【初心者向け】WordPressの始め方!企業ホームページを簡単開設

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こんにちは、編集長のカワウソです!

「WordPressで企業のホームページを開設したいけど、始め方が分からない……」と悩んでいませんか?

そこで今回は初心者の方向けに、WordPressの始め方を解説します。

カワウソ

この記事は次のような人におすすめ!

  • 初めて企業ホームページを作る人
  • WordPressでホームページを開設する人
  • WordPressを始める手順について知りたい人

この記事を読めば、「WordPressを始めたあとに何をすればよいのか」についても、分かります。

なお、この記事ではWordPressの基礎知識から解説するので、「すぐに始めたい」という方は、以下のリンクをクリックして読み飛ばしてください。

WordPressの始め方を7ステップで解説

それではどうぞ!

WordPressとは

WordPress(ワードプレス)とは、「Contents Management System(コンテンツ・マネジメント・システム)」の一種で、HTMLやCSSなどのWeb制作スキルがなくても、ホームページの制作や更新が簡単にできる無料のシステムのことです。

WordPressはCMSシェア世界No.1(2025年1月6日時点)を獲得しており、日本でも多くの企業が使用しています。

WordPressはCMSシェア世界No.1

▲出典:W3 Techs「Usage statistics and market shares of content management systems」

WordPressのメリットとデメリット

WordPressのメリットとデメリットは、以下のとおりです。

WordPressのメリット
  1. 世界シェア1位
  2. 無料のソフトウェア
  3. 制作ソフトが必要ない
  4. Web制作スキルがなくても更新できる
  5. Web制作会社に外注しやすい
  6. テーマやプラグインが豊富
  7. スマホ対応している
  8. SEOに強い
  9. 定期的にアップデートされている
  10. ノウハウなどの情報が多い
WordPressのデメリット
  1. 最低限のWeb知識は必要
  2. 定期的なアップデートが必要
  3. 公式のサポート窓口がない

詳しくは、以下の記事で解説しています。

WordPressを始めるにはサーバーとドメインが必要

WordPressでホームページを開設するには、サーバーとドメインが必要です。

WordPressはあくまでも、ホームページを作るためのツール(道具)。
ホームページのデータを保管する場所であるサーバーや、アクセス先となるドメイン(例:example.com)が必要になります。

ホームページが「家」なら、サーバーは「土地」、ドメインは「サーバー」と考えると分かりやすいでしょう。

ホームページが家なら、サーバーは土地、ドメインは住所

サーバーとドメインについては、以下の記事で詳しく解説しています。

WordPressの利用方法は「org」と「com」の2種類ある

WordPressには「WordPress.org(オルグ)」と「WordPress.com(コム)」の2種類があります。

「Wordpress.org」は、サーバーとドメインを自社で用意するものです。

一方、「WordPress.com」は、WordPressとサーバーがセットになったサブスクリプションサービス。ドメインは、「WordPress.com」で申し込むか、別途自社で契約したものを連携もしくは移管することになります。

WordPress.orgとWordPress.comの違い

企業のホームページなら、「WordPress.org」を利用しましょう。
実用レベルで考えると、「WordPress.org」のほうが安いためです。

詳しくは、以下の記事で解説しています。

カワウソ

「WordPress」と言うと、一般的に「WordPress.org」のことを指します。

そのため、以後については「WordPress(=WordPress.org)」として解説します。

WordPressの始め方を7ステップで解説

ここからは、WordPressの始め方を7ステップで解説します。

弊社『エックスサーバー』の「WordPressクイックスタート」なら、「①~⑤」の手順がまとめて「たった10分」で完了しますよ。※「⑥WordPressの初期設定」の一部も完了。

「すぐにホームページを開設したい」「確実にWordPressを設置したい」という方は、ぜひ以下の記事をチェックしてください。

注意

「WordPressクイックスタート」は、10日間の「無料お試し」には対応しておりません。また、申し込み時に「ドメイン名」を入力する必要があります。

そのため、「まず試しに使ってみたい」「まだドメイン名が決まっていない」という方は、以下の記事を参考にしてください。

レンタルサーバーを申し込んだあとでも、WordPress本体とテーマが簡単にインストールできる「WordPress簡単インストール」機能について、解説していますよ。

