ作成なら、主に「プロジェクト形式(固定報酬)」で募集されることが多いです。「プロジェクト形式(時間単価)」は、費用がいくらかかるのか分かりづらいので、おすすめしません。
また上記以外にも、プロフィールを見て気に入った個人やフリーランスを直接スカウトすることも可能です。
ランサーズ
▲出典:ランサーズ
『ランサーズ』は、60万社以上が利用するクラウドソーシングサイトです。
ホームページ作成関連の仕事は約9,537件、Webデザイナーは3,100人が登録しています(2024年10月27日時点)。
「募集」や「直接スカウト」ができるのはもちろん、「パッケージ」から探すことも可能です。
パッケージとは、「スキルや経験」を商品として販売しているもの。仕事を受注する側である「ランサー」が、ページを設けて仕事を募集しています。
パッケージだと、ホームページの目的やイメージが一覧で閲覧できるため、効率的に探せるでしょう。
SNS
仕事受注の窓口として、SNSを活用している個人やフリーランスもいます。
SNSの「ダイレクトメッセージ機能」を利用してコンタクトを取り、ホームページ作成を依頼する流れです。
SNSだと、クラウドソーシングサイトに登録していない人にも、発注ができます。クラウドソーシングサイトだと、報酬から手数料が引かれるため、実力のある個人やフリーランスだと登録していないこともあるのです。
SNSでホームページ作成を依頼する場合、事前に契約書を締結しましょう。クラウドソーシングサイトのように、専門機関が間に入っているわけではないので、連絡がつかなくなったときなど、対処ができません。
そのため、フォロワー数や過去の取引案件などを確認し、できる限り信頼性の高い人を選ぶ必要があります。
Webデザイナーのブログ
ホームページ製作関連の情報を、ブログで発信しているWebデザイナーに依頼することも可能です。
たとえば、「フリーランス Web製作 ブログ」のキーワードで検索すると、個人やフリーランスのブログがいくつかヒットします。
プロフィールや実績を参考にすれば、依頼するかどうかを検討できるでしょう。
ブログからWebデザイナーを探す場合、プロフィールや実績にたどり着くまでにそれ相応の時間を要するため、効率が悪いです。なかには関係のないブログなどもヒットするでしょう。
クラウドソーシングサイトやSNSのように、第三者からの評価も確認しづらいので、おすすめしません。
人脈(知り合いに頼る)
最後に紹介するのは、人脈を使って発注先を探す方法です。
知り合いの経営者なら、すでに自社のホームページを持っているでしょう。なかには同じように、個人やフリーランスに依頼した方もいるかもしれません。
人づてに紹介された相手なら、直接顔を合わせて依頼することもできるでしょう。もちろん手数料はかかりませんし、信頼できる人からの紹介だと安心感があります。
知り合いからの紹介は、気を使うこともあります。価格交渉や納品物に対する修正依頼がしづらいかもしれません。さらに、トラブルが発生したときには、紹介してもらった相手との人間関係が悪化するおそれもあります。
ホームページ作成を個人やフリーランスに依頼するときの注意点
個人やフリーランスを価格だけで選ばないようにしましょう。
費用を抑えられても、完成したホームページの品質が悪ければ、期待する成果はあがりません。
たとえば、駆け出しのフリーランスは、実績一つ見ても熟練のフリーランスに及ばないことがほとんど。案件獲得のために、低価格を提示する人もいるため、注意が必要です。
また駆け出しのフリーランスは、プロジェクトを最後までやり遂げるだけの能力があるか未知数。修正依頼に的確に応えられないおそれもあります。
さらに、急に連絡がつかなくなってしまうことも珍しくありません。
個人やフリーランスを選定するときは、ポートフォリオ、実績、評価などの総合的な観点から判断しましょう。
ホームページ作成を成功させるためのポイント
ホームページ作成を成功させるために、以下の3つのポイントを押さえておきましょう。
それぞれ解説します。
ホームページの目的を決めておく
まず、ホームページ作成の目的を決めましょう。
ホームページの目的が決まっていないと、打ち合わせが長くなるため、追加費用を請求されるおそれがあります。
ホームページの目的と種類は、以下のとおりです。
ホームページの種類 | 目的 |
コーポレートサイト | 会社のことを知ってもらう |
