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アドアフィリエイトとは?仕組みや始め方をくわしく解説!

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T部長

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こんにちは、T部長です!

「アドアフィリエイト」という収益化の手法があることを、ご存じでしょうか?

「アドアフィリエイトって何?」「興味はあるけど、どう始めたらいいか分からない」という方も多いと思います。

この記事では、アドアフィリエイトの基礎、仕組み、やり方・始め方などを、初心者でも理解しやすいように解説します。

T部長

この記事は次のような人におすすめ!

  • アドアフィリエイトがどんなものか知りたい
  • 通常のアフィリエイトと何が違うのか知りたい
  • アドアフィリエイトのメリット・デメリットが知りたい
  • アドアフィリエイトの始め方が知りたい

アドアフィリエイトはスピーディに収益化できる期待があるものの、費用がかかり、赤字などのリスクもある方法です。
そのため、よく知らないままに手を出すのは危険です。

概要や始め方のほか、アドアフィリエイトで成功するためのポイント注意点も紹介していきます。
最後まで読んで、アフィリエイトでの収益化に向けて第一歩を踏み出していきましょう。

それでは、どうぞ!

アドアフィリエイトとは?

アドアフィリエイトとは、Web広告を使ってアフィリエイトサイトに人を呼び込み、そこに載せたアフィリエイト広告経由での成果報酬を稼ぐ収益化方法です。

「アド」「Advertisement(広告)」

アフィリエイトでの収益化における難関の一つ「集客」を、Web広告で行います。

Web広告とは

Web広告とは、インターネット上のWebサイト、ソーシャルメディア、検索エンジンなど、Webを媒体とする広告の総称です。

アドアフィリエイトでは、主に以下のような広告を活用します。

アドアフィリエイトに活用するWeb広告
  • リスティング広告
    検索エンジンの検索結果に表示されるテキスト広告
  • ディスプレイ広告
    ウェブサイトやアプリ上に表示される画像や動画などのビジュアル広告
  • SNS広告
    Facebook、X(旧Twitter)、Instagramなどのソーシャルメディア上で配信される広告

以下はリスティング広告の例です。

出典:Google検索

続いて、ディスプレイ広告の例。画像などのビジュアルを用いた広告です。

出典:Yahoo! JAPAN

続いて、SNS広告の例です。X(旧Twitter)ではタイムライン上に表示されます。

出典:X

そもそものアフィリエイトとは、ブログなどのWebサイトに載せたアフィリエイト広告経由で、提携している商品の購入やサービスの利用につながった場合に成果報酬を受け取れる仕組みのことです。

アフィリエイトで収益を得るには、アフィリエイト広告を載せたページにアクセスを集める必要があります。

アクセスを集めるためにWeb広告を用いる手法が、アドアフィリエイトと呼ばれています。

アフィリエイトとは アフィリエイトとは?【一目でわかる】仕組み・始め方・やり方を図解で解説

SEOアフィリエイトなどとの違い

アフィリエイトには、「アドアフィリエイト」のほかにも、「SEOアフィリエイト」など、いくつかの種類があります。

たとえば以下のようなものです。

そのほかのアフィリエイトの種類
  • SEOアフィリエイト
    SEO(検索エンジン最適化)によって、検索結果の上位表示を狙うことでアクセスを集めたうえで、アフィリエイトに取り組むもの
    ブログなどでのアフィリエイトとしてもっとも一般的
  • SNSアフィリエイト
    SNSを活用して商品やサービスを紹介したり、アフィリエイトサイトへ誘導したりして集客を行い、アフィリエイトに取り組むもの
  • メルマガアフィリエイト
    メールマガジンに人を集め、商品やサービスを紹介することでアフィリエイトに取り組むもの

基本的な違いは「集客方法」です。

「アドアフィリエイト」ではWeb広告を活用しますが、SEOアフィリエイトでは検索エンジンを活用して集客します。

主な違いは以下のとおりです。

アドアフィリエイトSEO
アフィリエイト
SNS
アフィリエイト
メルマガ
アフィリエイト
集客方法Web広告検索エンジンSNSメール
マガジン
収益化までの
時間
短い長いやや短い中程度
収益の
安定性
中程度
広告の予算次第
高い
ただし検索アルゴリズム次第で変動あり
やや低い中程度
費用広告運用のための費用が必要0円~0円~0円~
メール配信システムに費用が必要な場合も