この記事では、一般的な上記7ステップについて解説します。

手順1:レンタルサーバーの契約

まず、レンタルサーバーを契約しましょう。

レンタルサーバーは、以下7つのポイントで選ぶのがよいです。

上から順番に、「レンタルサーバー選びの基本」、次に「WordPressを利用するときに注目したい要素」、そして「WordPressならではの限定要素」です。

ポイント 基本 WordPress
注目要素
WordPress
限定要素
1.豊富な実績があるか    
2.サポート体制性が整っているか    
3.価格が相場とかけ離れていないか    
4.表示速度・処理速度が速い環境か    
5.セキュリティ対策が充実しているか    
6.WordPress簡単インストール機能があるか    
7.WordPressを運用するうえで便利な機能が充実しているか    

おすすめは、弊社の『エックスサーバー』。
『エックスサーバー』をおすすめする理由は、以下のとおりです。

エックスサーバーをおすすめする理由
  1. 国内No.1&導入企業21万社の実績
  2. メール、チャット、電話の安心サポート
  3. 月額990円から使えてドメインも無料
  4. WordPressが高速に動作するハイスペック環境
  5. WordPress特化のセキュリティ対策
  6. WordPressがすぐに使える2つの機能
  7. 人気テーマを簡単にインストール可能

詳しくは、以下の記事で解説しているので、ぜひチェックしてください。

手順2:ドメインの取得と設定

次に、ドメインの取得と設定を行います。

レンタルサーバーでドメインを契約する場合は、取得も設定も簡単です。
サーバーとドメインをまとめて1社で契約することにより、管理もしやすくなります。

ドメインの取得および設定方法は、レンタルサーバーによって異なるので、詳しくはマニュアルをご覧ください。

たとえば、弊社『エックスサーバー』には、「独自ドメイン永久無料特典」がありますよ。
契約プランによるものの、「.com」「.jp」「.co.jp」などの人気があるドメインを無料で取得可能です。

ドメイン 取得条件 特典の対象プラン
.co.jp 日本に登記している企業が取得できるドメイン ビジネス
.jp 日本に住所がある方なら誰でも取得できるドメイン プレミアム、ビジネス
.com なし スタンダード、プレミアム、ビジネス

本契約のあと、「XServerアカウント(契約関連の管理画面)」から、簡単に特典を申し込めます。

エックスサーバーの独自ドメイン永久無料特典の申請方法

また、取得したドメインは、「サーバーパネル(サーバーの管理画面)」で簡単に設定が可能です。

エックスサーバーのドメイン設定

詳しくは、以下のマニュアルをご覧ください。

(参考:エックスサーバー「独自ドメイン永久無料特典」
(参考:エックスサーバー「ドメイン設定」

手順3:SSLの設定

ドメインの設定が完了したら、次はSSL(エス・エス・エル)です。

SSLとは

Secure Socket Layerの略称で、インターネット上のデータのやり取りを暗号化する仕組み。SSLを設定済みのURLは「http://~」ではなく、「https://~」と表示されます。

SSLの設定方法も、レンタルサーバーによって異なります。

たとえば、『エックスサーバー』の場合は、さきほど紹介した「ドメイン設定」のときに、「無料独自SSLを利用する(推奨)」にチェックを入れるだけで、設定可能です。

エックスサーバーのSSL設定

もちろん、ドメインを設定したあとでも、SSLは設定できます。
(参考:エックスサーバー「無料独自SSL設定」

なお、予算がある場合は、有料SSLの契約を検討しましょう。
無料SSLに比べて、有料SSLは信頼性をアピールしやすいためです。

カワウソ

とくに近年は、フィッシングサイトのような悪質なサイトでもSSL化する事例が増えているため、それらと区別するためにも、有料SSLの導入が好ましいと言えます。

詳しくは、以下の記事で解説しています。

手順4:WordPressのインストール

レンタルサーバーのマニュアルに沿って、WordPressをインストールしましょう。
WordPressに対応したレンタルサーバーなら、「簡単インストール」機能を用意していることが多いです。