ブランドサイト | ブランドのことを知ってもらう、ブランドの価値や信頼性を伝える |
サービスサイト | サービスのことを知ってもらう、サービスを申し込んでもらう |
ECサイト | 商品を購入してもらう |
リクルートサイト | 人材を獲得する |
詳しくは、以下の記事で解説しています。
また、ホームページの種類が決まっていないと、発注の段階で悩んでしまうでしょう。
たとえば『クラウドワークス』の場合、発注画面でカテゴリが以下のように分かれています。
- ホームページ制作・Webデザイン
- ECサイト・ネットショップ構築
▼『クラウドワークス』の発注画面「STEP1 依頼したい仕事を選びましょう」▼ | |
大カテゴリ | 中カテゴリ |
ホームページ制作・ Webデザイン |
ホームページ作成 |
ウェブデザイン | |
WordPress制作・導入 | |
ランディングページ(LP)制作 | |
HTML・CSSコーディング | |
Webサイト修正・更新・機能追加 | |
アイコン・ボタン・ヘッダー制作 | |
CMS導入 | |
モバイルサイト・スマートフォンサイト制作 | |
UI/UX設計・デザイン | |
インタラクションデザイン | |
オウンドメディア制作 | |
ECサイト・ ネットショップ構築 |
商品登録・商品撮影 |
ECサイト制作 | |
ECサイトデザイン | |
ネットショップ運営代行 | |
ネットショップの在庫管理・受注管理 | |
ECサイト運用ツール開発 | |
商品紹介文作成 | |
ECコンサルティング |
▲出典:クラウドワークス
ホームページの目的や種類が決まっていれば、上記の中から適したカテゴリを選べるため、スムーズな依頼先の選定や発注に繋がるでしょう。
ホームページの作り方を決めておく
ホームページを作成する方法は、一つではありません。作成方法によって工数が異なるため、費用相場も変わります。
おすすめは、WordPress(ワードプレス)です。自社のイメージに近い「テーマ(デザインテンプレート)」を基にカスタマイズしてもらえば、費用を抑えられるでしょう。
さらに、ホームページ公開後のコストも抑えられます。
WordPressは、HTMLやCSSなどのWeb制作スキルがない方でも更新が可能です。ページの内容を書き換えたり、ブログを更新したりするのも自社で対応できます。
ホームページ作成は、完成がゴールではありません。目標を達成するためには、更新して改善していく必要があります。
また、時間が経ち、ホームページの内容が古くなると、顧客との間でトラブルが発生するおそれも。
さらに、ホームページの更新作業を外注すると、それなりの費用がかかります。
自社で更新できるようにすれば、外注する費用を浮かせられるのです。
以下の記事で詳しく解説しているので、気になる方はチェックしてください。
参考にするホームページを用意しておく
あらかじめ作りたいホームページのイメージを的確に伝えましょう。そのためには、参考にするホームページを用意しておくのがおすすめです。
また、理想のホームページ像を言葉だけで伝えるのは難しいでしょう。もし間違って伝わると、イメージと違うホームページが完成してしまいます。
ホームページはあくまでも目で見るものです。他社のすでに完成されたホームページを提示すれば、お互い共通認識を持ちやすいでしょう。
なお、参考にするホームページの探し方や事例は、以下の記事の記事で解説しています。
まとめ
この記事では、ホームページ作成を個人やフリーランスに依頼するときの費用を解説しました。
- 個人やフリーランスに依頼する費用は、ホームページの規模や内容によって異なる
- 個人やフリーランスに依頼するなら、「クラウドソーシングサイト」がおすすめ
- 個人やフリーランスに依頼する前に注意点を知っておく
- ホームページ作成を成功させるポイントを知っておくと、失敗しづらい
個人やフリーランスの選定は難しいものの、よい人材が見つかれば、Web制作会社よりコストを抑えられます。
この記事を参考に、よい個人やフリーランスを見つけてください。
それでは、素敵なホームページの完成を願っております。
以上、最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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