【2022年12月26日】読みやすさの向上を図るため全体的に文章を編集。装飾の追加や詳細ページへのリンクの設置を行いました。
こんにちは、T部長です。
ブログ・ホームページを立ち上げる際に「ドメインとは何？」「どのように使われているんだろう」と、疑問を抱いた人も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、ドメインの役割や種類、取得方法について、初心者の方にもわかりやすく解説していきます！
T部長
この記事はこんな人におすすめ！
- ドメインについて具体的に知りたい人
- ドメインがどう使われているのか知りたい人
- ドメインの取得方法をを知りたい人
この記事を読めば、ドメインに対して具体的なイメージを持てるだけでなく、ブログ・ホームページの開設やメールアドレスの取得に必要な準備が理解できます！
それでは、どうぞ！
▼動画でも解説しています▼
目次
ドメインとは
まずは「ドメインとは何か」から説明します。
ドメインとは、わかりやすく言うと「インターネット上の住所」のこと。ドメインを指定することで、ユーザーはあなたのブログにアクセスできます。
このブログだと、URL（https://www.xserver.ne.jp/blog/）のうち「www.xserver.ne.jp」がドメインにあたります。
以下では、より詳しく理解したい人に向け、ドメインの構造や名称の意味を簡単に説明します。
ドメインの構造
URLは、大きく3つに分けられます。
ドメインに該当するのは、後ろの2つ「ホスト名」と「ドメイン名」です。
https（スキーム）
通信方法を意味しますが、ドメインではないので今回は説明を省略します。
www（ホスト名）
wwwの箇所 はホスト名です。ホスト名とは「■■■ . ○○○ . com」の「■■■」部分をいいます。ドメインを建物に例えるならホスト名は「部屋」です。
xserver.ne.jp（ドメイン名）
ドメインに xserver.ne.jpという名前がついているので「ドメイン名」と呼ばれます。ドメインを建物に例えるならドメイン名は「建物名」です。
T部長
ドメインの種類
「.com」「.net」「.jp」など、ドメイン名には種類があります。
「ドメインにはいくつか種類があるみたいだけど、どんな意味があるの？」とたまに聞かれるので、よく見かけるドメインを分類して、参考までに簡単な意味を紹介します！
gTLD
gTLD（分野別トップレベルドメイン）は分野別のドメインで、誰でもどの国の人でも制限なく使えるのが特徴です！
それぞれのドメインに意味はありますが、用途の制限はなく、どれでも取得できるのであまり気にする必要はありません。
個人でブログを運営する予定なら、基本的にはgTLDのドメインを取得するとよいでしょう！
T部長
ccTLD
ccTLD（国コードトップレベルドメイン）とは、2文字で国や地域を表したドメインのこと。
「.me」（モンテネグロ）「.uk」（イギリス）など国ごとにccTLDがあり、日本は「.jp」です。
T部長
「.co.jp」「ne.jp」などは「属性型JP（ドメイン）」と呼ばれていて、日本在住に加えて「企業であること」や「ネットワーク提供者であること」などの条件を満たした人・組織でしか取得できません。
独自ドメインと共有ドメインの違いとは
「独自ドメイン」と「共有ドメイン」についてもよく聞かれるので、説明していきます。
ドメインは大きく分けると、「独自ドメイン」と「共有ドメイン」の2つがあります。
独自ドメイン
独自ドメインとは、自分1人で所有しているドメインです。
他の人が同じ名前のドメインを持っていなければ取得できます。
共有ドメイン
共有ドメインとは、1つのドメインを複数人で共有して利用するドメインです。
たとえば「はてなブログ」でブログを始めた人は「hatenablog.jp」というドメインを共有して利用しており、1人で所有しているわけではありません。
また一般的にGmailの「gmail.com」は共有ドメインといわれませんが、利用者がサービスの中で同じ「gmail.com」を共有して使用しているので、大きなくくりでとらえれば共有ドメインと言えます。
独自ドメインと共有ドメインを住まいで例えると、「独自ドメイン = 家族で暮らす戸建ての家」「共有ドメイン = 1つの建物に複数人が部屋を借りて生活するマンション」です。
独自ドメイン・共有ドメインのそれぞれにメリットやデメリットがあるので、下記で説明します。
独自ドメインのメリット3つ・デメリット2つ
- 信頼度が高い
- ドメイン契約をやめない限りずっと使える
- SEO対策がしやすい
- 維持費が年間1,000円前後かかる
- 準備するのに少し時間と手間がかかる
独自ドメインは、年間で1,000円前後の費用がかかります。
しかし、共有ドメインよりも信頼性が高く、かつSEO対策がしやすいなど、非常にメリットが大きいです！
T部長
独自ドメインについては以下の記事で詳しく解説しているので、ぜひあわせてご覧ください！
【初心者向け】独自ドメインとは？メリットやおすすめ取得方法も解説
共有ドメインのメリット2つ・デメリット2つ
- 無料で利用できる
- アカウント登録だけで簡単に使える
- ドメイン名を好きに選べない
- サービス提供が終わればなくなってしまう
共有ドメインは無料で利用できる分、使い方が制限されてしまいます。
T部長
ドメインの活用方法は2つ
ドメインの活用方法は、以下の2つです。
それぞれ解説します。
1：Webサイトを作る
ドメインは、ブログやWebサイトを開設するのに欠かせません。
