【2024年7月12日更新】紹介しているフリーメールアドレスの情報を更新しました。
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難しさ | (2.0) |
こんにちは、編集長のカワウソです!
「メールアドレスに大文字を使いたい」と、お考えではありませんか?
「大文字/小文字」「数字」「記号」「文字数」など、メールアドレスに使える文字のルールは、利用するサービスにより異なります。
この記事では、ビジネスでよく利用される「独自ドメインのメールアドレス」と「フリーメールアドレス」における文字ルールを解説します。
カワウソ
この記事は次のような人におすすめ!
- 大文字と小文字が区別されるのか知りたい人
- メールアドレスに使える文字や記号が知りたい人
- メールサービスごとの文字ルールが知りたい人
この記事を読めば、利用するサービスの文字ルールに則ったメールアドレスが作れますよ。
それでは、どうぞ!
メールアドレスの大文字は小文字に変換される可能性あり
メールアドレスには大文字を含まず、すべて小文字の使用がおすすめです。
ビジネスでよく利用されるメールサービスでは、基本的に大文字を含むメールアドレスでも送受信自体はできます。
たとえば、以下のどのメールアドレスでも、同じ宛先に届くのです。
- sample@xserver.ne.jp
- SAMPLE@XSERVER.NE.JP
- SamPle@XserVer.nE.Jp
しかし、大文字を含むメールアドレスがそのまま表示されるかどうかは、「受信側の環境(メールソフトの種類)」により異なります。
たとえば、「SAMPLE@XSERVER.NE.JP」宛てに送った場合、そのまま大文字で表示されることもあれば、「SAMPLE@xserver.ne.jp」に変換されることもあるのです。
さまざまなパターンのメールアドレスが混在すると、宛先の管理がしづらくなるでしょう。
また、メールアドレスは一般的に小文字で使用されることが多いです。
そのため、「大文字じゃないと届かないのかな……」と心配させるなど、受信相手が扱いに困ることも考えられますよね。
大文字でもメールが届くとはいえ、管理や受信相手のことを考えると、メールアドレスは小文字での使用が最適解と言えるでしょう。
この記事で紹介しているメールサービス以外だと、そもそも大文字での送受信に対応していないおそれもあります。
そのため、メールアドレスの大文字使用にはご注意ください。
【サービス別】メールアドレスの文字ルールを解説
ここからは、ビジネスで利用することが多いメールアドレスの文字ルールを解説します。
- 独自ドメインのメールアドレス
- フリーメールアドレス
(※各種類について、のちほど解説します。)
同じ種類のメールアドレスでも、サービスによって文字ルールは異なります。
利用予定のあるメールサービスのルールをチェックしましょう!
独自ドメインのメールアドレス
独自ドメインのメールアドレスは、自身でドメインを取得して作成します。
法人として、まず作るべきメールアドレスだと言えるでしょう。
世界に1つしかないオリジナルのドメインのこと。
社名やブランド名など、好きな文字列をドメインに含めることができます。
メールアドレスとしてはもちろん、ホームページのURLにも利用可能です。
- 会社用でよく使われる文字列(info@やsupport@など)でメールアドレスを作成できる
- フリーメールでは、企業向けのサービスに登録できない場合がある
メールアドレスの作成や使用には、独自ドメインとサーバーの2つが必要です。
独自ドメインはメールの「宛先」となり、サーバーは「送受信や保管」などの機能を担います。
また、メールアドレスの作成や管理もサーバーで行います。
そのため、@の前の文字ルールは利用するレンタルサーバーによって異なるのです。
エックスサーバーで作成するメールアドレスの文字ルール
ここからは、当社『エックスサーバー』のレンタルサーバーでメールアドレスを作成する場合の、文字ルール(@の前)を解説します。
使える文字 | 半角英数字(a~z、0~9) |
使える記号 | .(ドット)/-(ハイフン)/_(アンダーライン) |
文字数 | 1文字~64文字 |
独自ドメインのメールアドレスの特長は、ドメインがオリジナルなので@の前の自由度が高いこと。
エックスサーバーの場合、@の前の文字数は1文字~64文字で設定できます。
しかし、以下の理由からできるだけ簡潔なメールアドレスがおすすめです。
- 相手が入力するときに手間がかかる
- 名刺など印字スペースが限られている場合は、文字が小さくなったり、圧迫感が出たりする
@の前は意図の伝わる2文字以上で設定するようにしましょう。
会社用メールアドレス(@の前)の例や文字列のポイントは、以下の記事で詳しく解説しています。
独自ドメインのメールアドレスを作成する方法
独自ドメインのメールアドレスは、「独自ドメイン」と「サーバー」があれば作成できます。
メールアドレスを作成する大まかな工程は、以下のとおりです。
- レンタルサーバーの申し込み
- 独自ドメインの取得・設定
- メールアカウントの設定
- メールアドレスが使えるかの確認
※エックスサーバーの場合。
工程を見ると複雑そうに感じるかもしれませんが、初心者の方でも簡単にできますよ!