Web広告を載せるには費用が必要ですが、うまく進めば、集客を一気にブーストできる強みがあります。
最短、広告を配信して即日アクセスを得ることも可能です。

もっとも一般的な「SEOアフィリエイト」では、まとまったアクセスを得るようになるまで、数か月から半年など、長い時間がかかることも。

「アドアフィリエイト」は、高い集客力をもつWeb広告を活用してアフィリエイトでの収益を稼ぐ点に、大きな特徴があります。

SNSアフィリエイトの始め方・やり方を解説!収益化のコツや注意点も紹介

アドアフィリエイトでの広告配信先

アドアフィリエイトの集客に活用する主な広告配信先には、以下のようなものがあります。

アドアフィリエイトに活用される主な広告配信サービス
  • Google広告
  • X広告(旧Twitter広告)
  • Facebook広告
  • YouTube広告
  • TikTok広告
  • Instagram広告
  • LINE Ads
  • SmartNews Ads
  • Gunosy Ads

よく活用されるのは、Googleの検索結果画面に表示される、Google広告のリスティング広告です。

出典:Google広告

悩みや疑問を解決するために、Google検索を用いて情報を調べる人は非常に多く、そんなユーザーに向けて効果的な訴求が可能です。

また、FacebookやInstagramなどのSNS広告や、YouTubeやTikTokといった動画メディアの広告もよく使われています。

どこを選択すべきかは、配信したい広告の内容やターゲットとなるユーザーの特性によって異なります。
紹介すべきユーザーを考慮して、広告の配信先を決めるようにしましょう。

アドアフィリエイトのメリット4つ

では、アドアフィリエイトにはどのようなメリットがあるのか、具体的に紹介します。
主に以下のような点です。

アドアフィリエイトは、1ページだけでも運用できるため、取り組みハードルが低く、収益化するまでの時間を短縮できる強みがあります。

順にくわしく見ていきましょう。

1. 収益化までが早い

アドアフィリエイトは収益化までが早い点が大きな魅力です。

広告を通じてすぐにターゲットとなるユーザーのアクセスを促せるため、SEOなどに比べて非常に素早く集客できます。

たとえばSEOだと、公開した記事が検索エンジンに評価され、アクセスが生じるような上位に表示されるまでに、早くても数か月程度はかかります。

アフィリエイトで収益を得るには、ページにアクセスしてもらう必要があるため、集客は非常に重要。

アドアフィリエイトでは、短期間でアクセスを確保できるので、ほかの方法と比べて早く収益を生み出すことが可能なのです。

2. 収益化の再現性が高い

アドアフィリエイトは、収益化の再現性が高いのも特徴です。

これは、広告の運用など、集客の仕組みにおいて自分でコントロールしやすい要素が多いから。

もちろん、市場・アフィリエイトサイトの内容・広告の出し方などによって異なる部分はありますが、成功事例を参考にすれば再現性の高い運用が可能です。

うまくいかない場合でも、自分で検証して軌道修正できます。

たとえばSEOでは、集客に必要な「上位表示」は基本的にコントロールできません。
同じ運営者が記事を作ったとしても、キーワードによっては高い評価が得られない場合もあります。

このように収益化の仕組みづくりがしやすい点は、アドアフィリエイトがもつ強みの一つです。

3. SEOによい影響が期待できる

ブログなどでSEOにも取り組んでいる場合、アドアフィリエイトによって、SEOへもよい影響が期待できます。

なぜなら、自分のブログジャンルに興味・関心が強いユーザーを、効率的にサイトへ集められるためです。

興味・関心が強いユーザーは、記事を熟読するために長くブログ内に滞在し、購入などのポジティブな行動をとってくれる可能性も高いです。

ユーザーの行動から有益なサイトだと判断されれば、SEOでもよい評価が期待できます。

Web広告からのアクセス量は予算次第な面もありますが、地域・年齢・性別など、複数の要素でターゲットを絞り込めば、予算を抑えつつ効率的な集客も可能です。

SEOと並行して取り組んでいる場合は、こういった副次的な効果も期待できるでしょう。

4. 1ページだけでも運用できる

アドアフィリエイトでは、広告のリンク先として1ページでもあれば運用が可能です。

SEOの場合、ブログなどのサイト全体の評価を上げ、検索結果の上位に表示されるために多くの記事が必要です。
収益を生む記事への集客のために、関連する複数の検索キーワードからアクセスを集め、そこに送客するための記事を用意することも。

