こんにちは、T部長です!
ブログに広告を載せたいが設置の仕方がわからない、と思っていませんか?
今回の記事では、広告掲載を自動化してくれる「Googleアドセンス自動広告」について解説します。
T部長
この記事は次のような人におすすめ!
- Googleアドセンスの広告設置を簡単に行いたい
- Googleアドセンスの広告をどう設置したらいいか悩んでいる
- Googleアドセンス自動広告の設置方法が知りたい
「自動広告」は便利ですが、「稼げない」とか「PV数を伸ばしたいブログ初心者にはデメリットが多い」などの声も聞きます。
この記事では、Googleアドセンス自動広告の概要から、メリット・デメリットをわかりやすく解説します。
期待できる収益と設定方法も解説しているので、参考にしてください。
それでは、どうぞ!
目次
Googleアドセンス自動広告とは
Googleアドセンス自動広告は、Googleアドセンス広告(Google AdSense)を「自動化」したものです。
サイト管理者(ブロガー)が手間をかけずに広告を掲載できるよう設計されています。
もともとGoogleアドセンスは「半自動広告」で、どのスポンサーのどの商品を広告するかGoogleが決めてくれます。
しかし、広告の設置場所はブロガー自身が決めなければなりません。
それに対してGoogleアドセンス自動広告は、広告の掲載場所までGoogleのAIが決定します。
広告掲載のオートマチック化をさらに進めたのがGoogleアドセンス自動広告です。
ブロガーがすることは、広告掲載をオンにするかオフにするかの設定だけです。
Googleアドセンス自動広告の特徴とメリット
続いて、Googleアドセンス自動広告の特徴やメリットを具体的に紹介します。
AIが広告の管理を行ってくれる自動広告には、主に下記のメリットがあります。
1.広告掲載に手間がかからない
Googleアドセンス自動広告では、①広告内容、②広告スペースの形、③掲載場所の3つをGoogleのAIが決定します。
広告に載る商品は、ブログのジャンルや読者のネット履歴などからAIが選定。
広告の形は、ブログのレイアウトや、読者が見ているデバイスにあわせて、スクエア(正方形)・横長・縦長の3種類から自動的に決定されます。
掲載場所(ヘッダーの下、目次の下、記事の中、記事下など)も同様で、自動的に決定されます。
このように、広告管理に手間がかからないのがGoogleアドセンス自動広告最大の特徴です。
2.広告のオン・オフを随時切り替えられる
Googleアドセンス自動広告では、広告掲載をオンにするかオフにするかを、いつでも簡単に切り替えられます。
「今日からは広告を載せない」「今日から再開する」などを任意に決められるのです。
試しに設定して、どんなふうに広告が掲載されるかを見て、気に入らなかったらオフにすることもできます。
また、広告の表示に関して下記のような設定もできます。
- 広告の表示数を設定できる
- ページやディレクトリ単位で除外設定できる
- 広告エリア個別に非表示設定ができる
AIに任せる点は変わりませんが、ある程度のカスタマイズが可能です。
この点は記事の後半で紹介します。
3.記事制作に専念できる
広告を自動管理に任せてしまうことで、ブログ運営本来の活動に専念できます。
手動で広告を載せる場合、載せる配置やサイズなどによって、効果の良し悪しを計測していく必要があります。
また、配置を変えるときにも作業が必要です。
その点、Googleアドセンス自動広告なら、広告の効果測定から再配置など、広告の管理にほとんど時間がかかりません。
記事の本数を増やしたり、文章を推敲して読みやすくしたりすることに時間と意識を注げます。
Googleアドセンス自動広告のデメリット
管理の手間をかけずに広告を掲載できるにもかかわらず、Googleアドセンス自動広告の評判は必ずしも良くありません。
それは、次のようなデメリットがあるからです。
とくに、ブログ運営初期でPV数が少ないうちは収益もほとんど期待できません。
このデメリットを踏まえても利用するのかは、ブログのテーマや運営形態を考慮して、よく検討してみてください。
1.何の広告が載るかわからない
Googleアドセンスの自動広告では、ユーザーは掲載される広告をコントロールできません。