『エックスサーバー』の「WordPress簡単インストール」については、以下のマニュアルをご覧ください。

(参考:エックスサーバー「WordPress簡単インストール」

なお、WordPressのインストールが完了したら、ログインしてみましょう。
以下、ログインの手順です。

WordPressにログインする

STEP1

管理画面のURLから、以下のログイン画面にアクセスできます。

WordPressのインストール時に設定した「ユーザー名」と「パスワード」を入力してログインしましょう。

WordPressのログイン画面
STEP2

以下のような画面に変わったら、ログイン成功です。

WordPressのダッシュボード

手順5:WordPressテーマのインストール

WordPressにログインできたら、まずはデザインテンプレートの「テーマ」をインストールしましょう。

テーマをインストールすれば、初心者の方でも簡単に、デザイン性の高いホームページを制作可能です。

以下、WordPressテーマを適用する手順です。

STEP1

まず、適用中のテーマは、左側のメニューにある「外観」→「テーマ」で確認できます。

WordPress(外観 > テーマ)

現在、WordPressのインストール時に適用されるデフォルトのテーマは『Twenty Twenty-Five』です。※2025年1月時点

Twenty Twenty-Five
STEP2

新しいテーマを適用するには、以下2とおりの方法があります。

新しいテーマを適用する2つの方法
  1. WordPressの管理画面からテーマを探して適用する
  2. テーマファイルを用意して、WordPressにアップロードする

日本語仕様のホームページ用テーマは、「1:WordPressの管理画面からテーマを探して適用する方法」ではなかなか見つかりません。

そのため、「2:テーマファイルを用意してWordPressにアップロードする方法」を解説します。

STEP3

あらかじめ、テーマ提供元から「テーマファイル」をダウンロードしておきましょう。
※テーマがまだ決まっていない方は、あとでおすすめを紹介するので、参考にしてください。

画面上部にある新規追加をクリックします。

WordPressテーマの新規追加
STEP4

次に、テーマのアップロードをクリックしてください。

WordPressテーマのアップロード
STEP5

ファイルを選択をクリックし、用意したテーマを選択してアップロードしましょう。

WordPressテーマのインストール
STEP6

有効化すると、新しいテーマを適用できます。

WordPressテーマの有効化
STEP7

左上のサイト名にカーソルをあてましょう。サイトを表示をクリックすると、テーマが適用されたページを確認できます。

WordPressテーマを変更したサイトの表示
おすすめのWordPressテーマについて

ホームぺージ全体を非公開にする方法

WordPressはテーマがインストールされると、自動的にホームページが公開されます。ホームページが完成するまで非公開にするには、「Basic認証」を活用しましょう。

Basic認証とは

ホームぺージの特定の領域(フォルダやファイル)に対して、アクセス制限をかけること。アクセスするためには「ユーザー名」と「パスワード」が必要です。

Basic認証を設定すれば、「ユーザー名」と「パスワード」を知っているユーザーしかアクセスできなくなるため、実質的にホームページを非公開にできます。

Basic認証は、レンタルサーバーの管理画面で簡単に設定可能です。

メモ

『エックスサーバー』のBasic認証は、以下からご確認いただけます。
アクセス制限|エックスサーバーマニュアル

手順6:WordPressの初期設定

テーマをインストールしたら、WordPressの初期設定を進めましょう。

企業ホームページで最低限やっておきたいWordPressの初期設定は、以下の16個です。

【企業HP向け】WordPressの初期設定16個
  1. 「サイトのタイトル」と「キャッチフレーズ」を設定
  2. 「WordPressアドレス」と「サイトアドレス」をhttpからhttpsに変更
  3. 「ホームぺージの表示」をトップぺージ用の固定ぺージに変更
  4. 「ディスカッション」でコメント機能をOFFにする
  5. 「パーマリンク構造」を投稿名に変更
  6. 「プライバシーぺージ」の紐づけを設定
  7. 「ブログ上の表示名」を変更
  8. 「パスワード」を強力と表示されるものに変更
  9. 「固定ぺージ一覧」から不要なぺージを削除
  10. 「投稿一覧」から不要なぺージを削除
  11. 「投稿のカテゴリ」を設定
  12. 「テーマ」をインストール
  13. 「ウィジェット」からWordPressメタ情報を削除
  14. 不要な「プラグイン」を削除
  15. 「プラグイン」をインストール
  16. (その他)バックアップの設定と取得

このリストを見て難しく感じた方も多いかもしれませんが、ご安心ください。

以下の記事では、WordPressの管理画面の画像を添えて、項目ごとに分かりやすく解説しているので、初心者の方でも迷わず設定できますよ。ぜひ参考にしてください。

手順7:デザインやコンテンツの作成

WordPressの初期設定が完了したら、事前に考案した構成をもとにデザインやコンテンツを作成します。

コンテンツについて、詳しくは以下の記事で解説しています。

デザインやコンテンツの作成で使うWordPressのメニューは、主に以下の3つです。

WordPressのメニュー
  • 外観
    ロゴやメニューなど、ホームページの基礎(骨組み)部分を編集する機能
  • 固定ページ
    会社概要や事業内容など、各ページの中身(コンテンツ)を編集する機能
  • 投稿
    お知らせ(ニュース)など、ブログを編集する機能