アドアフィリエイトの場合、広告から収益用のページへ直接ユーザーを送れるため、1ページだけでも運用ができます。

用意するものが少ないのは、収益化の早さを後押しします。

T部長

ただし、コンテンツによっては、広告配信サービスやアフィリエイト広告案件の審査でNGが出る場合もあります。
その場合は、コンテンツの量や内容を充実させるなどしましょう。

アドアフィリエイトのデメリット3つ

メリットだけを見ると非常に強い収益化方法ですが、注意しておくべきデメリットもあります。

主に以下のような点です。

最大の注意点は、広告の配信に費用がかかる点です。うまく収益化できなければ、赤字になることも考えられます。

順に解説していきます。

1. 広告費用がかかる

アドアフィリエイトの大きなデメリットとして、広告費用が大きな負担となることが挙げられます。

元手となる資金が必要な点は、アドアフィリエイトに取り組むうえで大きなハードルです。

とくに競争の激しいキーワードで広告を配信する場合、高額な出費が必要になることも。

アフィリエイトでの収益がうまくあげられなければ、赤字になる可能性があります。

また、とくにセールスライティングなどの効果的な訴求スキルが十分でない初心者の場合、うまく収益化できず、リスクがさらに高まります。

まずは、SEOやSNSなど、別の集客経路から一定の収益を確保できる状態にしてから取り組むのが無難です。

2. 競争率が高い

アドアフィリエイトでは、競争率の高さも大きなデメリットです。

多くのアフィリエイターが限られた市場で収益を上げようとしているため、人気の製品やキーワードでの競争は激しくなります。
また、キーワードによっては、企業との競争になる場合もあり、予算では太刀打ちできません。そのため、どこで競争するかはよく考える必要があります。

たとえば、健康や美容製品といった人気の分野では、同じ製品を紹介しようとする多数のWebサイトが存在し、目立つための独自性や価値提供が求められます。

この競争に打ち勝つには、より多くの広告費用が必要だったり、訴求効果の高い広告を作ったりすることが必要

アドアフィリエイトでは、競争率が高いために、費用面やスキル面でのハードルがいっそう高くなっているのです。

3. 広告の運用スキルが必要

当然のことですが、アドアフィリエイトには広告の運用スキルが必須です。

運用スキルには、広告配信の管理ツールを取り扱うスキルはもちろん、適切なターゲット設定、効果的な広告コピー作成、予算管理なども含みます。

たとえば、効果の低い広告を見極めて修正するスキルや、広告のパフォーマンスを分析するためのデータ解析能力なども求められます。

これらのスキルが不足していると、広告予算を無駄に消費してしまい、収益化への道のりが遠のくでしょう。

広告の運用スキルは、経験がない初心者にとって、取り組む上でのハードルです。

T部長

業務などの経験から、すでにスキルがあったり、少額で学習しながら進めたい人であったりするならば、問題はありません。

アドアフィリエイトのやり方・始め方

続いて、具体的にアドアフィリエイトを進める手順を解説していきます。

以下のような手順に沿って進めていきましょう。

アフィリエイトに取り組む流れは、SEOアフィリエイトの場合と同じですが、集客用の広告を配信する手順が加わります。

順に見ていきましょう。

ASPに登録する

まずはアフィリエイトに取り組めるように、ASP(アフィリエイトサービスプロバイダ)に登録しましょう。

ASPに登録し、広告主と事前に提携をしておかないと、商品を紹介しても成果報酬が得られません。

また、具体的な商材を見据えていないと、広告で誘導する先のコンテンツが作りにくいので、先に登録して紹介できそうな商材などを確認しておくのがおすすめです。

著名なASPとしては、以下があります。

ただ、ASPによっては登録時に審査があり、審査時にはアフィリエイトサイトが必要です。

まずは、サイトがなくても登録が可能な「A8.net」に登録しましょう。
ほかのASPは、アフィリエイトサイトを作ったあとに順次登録すればOKです。

ただし、ASPの規約においては、Web広告への入稿について規定を設けていることがあります。
違反すればペナルティを課されることになりますので、想定している形でアドアフィリエイトに取り組めるのか、必ず事前に規約類をひととおり確認しておきましょう。