WordPressなどでWebサイトを作る場合は、ドメインだけでなくサーバーも用意する必要があります。
面倒に感じるかもしれませんが、ご安心ください。
レンタルサーバーによっては、契約時に独自ドメインをセットで取得できるものもあります！
当社運営のエックスサーバーで申し込むと、独自ドメインが無料で取得できる特典も！
- 独自ドメイン1年無料特典：対象の独自ドメインを、全種類1年間無料で使える特典
- 独自ドメイン永久無料特典：12か月以上のプラン申し込み＆自動更新設定の有効化をすることにより、特定の独自ドメインを永久無料で取得できる特典。
ブログやWebサイトの開設を考えている人は、ぜひ検討してみてください。
エックスサーバーでWordPressブログを開設する方法は、以下の記事で詳しく解説しています。
【たった10分】WordPressブログの始め方｜初心者でも簡単に開設できる！
また、レンタルサーバーについては以下の記事で詳しく解説しています。
【比較】初心者向けレンタルサーバーの選び方！おすすめサービスはこれ！
2：メールアドレスを作る
ドメインは、メールアドレスを作る際にも活用できます。取得したドメインを、メールアドレスの「@以下の文字」にして、オリジナルのメールアドレスを作成しましょう。
「ブログのドメインと同じメールアドレスを作成して、お問合わせフォームの送信先として設定する」といった使い方ができます。
メールアドレスを作る際も、ドメインに加えてサーバーが必要です。
独自ドメインを取得する方法は？
共有ドメインは、アカウント登録のみで使用できるケースがほとんどなので難しくありません。
しかし、独自ドメインは取得するまでに少し作業が必要です。
独自ドメインの取得方法は下記のページで詳しく紹介しているので、ぜひ参考にしてください！
【初心者向け】独自ドメインとは？メリットやおすすめ取得方法も解説
ドメインの料金形態も要チェック
ドメインを購入する際に気をつけたいのが、取得料金と更新料金の違いです。
取得料金とは、ドメインの購入時に発生する費用。
一方で更新料金とは、1年後などドメインの契約期間が切れた際に発生する維持費です。
- 取得料金：1円～1,000円ほど
- 更新料金：1,500円ほど
「一番安いと思って取得したのに、維持費がかなり高額だった……」となってしまうことも多いです。
見落としがちなポイントなので、ドメインの取得時は更新料金もチェックしておきましょう！
T部長
ドメイン名の決め方
ドメイン名はブログ・ホームページの入り口となるので、覚えやすくわかりやすいものにするのがおすすめです！
ドメイン名の決め方のコツ2つをお伝えします。
- サイトの内容を表現する
- 長過ぎないようにする
たとえば、バーベキュー場を紹介するサイトなら、ドメイン名には「bbq」といった文字を入れてみましょう。
サイトの内容を表現できるので、一目で「バーベキュー関連のサイトだ！」と読者が判断しやすくなります。
また、ドメイン名が長すぎると覚えづらく、アクセスが減る可能性があるので注意してください。
ドメイン名の付け方について詳しく知りたい人は、下記をご覧ください。
【失敗しない】ドメイン名の決め方！おすすめのドメイン取得サービスも紹介
ドメインに関するよくある質問
最後に、ドメインに関するよくある質問をまとめました。
1.サブドメインって何？
サブドメインとは、独自ドメインをもとに生成できるドメインのことで、以下のようなURLになります。
- 独自ドメイン：〇〇.com
- サブドメイン：××.〇〇.com
サブドメインはコストを抑えて複数ブログを運用したいときや、独自ドメインとは別のコンテンツを扱いたいときに利用することが多いです。
たとえば、検索エンジン「Yahoo!」のドメインは「https://www.yahoo.co.jp/」ですが、オークションサービス「ヤフオク」はサブドメインの「https://auctions.yahoo.co.jp/」で運用されています。
T部長
以下の記事で、サブドメインを使ったブログの作り方を解説しています。
2つ目のブログの作り方！WordPressで複数サイトを運営する方法を解説
2.ドメイン名はあとから変更できる？
ドメイン名をあとから変更することはできません。変更したい場合は新しいドメインを取得して、記事のデータを引っ越す必要があります。
ただ、サイトの引っ越しは手間がかかる上に、ドメインに蓄積された評価がリセットされてしまいます。
ドメイン名はあとで修正しなくて済むように、念入りに考えておきましょう！
考える際は前述したポイントを意識してみてください。
まとめ：ドメインについて正しく理解しておこう！
今回お伝えした内容を簡単に復習しましょう！
- ドメインとはインターネット上の住所で、いくつか種類がある。
- ドメインは取得方法の違いで「独自ドメイン」と「共有ドメイン」に分かれる。
- 独自ドメインと共有ドメインにはそれぞれメリット・デメリットがある。
- 独自ドメインは、ホームページやメールアドレスで活用されている。
独自ドメインでブログ・ホームページを立ち上げたり、メールアドレスを作ったりする場合は、レンタルサーバーも借りる必要があります。
セットで申し込むとドメイン代の無料キャンペーンが適用されて、お得にドメインを取得できる場合もあります！
最短で申し込みたい人は、ぜひ以下の記事を参考にレンタルサーバーとドメインを取得してみてください！
【たった10分】WordPressブログの始め方｜初心者でも簡単に開設できる！
以上、最後までお読みいただきありがとうございました。
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