広告に掲載する商品は、ブログのジャンルや読者のネット閲覧履歴から、GoogleのAIが決めるためです。
それが記事のテイストや主張と微妙に異なってくる可能性があります。
最悪、読者から「記事ではこう書いているのに、こんな広告を載せるのか」と悪印象を与えることも。
広告は広告、記事は記事と割り切ってくれる読者ばかりなら問題ありませんが、ミスマッチが気になるケースもありえます。
ブログの世界観などを重要視する場合は大きなデメリットです。
2.読者目線で広告が邪魔になることがある
Googleはクリック率の高いところに広告を配置しようとします。つまり、読者の視線が行く先に広告を置こうとするのです。
言い方を変えると、記事の流れを追っている読者の視線を広告でさえぎってしまうのです。
当然、広告を邪魔だと感じる読者もいるでしょう。
またGoogleアドセンス自動広告は、見る人によっては「広告の数が記事のボリュームから見て多すぎる」と感じられる場合が少なくありません。
このように読者から見て広告が邪魔に感じられる(ユーザー体験を損なう)と、サイトから早々と離脱してしまう可能性があります。
ブログ内のほかの記事への回遊率も低下するかもしれません。
そうなると、広告がPV数の伸びを邪魔することにつながってしまいます。
Googleアドセンス自動広告で期待できる収益はどれくらいか
Googleアドセンス自動広告で実際どれくらいの収益が期待できるのか、気になりますよね。
収益=クリック単価×クリック数なので、1クリックの単価が何円で、何人の読者が広告をクリックするかで収益の額が決まります。
Googleアドセンスの広告単価
クリック単価は、広告商品によって違います。また、同じ商品でもキャンペーン期間は高いなど、広告主の意向によって上下します。
Googleはクリック単価について、次のようにアナウンスしています。
クリック単価(CPC)は、ユーザーの 1 回の広告クリックから得られる収益額です。広告のクリック単価は広告主が決定し、宣伝内容に応じて競合広告より高いクリック単価が支払われる場合もあります。
引用:クリック単価(CPC) – Google AdSense ヘルプ
具体的な数字がないのは、広告主が単価を自由に決めるからです。安いものでは3円程度、高いものでは100円以上のものもあります。
収益の目安として「平均単価」がわかれば便利ですね。
Googleは公表していませんが、ネット上ではさまざまな「ブロガーの経験談」が語られています。
「平均20円~30円」とする人が多いようですが、「30円〜40円」という人もいます。
この違いは、ブログのテーマによって単価の高い広告が載りやすいもの、低い広告が載りやすいものがあるからです。
たとえば「家のリフォーム」や「クレジットカード」をテーマにしたブログには、高単価の広告が掲載される傾向があるようです。
Googleアドセンスのクリック率
ページのクリック率(CTR)は、広告のクリック数をページビュー数で割った値です。 ページ CTR = クリック数 / ページビュー数たとえば、250 回のページビューで、クリックが 2 回発生した場合、ページ CTR は 0.8% となります(2/250 = 0.8 %)。
引用:クリック単価(CPC) – Google AdSense ヘルプ
Googleが「たとえば」としてあげている0.8%が実勢に近いものかどうかはわかりません。「1%前後」とする見方や「おおむね1.25〜2.5%前後」とする見方もあります。
平均値に幅があるのは変といえば変ですが、それだけ確定的なことが言えず、さまざまな要因で変動するということです。
期待できる広告収益
Googleアドセンス自動広告で期待できる広告収益を試算してみましょう。
クリック単価を「20円〜30円」、クリック率を「1%」とすると、月間の収益は以下のようになります。
月間PV数 | クリック単価20円 | クリック単価30円 |
1,000 | 200円 | 300円 |
10,000 | 2,000円 | 3,000円 |
100,000 | 20,000円 | 30,000円 |
1,000,000 | 200,000円 | 300,000円 |
ブログ初心者なら、まずは「月間1万PV(1日333PV程度)」を目指しましょう。