ASPについては以下の記事でも紹介していますので、参考にしてみてください。

アイキャッチ 【厳選おすすめ】アフィリエイトサービス(ASP)初心者向けの大手8つを紹介

紹介する商材を決める

続いて、アフィリエイトで紹介する商材を決めていきましょう。

以下のようなポイントを踏まえて検討してください。

アドアフィリエイト商材選びのポイント
  • 需要がある商品(大手企業の信頼性のある商品)
  • 知識や利用経験がある商品
  • 報酬単価が高い商品

まず、紹介する商品を購入してもらうのであれば、ポイントをしっかり見極めてアピールする必要があります。
そのためには、趣味や本業などから知識が豊富なジャンルの商品や、実際に利用した経験のある商品を選びましょう。

T部長

公式サイトに載っているような情報ばかりだと、独自性が低いコンテンツとして、審査に通らず、広告を配信できない可能性もあります。

また、報酬単価が高い商材を選ぶこともポイントです。
広告費用を回収するためには、成果に結びついたときに一定の報酬が期待できないと、赤字になってしまいます。

ただ、報酬単価が高いジャンルは人気で、競合が多い可能性が高いです。
広告配信のターゲットを絞り込んだり、登場したての新しいジャンルや商品で勝負したりするなど、戦略を工夫してみましょう。

商材選びは、以下の記事も参考にしてみてください。

売れるアフィリエイト商品 5つの選び方で商品を見つけよう 【売れる!】アフィリエイト商品(商材)5つの選び方を解説! 【単価別】アフィリエイトジャンル17選!決まらないときの決め方も解説

アフィリエイトサイトを作る

では、商材が決まったところで、アフィリエイトサイトを作っていきましょう。

広告のリンク先となるランディングページが1ぺ―ジだけあれば、運用できます。

ランディングページ(Landing Page)とは

広告においては、広告をクリックしたときの遷移先として設定するページを指します。
基本的に1ページのみで構成され、あちこち移動するメニューなどはなく、資料請求や申し込みなど、訪問者に期待するアクションを促すことに特化しています。

ただ、ASPや広告主によっては審査で落とされる可能性もあるので、複数ページを用意してミニサイトにしたり、より安定的な運営を目指すブログを作ったりするのが安心です。

ミニサイトとは

特定の目的やテーマに特化した小規模なウェブサイトのこと。
規模は厳密に定義されているわけではありません。5ページ~10ページ程度で構成されることが多いです。

初心者の場合、今後の運営を安定させる意味でも、Web広告以外にも、検索エンジンなどからのアクセスを集められるブログがおすすめです。

収益の源はサイトへのアクセス。アクセス経路が複数あることは安定運営につながります。

費用がかかるアドアフィリエイトに取り組むならなおのこと、ほかの経路からもアクセスを集め、収益を得やすくしておくことでリスクを下げやすいです。

初心者がアドアフィリをいきなり成功させるのは、それなりにリスクやハードルがあるので、別の収益源やアクセス源を確保しやすい形を検討しましょう。

ブログの作り方については以下の記事を参考にしてみてください。

【初心者向け】ブログの始め方完全ガイド!立ち上げから収入を得る方法まで

アフィリエイト広告を掲載する

続いて、実際にASPで広告プログラムと提携をし、作成したアフィリエイトサイトに、アフィリエイト広告を掲載していきましょう。

具体的には以下のステップで進めます。

アフィリエイト広告掲載の流れ
  1. ASPから広告プログラムを探す
  2. 広告プログラムと提携する
  3. サイトに広告を貼る

広告プログラムによっては、提携時に審査があります。
審査に通って提携が完了したら、広告主から提供される広告素材を活用して、サイトに広告を掲載していきます。

アフィリエイト広告を掲載するときには、あらかじめ以下の点を意識しておきましょう。

広告を貼る前に理解しておくべきこと
  • 記事の下部にいくほど、ユーザーは徐々に離脱して減っていく
  • 購買意欲が高い人から低い人までさまざまなユーザーが訪れる