以下の記事で、独自ドメインのメールアドレス作成方法を詳しく解説しています。
ビジネスで利用できるメールアドレスの作成を検討している方は、ぜひ参考にしてください。
カワウソ
上記の記事に沿って進めれば、メールソフトの設定まで完了できますよ!
フリーメールアドレス
フリーメールアドレスは、その名のとおり無料で取得できるメールアドレスです。
当記事では、以下の3つのサービスで取得できるメールアドレス(@の前)の文字ルールを解説します。
- Gmail
- Microsoft Outlook
- Yahoo!メール
フリーメールアドレスについては以下の記事で解説しているので、あわせてご覧ください。
それでは、それぞれ解説します。
Gmail
▲出典:Gmail
使える文字 | 半角英数字(a~z、0~9) |
使える記号 | .(ドット) |
文字数 | 6文字~30文字 |
- sample@gmail.com
Gmailは、Google社が運営するフリーメールサービスです。
カレンダーやMeet(Web会議)などのサービスを利用する目的で、Googleアカウント(Gmail)を取得したいという方も多いでしょう。
Gmailアドレスの特徴は、取得したメールアドレス(@の前)にドットが含まれたものも、同じ宛先に届くことです(参考:Gmail ヘルプ「Gmail アドレスでのピリオドの扱い」)。
たとえば「sample@gmail.com」「s.a.mp.le@gmail.com」のどちらにメールを送っても、同じ宛先に届きます。
これにより、ドットの位置間違いによる、送受信エラーを減らすことが可能です。
カワウソ
ドットのありなしや位置が違うものなど複数のパターンを使うと、メールアドレスの管理がしづらくなります。
使い分ける理由がない場合は、メールアドレスの文字列を統一しましょう!
Microsoft Outlook
▲出典:Microsoftアカウント
使える文字 | 半角英数字(a~z、0~9) |
使える記号 | .(ドット)/-(ハイフン)/_(アンダーライン) |
文字数 | 最大64文字 |
- sample@outlook.jp
- sample@outlook.com
- sample@hotmail.com
Microsoft Outlookは、Microsoft社が提供するメールサービスです。
主にMicrosoft社の無料サービスを、ビジネスで利用する方におすすめだと言えます。
Microsoft Outlookのメールアドレスの特徴は、3つのドメインから選べて、@の前に使える記号が3種類あることです。
メールアドレスの文字列を工夫しやすく、他者と重複しづらいため、メールアドレスが取得しやすいでしょう。
Yahoo!メール
▲出典:Yahoo!メール
使える文字 |
|
使える記号 |
|
文字数 |
|
- sample@yahoo.co.jp
- sample@ymail.ne.jp
Yahoo!メールは、LINEヤフー株式会社が提供するが提供するメールサービスです。
「@yahoo.co.jp」のほかにも、「ymail.ne.jp」のメールアドレスを取得できます。
「@ymail.ne.jp」のメールアドレスは、「@yahoo.co.jp」とは別の文字列を指定することが可能。
同じサービスでも、異なる文字列のメールアドレスを作ることができれば、利用の範囲も広がるでしょう。
さらに、Yahoo!メールは「セーフティーアドレス」と言って、サブアドレスを無料で10個まで作成できます。
複数の用途でメールアドレスを使い分ける場合は、こちらもおすすめです。
まとめ
この記事では、大文字をはじめとしたメールアドレスの文字ルールについて、解説しました。
- メールアドレスは、「小文字」での作成および送信がおすすめ
- メールアドレスの大文字表示は、「受信側の環境(メールソフトの種類)」による
- メールアドレスには、「使える記号」や「文字数」のルールもある
- 使用できる文字のルールは、「メールサービスごとに異なる」
この記事で紹介したメールアドレスでは、大文字を含んだメールアドレスを使用することができます。
しかし、受信相手の混乱を招かないためにも、一般的に利用されることが多い小文字のメールアドレスがおすすめですよ!
以上、最後までお読みいただきありがとうございました。
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