【2024年4月22日更新】記事が読みやすくなるように全体を調整し、用語解説を追加しました。
こんにちは、T部長です!
Googleアドセンス広告をどの位置に貼ったら正解?と疑問に思ったことはありませんか?
今回の記事では、Googleアドセンス広告の基本・定番の貼る位置について解説します。
T部長
この記事は以下のような人におすすめ!
- アドセンス広告をブログのどこに貼ったらクリックされやすいかを知りたい
- アドセンス広告の貼り方で定番の位置を知りたい
アドセンス広告は、貼ればクリックされるというわけではありません。
こちらの記事では、クリックされるための定番の広告位置を解説しています。アドセンス広告を最大限に活用して、ブログの収益をさらに伸ばしていきましょう!
なお、アドセンスの広告の貼り方は別の記事で紹介しています。わからない方は以下の記事を参考にしてください。
【初心者向け】WordPressブログへのアドセンス広告の貼り方と貼る位置を紹介!もし、アドセンス広告の利用開始や審査の申し込みがまだの場合は、先に以下の記事を読むのをおすすめします!
【完全初心者向け】Googleアドセンスとは?仕組みや稼ぎ方、登録方法を解説! Googleアドセンス審査の合格ポイント!申請方法を詳しく解説それでは、どうぞ!
目次
アドセンス広告の種類は大きく分けて4つ
広告ユニットごとのアドセンス広告は、大きく分けると次の4つです。
ほかにも「検索エンジン」、新規の受付を終了している「リンク広告」もあります。今回の記事では初期から使用できる4つの広告を紹介します。
以下では、それぞれの特徴を説明します。
1.ディスプレイ広告
アドセンス広告のなかでは、よく見られる広告です。ヘッダー、サイドバー、記事の中や記事の下など、どこにでも使うことができる万能タイプ。
このバナーは広告だとよく分かるレイアウトで、ユーザーの目に止まりやすいのが特徴です。
ディスプレイ広告のイメージ
2.インフィード広告
インフィード広告は、関連記事や記事一覧の部分で、記事の間に溶け込んだ形で表示されるネイティブ広告です。
自動広告のように自動表示させる方法と、WordPressテーマの仕様に合わせて手動で表示させる方法があります。
インフィード広告のイメージ
ネイティブ広告とは、コンテンツに自然に溶け込むように表示される広告のこと。インフィード広告や、このあと紹介する「記事内広告」と「Multiplex 広告」も、ネイティブ広告の一種です。
3.記事内広告
記事内広告は、記事コンテンツの中に入れる際のネイティブ広告です。広告のレイアウトや文字のフォントなどが自動で修正されて、記事に溶け込むような広告になります。
インフィード広告と異なり、こちらは手動で記事コンテンツの中に、広告コードを配置します。
記事内広告のイメージ
4.Multiplex広告(旧:関連コンテンツ)
さいごにMultiplex(マルチプレックス)広告は、記事下に関連記事のように溶け込ませるネイティブ広告です。次の記事へ誘導するかのように広告が配置されるため、クリック率も比較的高めです。
Multiplex広告のイメージ
もともとは「関連コンテンツ」という名称で、一定のアクセスがないと解禁されない広告でした。
ところが、「関連コンテンツ」は、2022年3月にMultiplex広告という名称に変更されました。また、アクセス数に関係なく、アドセンス審査に合格したユーザーであれば、だれでも使えるようになりました。
Multiplex広告の詳細な仕様は、次の記事でも解説しています。
Googleアドセンスの「関連コンテンツ」とは?仕様変更と広告の貼り方を解説アドセンス広告の貼る位置
ここからは、アドセンス広告の貼る位置について紹介します。
理想は、広告のベストな表示位置はどこかを検証する「ABテスト」を行うのがおすすめです。しかし、はじめは難しいため、定番の位置で貼ってみましょう。
ABテストとは、A案とB案をそれぞれ一定期間試して、どちらの方が効果があるか検証すること。
以下では、ブログ上の視線の動きに基づいて、アドセンスの広告を貼る定番の位置を説明します。
視線移動には「Z型」と「F型」の2つがある
読者がブログを見る際、「Z型」と「F型」 2つのパターンの視線の動きがあると言われます。
横書きの文字を目で追うので、このような動きになります。
Z型
F型
この視線の動きの上に広告がくるように配置しましょう。できるだけ広告が目に触れるようにするためです。
今回はZ型の視線の動きを参考に広告を配置していきます。
広告の貼る具体的な位置4つ
それでは、上記のZ型の動きに合わせて、広告を置いてみましょう。