すぐ購入したい人や、訪問時はそこまで意欲がない人もいるので、記事の進行にあわせて、随所でバランスよく広告を掲載することが大事です。

その点を踏まえたうえで、ブログ記事で効果的な広告の掲載箇所をご紹介します。

ブログ記事での効果的なアフィリエイト広告の掲載箇所
  • 目次上(書き出し)
  • 商品紹介の見出しのなか
  • 商品紹介の画像
  • 商品説明の最中
  • 記事のまとめ

ただ、広告で成果が出るまでには、商品・広告の内容・デザイン・周辺の環境・訪問者の状況など、さまざまな変動要素があり、そこに「絶対」はありません。

改善を繰り返し、試行錯誤しながら最適化に努めましょう。

くわしくは以下の記事を参考にしてみてください。

アフィリエイト広告とは?種類〜売上が高まる貼り方まで

広告の配信先を決める

アフィリエイトサイトの準備ができたら、集客用のWeb広告の配信先を決めていきましょう。

広告配信先を決めるときは、ターゲットユーザーに広告を見てもらいやすい配信先を選ぶことが重要です。

広告配信先ごとの特性の例
  • Google広告
    特定の情報、製品、サービスを、明確な目的を持って積極的に検索しているユーザーにリーチしやすい
  • X広告(旧Twitter広告)
    リアルタイム情報を求めるユーザーに効果的
  • Facebook広告/Instagram広告
    趣味や興味にもとづいてターゲットを絞り込みやすい
  • YouTube広告/TikTok広告
    動画コンテンツを通じて、エンターテインメントを求めるユーザーにリーチしやすい

選び方のポイントは、商材・サービスの特性と、ターゲットとなるユーザー層の特性を照らし合わせることです。

ただし、各媒体を利用するユーザーは、必ずしも上に示した限りではありません。

広告の配信先も、紹介する商材や、自分の戦略に合うかどうかを探りながら取り組んでみてください。

広告を配信して集客する

最後に、Web広告を配信して集客していきましょう。

先ほど決めた配信先のサービスで、広告用のアカウントを作り、以下を順次設定していきましょう。

  • 配信するターゲット
    地域、年齢、性別、興味・関心、キーワード、行動履歴などで、広告を表示するユーザーを絞り込む
  • 広告費の予算
    1日あたりの上限や広告キャンペーン全体の上限など
  • 広告として表示する内容
    広告として表示するテキスト、画像や動画といったビジュアル素材など

広告費はあらかじめ予算を設定して、想定していた金額を大きくオーバーしないように調整しましょう。

Web広告はターゲットが広いほど、費用がかさみます。
また、競争率が高い広告枠に配信する場合にも、費用が多く必要です。

最初はターゲットを絞り込み、予算を低めに設定して運用するのが無難です。

T部長

予算が確保できる場合は、幅広く広告を配信したうえで、反応のよいターゲットを見極め、絞り込んでいく方法もあります。
ただ、これから収益源を確保する初心者は、避けるのが無難でしょう。

また、1件のアフィリエイト成果を得るために、かけられる費用の上限も考慮するのが大事です。

たとえば、1件の成果で1000円の報酬が得られる商材に対して、費用を2000円かけていたのでは赤字になってしまいます。

「期待できる収益」「予算」「ターゲットの設定」「広告の内容」のバランスを取りながら、運用していきましょう。

T部長

配信した広告によってユーザーを集め、アフィリエイト広告を経由して、商品やサービスが購入されれば成果が獲得できます!
広告プログラムの承認率も考慮しよう

アフィリエイトで発生した成果によって報酬を得るには、広告主に成果を承認してもらう必要がある点も意識しておきましょう。
場合によっては否認され、報酬が得られないこともあります。

広告プログラムごとに、実績として承認された比率(承認率)を公開しているASPもありますので、参考にしてみてください。

たとえば、承認率が80%の場合、100件の成果のうち、80件で報酬がもらえる期待がもてます。
承認率が50%の場合は、100件中50件程度しか報酬が期待できません。