WordPress管理画面の基本操作やブロックエディタの使い方は、以下の記事で詳しく解説しています。

当メディアでは、ホームぺージのデザインに関する記事を多数公開しているので、あわせてご覧ください。

また、テーマによってホームぺージの編集方法は異なります。テーマ提供元が配布するマニュアルを参考にしましょう。

WordPressテーマ『Lightning』でホームページを自作する方法

『Lightning(ライトニング)』は、有効インストール数10万件の実績がある、企業ホームぺージ向けのWordPressテーマ。株式会社ベクトルが提供および販売しています。

初心者の方でも本格的なデザインのホームぺージを作りやすいのがポイントです。

当メディアでは、『Lightning』でホームページを自作する方法を解説しています。

「まずは1ページ作ってみたい」という方は、こちらの記事を参考にしてください。

『Lightning』でホームページ全体を制作する方法については、以下の連載企画で詳しく解説しています。
全12回を通して実用レベルのホームページが作れるため、おすすめです。

WordPressでのホームページ開設後にやるべきこと3つ

ここでは、WordPressでホームページを開設したあとにやるべきことを3つ解説します。

WordPress、テーマ、プラグインを最新の状態に保つ

WordPressの本体に加え、テーマやプラグインは常に最新の状態を保ちましょう。

最新の状態にしておかなければ、ホームページのセキュリティリスクが上がります。
たとえば、悪意ある者にページを改ざんされたり、個人情報が抜き取られたりすることも。

注意

アップデートが原因で、ホームページの表示が崩れたり、表示自体されなくなったりすることがあります。

しかし、バックアップを取っていれば、ホームページに不具合が発生しても復旧可能。事前にバックアップを正しく取得できているか、入念に確認しましょう。

WordPressのアップデート方法やセキュリティ対策については、以下の記事で詳しく解説しています。

ホームぺージの情報を更新する

WordPressでホームページを作ったあとは、常に最新の情報に更新しましょう。

ホームページの情報が古い場合、さまざまなリスクを抱える可能性が上がります。

たとえば、アクセスしたホームページの新着ニュースが数年前だと、少なからず不信感を抱きますよね。
人によっては、「ちゃんとした会社なのかな」「経営状態がよくないのかな」と思うかもしれません。

そのため、日頃からホームページをチェックして、古い情報がないか確認するようにしてください。

ホームページを更新しない危険性については、以下の記事で解説しています。

アクセス解析を用いてホームぺージを改善する

WordPressでホームページを制作しただけでは、目的を達成できません。

ホームページをより多くのユーザーに見てもらうためには、日々改善に努める必要があります。

ホームページを改善する方法としては、「アクセス解析」が有効。
どこからユーザーが訪れて、どのくらいホームページを閲覧しているのかなど、細かな分析ができるようになります。

アクセス解析については、以下の記事をご覧ください。

なお、アクセス解析ツールとして有名な「Google サーチコンソール」と「Google アナリティクス」については、以下の記事で詳しく解説しています。

まとめ

この記事では、WordPressの始め方について解説しました。

まとめ
  • WordPressとは、ホームページの制作や更新が簡単にできる無料のシステムのこと
  • WordPressはCMSシェア世界No.1を獲得しており、日本でもよく利用されている
  • WordPressを始めるにはサーバーとドメインが必要
  • WordPressには「.org」と「.com」があり、「.org」を利用するのが一般的
  • エックスサーバーの「WordPressクイックスタート」なら、すぐに始められる

『エックスサーバー』の「WordPressクイックスタート」なら、レンタルサーバーを申し込むだけで、WordPressのインストールが自動で完了します。

すぐにホームページ制作を始めたいという方には、おすすめなのでぜひチェックしてみてください。

それでは、最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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『エックスサーバー』と『XServerビジネス』の違いは、以下の記事で詳しく解説しています。

なお、当メディア「初心者のための会社ホームページ作り方講座」では、初心者の方にわかりやすく会社のホームページを始められる方法を紹介しています!

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