パソコンの場合、ページで初見で目に入る位置だとクリックされやすいと言われます。
おすすめの広告位置はつぎのとおりです。
1.記事タイトルの下、サイドバーの上下
Z型の視線の動きに合わせる場合、最初に「記事タイトルの下」「サイドバーの上下」に「ディスプレイ広告」を配置します。
サイドバーは4つすべてに設置するというわけではなくて、4箇所のどこか好きなところに設置しましょう。
ディスプレイ広告のイメージ
ディスプレイ広告はバナー広告のため目につきやすいです。また、ファーストビュー(サイトを訪問した際の初めの画面)で掲示することで、読者に広告をアピールできます。
2.見出し(H2)の上
また、それぞれの記事内の見出し(H2)の上に「記事内広告」を配置しましょう。
記事内広告の配置例
ひとつめの見出しは目次前になることが多く、読者の目線がもっとも集まる場所です。
3.記事の最後尾
記事の下には「Multiplex広告」を配置しましょう。
Multiplex広告の一例
記事を読み終えた読者に対して、他の記事に誘導するかのようにアドセンス広告を掲示できます。
4.記事一覧ページ
インフィード広告を設定できる場合は、記事一覧ページや関連記事の中に織り込ませましょう。
記事一覧画面のインフィード広告のイメージ
記事を読み終えてサイト内を回遊している読者に広告を掲示できます。
スマートフォンの場合
レスポンシブデザインのブログが多いため、パソコンで設定した配置を基本的に引き継げばOKです。レスポンシブデザインとは、デバイスによって全体のレイアウトを最適化するWebデザインの手法のことです。
ただし、パソコンと違ってサイドバーはありませんので、サイドバーで設定した広告は、記事の下に移動します。
アドセンス広告を貼る時の2つの注意点
最後に、アドセンス広告の配置の注意点として、広告を貼る枚数と自動広告について説明します。
1.広告の貼りすぎには注意
広告を貼る枚数は決まっていません。しかし、「広告が配信するページのコンテンツよりも多くならないこと」と「記事コンテンツが、価値ある情報を提供していること」という条件があります。
参考 広告掲載に関するポリシーAdSense ヘルプたとえば、記事の文章は少ないのに、広告をたくさん表示しているようなブログです。このようなブログは、価値ある情報を提供していないとみなされるため、気をつけてください。
条件が満たされていないと、修正されるまで広告配信が制限される場合があります。また、設定が無効になって広告が表示されなくなってしまうことも。注意しましょう。
2.自動広告はOFFにする
アドセンスの自動広告は、設定画面でOFFにすることをおすすめします。意図しないところに広告が配置される場合があるからです。
Googleアドセンスの自動広告を使用すると、広告の掲載場所や配置をGoogleが最適化して設置します。
しかし、実際に利用してみると、自分の思い通りに表示されないことがほとんど。
また、スマホで自動広告を利用すると、上部に常に表示されるオーバーレイ広告や、全画面広告が表示される場合も。
インターネット広告は、ユーザーの約30%以上が不快に感じるとのアンケート調査(参考:BCN+R)もあります。
そのため、ユーザーの操作性や見やすさを考えると、自動広告はOFFにしておくのが無難でしょう。
3.誤クリックを誘発させるのは禁止
誤クリックを誘発させる、以下のような広告の配置は禁止となっています。
- アドセンス広告の上に「続きはこちらをクリック」などのテキストで誘導
- アドセンス広告の過度な配置
- メニュー画面に覆いかぶさるような配置
- 自動広告以外でのポップアップ表示(全画面表示)
これらが発覚した場合、規約違反となりGoogleアドセンスのアカウントを停止される場合もあります。自然に配置するような形でアドセンス広告を掲載しましょう。
そのほか注意点については、次の記事でもまとめています。
Googleアドセンスでポリシー違反の原因がわからない人へ!広告停止の解除方法も紹介まとめ
今回の記事では、Googleアドセンス広告の貼る位置について、視線移動を参考に定番の配置を紹介しました。
それでは、今回の記事をおさらいしておきましょう。
今回紹介した広告位置は、必ずしもクリックされやすいわけではありません。ブログのデザインや内容の影響を受けて、クリックのされやすさが変わります。
ブログ運営に慣れてきたら、広告の配置のABテストをして、よりクリック率の高いアドセンス広告の配置を見つけてくださいね!
以上、最後までお読みいただきありがとうございました。
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