なるべく承認率の高い広告プログラムを選ぶことも大事なポイントです。

アドアフィリエイト成功のコツ

続いて、アドアフィリエイトを成功させるためのコツも紹介しておきます。

以下のような点を踏まえて、アドアフィリエイトに取り組んでみてください。

アドアフィリエイトには、費用面などに相応のリスクがあります。
SEOなどの別の集客経路を確保し、収益面においても活動のベースを作っておくのが安全です。

順にくわしく解説していきます。

ブログでSEOにも取り組む

アフィリエイト初心者の場合、SEOにより集客するブログからアフィリエイトに取り組むことをおすすめします。

経験のない初心者が、アドアフィリエイトをいきなり成功させるのは、高いハードルがあるためです。

アフィリエイトの基礎部分である「サイト作り」「ASPへの登録」「広告の掲載」などでも、初心者にとっては慣れないことだらけのはず。
アドアフィリエイトでは、「広告費用」というリスクも加わるため、さらにハードルが上がります。

SEOで集客するブログから先に取り組むことで、アドアフィリエイトに取り組むリスクやハードルを下げやすいです。

メリット
  • アフィリエイトで成果を出す土台を作っておける
  • ベースとなる収益が作れるため赤字リスクが減る
  • 広告で集客したときにSEOへの好影響が期待できる

先にアフィリエイトサイトとしてブログが整っていれば、成果を出す土台があるため、アドアフィリエイトに取り組むときにスムーズです。

着手時にあれもこれもと慌てる必要がなく、Web広告の運用に集中するだけで、さらなる成果アップが狙えます。

また、SEOでの集客によってブログに収益があがっていれば、Web広告の費用に充てられるため、赤字リスクが下げられるでしょう。

アドアフィリエイトは、うまく運用できれば高い収益が期待できるものの、リスクやハードルもあります。
先にブログに取り組み、失敗につながる要素を減らしておくことをおすすめします。

ブログの始め方は以下の記事で解説していますので、参考にしてみてください。

【初心者向け】ブログの始め方完全ガイド!立ち上げから収入を得る方法まで

広告クリエイティブの質にこだわる

広告クリエイティブとは、テキスト・画像・動画などの、広告掲載のための素材です。

アドアフィリエイトでは、広告でターゲットの興味をひき、アフィリエイトサイトへ呼び込めるかが非常に重要。
そのため、広告クリエイティブは成否の要となる部分です。

どのようなものが成果につながるかは、商材や広告の配信先にもよるため、一概には言えません。
ただ、以下のようなポイントを意識するとよいでしょう。

広告クリエイティブのポイント
  • 商材のイメージと合わせた内容にする
  • ターゲットに合わせたメッセージにする
  • メッセージはシンプルに伝わる内容にする
  • 商材に関する実績・客観的な評価を載せる
  • 広告の配信先に合わせた内容にする
  • ターゲットの目をひきやすいビジュアルを使う

ターゲットユーザーが興味を持っていることや、商材の特徴ベネフィット(利用した先にある利益)をしっかり理解しておくことが大事です。

また広告として効果的な表現をしたいなら、普段ネットを利用するときにWeb広告の内容に着目しておくとよいでしょう。
目に留まった広告の「どの要素に惹きつけられたのか」を考え、アイデアとしてメモしておくのがおすすめです。

そのほか、広告の掲載先によって、広告のサイズやフォーマットが異なり、ユーザーからの見え方が異なるので、その点も事前によく考慮しておきましょう。

改善サイクルを回しつづける

成功するためにもっとも大事なのは、「改善サイクルを回し続けること」です。

最初に実践した内容が、あらゆる形と比較してベストであることはまずありません。
必ず不十分だった箇所があるはずです。

現状を分析し、対策を考え、よりよい形を模索しつづけることが成功の秘訣です。

広告クリエイティブの内容は、サイズ、文章、色などが異なれば違う結果になるかもしれません。
広告配信のターゲットを変えたら、集客の効率が上がって、より大きな成果が上がることもあるでしょう。

アドアフィリエイトの効果を最大化するには、試行錯誤を繰り返すことこそが必要不可欠です。

T部長

改善サイクルを回すことは、アドアフィリエイトに限らず、あらゆる活動において非常に大事です!