月間1万PVになったら、上表の例では月間の収益が2000円〜3000円です。
これならレンタルサーバーやドメイン代などの必要コストをまかない、マイナスにならない程度です。
確実なことはいえませんが、どの程度の収益になるのかの参考にしてみてください。
ただ上記PVに満たない方は、まず広告を載せることよりも記事作成に専念することをおすすめします。
数百円程度の収益のために、コントロールできない広告を載せるのはデメリットが大きいです。
Googleアドセンス自動広告の設定方法
WordPressでのGoogleアドセンス自動広告の設定手順を説明します。
Google AdSenseの審査に通って、AdSenseアカウントを持っているブログなら、Googleアドセンス自動広告の設定はとても簡単です。
Googleアドセンス管理画面でコードをコピーする
Google AdSense管理画面で、①「サマリー」をクリック→②「サイトごと」を選択→③「コードを取得」をクリックします。
次のような画面が表示されるので、左下の「コードをコピー」をクリックします。
WordPressの管理画面でコードを貼りつける
「外観」→「テーマファイルエディター」をクリックします。
</head>タグの直前にコピーしたコードを貼りつけ、「ファイルを更新」をクリックして、設定の完了です。
広告の掲載を確認する
設定が完了したら、ブログに広告が掲載されていることを確認しましょう。
設定してから広告が掲載されるまでに30分〜1時間ほどかかることがあります。
自動広告が表示されないとき
設定しても広告が掲載されないときは、以下の原因が考えられます。
- WordPressで、広告コードを貼る位置を間違えている
- Googleアドセンス管理画面の「広告のプレビュー」で「自動広告」がオフになっている
- 記事数が少ないなどで、載せるべき広告がない
- Googleの広告掲載ポリシーに違反している
Googleの広告掲載ポリシーには、「ブロガーが広告をクリックするのは違反」など、サイト管理者が守るべきポリシーがあります。
詳しくは「Google広告のポリシー」を参照してください。
T部長
自動広告でコントロールできること
Googleアドセンス自動広告でも、最近のバージョンアップにより、ある程度ブロガーの意向を反映することが可能になりました。
広告フォーマットごとに、表示・非表示を選択する
記事のフォーマット(ページ内広告、関連コンテンツ、アンカー、モバイル全面広告)ごとに、表示したくないフォーマットをオフにできます。
広告の数を制限する
1ページの広告数が多いと感じたら、「広告設定」の「広告掲載数」に表示される「最小⇔最大」のバーをスライドして加減できます。
記事単位(URL単位)で広告を非表示(オフ)にする
広告を載せたくない記事やカテゴリーを指示して、非表示にできます。
詳しい手順は、Googleアドセンスヘルプの「サイトの特定のページを自動広告の表示対象から除外する」を参照してください。
表示したくない場所に載る広告を削除する
ヘッダーと記事タイトルの間など、広告を載せたくないエリアに表示される広告を「広告設定のプレビュー」を使って削除できます。
参照:Google AdSenseヘルプ「サイト内で自動広告を表示しないエリアを指定する」
まとめ
この記事では、Googleアドセンス自動広告をご紹介しました。
内容をおさらいすると、次のようになります。
- Googleアドセンス自動広告は、商品や広告の形、設置場所を自動的に決めてくれる
- 広告収益は「広告単価×クリック数」で、単価の平均は20円~30円程度
- クリック率は1%前後なので、PV数が少ないうちは多くの収益を期待できない
- 広告が読者の邪魔になるなどのデメリットがある
- 広告の設定は簡単で、オン・オフは自由
報酬額は多くなくても、ブログで収益を得る経験をしてみたい、という方は一度試してみてください。
ただPV数が少ないうちは収益を得るよりも、しっかりと読者を集めることが大事です。
運営しはじめたばかりでアクセスが少なければ、まず記事作成に専念することをおすすめします。
そのうえで利用するかはブログの世界観や運営方針に照らしてよく検討してくださいね!
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