アドアフィリエイトの注意点

最後に、アドアフィリエイトに取り組むうえでの注意点を紹介しておきます。

以下のような点はとくに注意が必要です。

いずれも、きちんと守らなければ、適切な活動が継続できなくなるリスクがあるものです。
取り組むときには細心の注意を払いましょう。

順に解説していきます。

広告サービスやASPの規定を順守する

アドアフィリエイトでは、利用するASPや広告配信サービスが設けている規定類を順守する必要があります。

違反した場合、成果につながらないだけでなく、アカウント停止などの措置も考えられます。

また、提携するアフィリエイト広告のプログラムによっては、広告主が設定したルールなどが加わる場合もあります。

以下は守るべき内容の一部です。

アドアフィリエイトでの注意点
  • 広告主がWeb広告の出稿自体を禁止している場合がある
  • 広告出稿時に禁止されるキーワードが設定されている場合がある
  • 広告主の商標(商品・サービス・ブランドの名称など)を含むキーワードで出稿しない
  • 表示と実際の内容が異なる虚偽の広告を配信しない
  • 広告のリンクに直接アフィリエイトリンクを設定しない
  • 広告のリンク先で自動転送を用いた強引なページ誘導をしない
  • 広告主の公式サイトであるかのように誤認させる内容にしない
  • 古く、誤った情報を載せない
  • 禁止コンテンツを含んだ広告を出さない
  • キーワードと関係性の低い広告を出さない
  • リンク先ページにはキーワードと関連性がある情報を載せる

出典:A8.net

アフィリエイト広告のプログラムによっては、広告出稿を禁止していたり、禁止キーワードなどのルールを設けたりしている場合があります。
完全に禁止されている場合は、アドアフィリエイトには取り組めません。

また、広告主のイメージを毀損しかねない強引な集客は、迷惑行為でしかないので絶対に止めましょう。

広告の配信サービスにおいても、不適切な広告が配信されないようにポリシーを設けています。

広告出稿時の審査に通らなければ、広告は出せません。必ず事前に確認するようにしましょう。

広告表現に注意する

広告は高い集客力をもちますが、どんな内容でも出稿できるわけではありません。

内容によっては法律違反となる場合があるため注意が必要です。
広告を出すにあたって「知らなかった」では済みません。

以下のような表現にはとくに注意しましょう。

注意が必要な広告表現
  • 最上級表現
    「No.1」「最安」「国内トップ」「世界一」「最高級」など、最上級であることを示す表現。
    表現を用いるためには具体的な根拠の提示が必要。
  • 打消し表示
    強い訴求を行う一方で、「結果には個人差がある」「一部例外がある」など、予期できない事項でメリットを打ち消す表示のこと。
  • 比較表現
    他社の商品などと比較して優位性をアピールする表現のこと。
    表現を用いるためには具体的な根拠の提示が必要。
  • 激安表現
    「激安」「超特価」「破格」などの価格に関する表現を用いるには、具体的な根拠の提示が必要。
  • 完璧表現
    「絶対」「完全」「完璧」などの表現は断定が難しいためNG。
  • 効果・効能をうたう表現
    食品や健康食品などにおいて、医薬品と誤解させるような表示や、承認されていない効果・効能に関する表示はNG。

広告表現においては、透明性と正直さをもって、誤解のないよう慎重に情報を伝えることが重要です。

広告に用いる表現については、ASPや広告配信サービスでも規定されていますので、よく確認しておきましょう。

まとめ

今回の記事では、アドアフィリエイトの概要、仕組み、やり方などについて解説してきました。

記事の要点をまとめると、以下のとおりです。

まとめ
  • アドアフィリエイトは、Web広告で集客を行うアフィリエイトのこと
  • SEOでのアフィリエイトに比べて、短期間で収益化できる強みがある
  • 広告費用が必要なので赤字になるリスクがある
  • 初心者はSEOで集客するブログを先に取り組むのがおすすめ
  • ASPや広告サービスの規定や用いる広告表現には、注意が必要

アドアフィリエイトには、ブログ記事などのコンテンツを多く必要とせず、広告を使ってスピーディに集客をするため、短期間で収益化できる強みがあります。

ただ、広告費用がかかるため、赤字になるなど、安易に手を出すとリスクがある収益化方法でもあります。

多くの要素を戦略的に組み合わせて運用する必要があるため、事前によく戦略を練ることと、改善サイクルを回ししつづけることが大事です。

初心者の場合、SEOやSNSで集客するアフィリエイトなど、リスクが低い方法から取り組み、まずは経験や知識を得るとともに、活動の土台を作りましょう。

本記事を参考に、ぜひアフィリエイトに取り組んでみてくださいね。

以上、最後までお読みいただきありがとうございました。

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