目覚ましい発展を遂げ、日常生活にも溶け込みつつある「AIツール」。
すでに使ったことがある方もいると思います。
AIツールは、適切に活用すればブログ記事の作成をぐっと効率化できるんです!
この記事では、AIツールを使ってブログ記事を作成するメリット・デメリットや、おすすめのツールをくわしく解説していきます!
「AIツールでブログ記事は作れるの?」「ブログにおすすめのAIツールには何があるの?」と気になる方は、ぜひご覧ください。

T部長
この記事は以下のような人におすすめ!
- AIツールを使ってブログ記事を作成するメリット・デメリットが知りたい方
- ブログ記事作成におすすめのAIツールを探している方
- 画像生成に適したAIツールに興味がある方
AIツールを効果的に活用することで、ブログ記事の作成がより効率的になります。
ぜひ最後までお読みいただき、最新の技術をブログ記事の作成に取り入れてみてください。
AIツールとは?
AIツールとは、人工知能(AI)の技術を活用したソフトウェアやサービスのこと。
昨今、AI市場は急速に拡大し、非常に大きな盛り上がりを見せており、世界のAI市場規模は今後も加速度的な成長が予測されています。

▲出典:総務省の令和6年版 情報通信白書
そのなかでもAIツールは特定の目的に対応したものが多く、たとえば「文章生成」「画像生成」「データ分析」など、さまざまな分野で活用されています。
文章作成に特化して支援する「AIライティングツール」も増加しており、ブログ記事やレポート作成などに活用されています。
ブログ記事の制作はAIツールでできる?
結論から言うと、「ただ作るだけ」なら、AIツールを活用すればブログ記事は簡単に制作できます。
文章生成AIを使えば、指示を出すだけで記事のベースとなる文章を用意できますし、画像生成AIを使えば、記事に載せる画像を手軽に作れます。
- 記事原稿の作成
- 記事タイトルの作成
- 見出し構成の作成
- 記事本文の作成
- リード文の作成
- メタディスクリプションの作成
- 画像類の作成
- アイキャッチ画像のベースとなるイメージ作成
- 記事途中のイメージ画像(見出し画像)作成
ただし、AIツールだけで、読者の役に立つ高品質なブログ記事を完成させるのは難しいです。
AIはあくまで補助ツール。AIが出力した文章だけでは、内容に違和感があったり情報が不確かだったりと、読者にとって価値のある記事にはなかなかなりません。
意図に沿った構成や読みやすさの調整、情報の正確性の確認などは、人間の手で行う必要があります。
また、画像生成も表現の幅はまだ発展途上で、とくに文字を載せるなど、構図を細かくコントロールしたい場面では課題もあります。
記事作成はできるものの、あくまで「補助的に活用する」としておくのがよいでしょう。

T部長
完全に自動化する期待はもたないのが無難です。
運営の自動化を目的としたツールもありますが、よい結果を生むかは分かりません。
また、「運営を通じてスキルアップできる」というブログのメリットも得られません。
「プロンプト」とは、AIにしてほしいことを伝える指示や質問のこと。
「記事のタイトルを作ってほしい」「文章を校正してほしい」といった指示も、すべてプロンプトです。
適切なプロンプトを設定することで、AIが生みだすものの精度が向上し、意図に沿った結果を得やすくなります。
初心者は、ネット上に公開されているプロンプト例を参考にするのがおすすめです。
一部のAIツールでは、プロンプト入力が省略されていたり、ツール内部で自動調整されたりすることがあります。
AIツールで作った記事もSEO評価に差はない
AIツールで作成した記事と、人が書いた記事とで、SEO評価に差はありません。
Googleなどの検索エンジンで上位に表示され、多くのユーザーに記事を届けるための施策を指します。
ブログへのアクセスは検索エンジンからの流入が多いため、SEOはブログ集客の重要な手段です。
Googleの公式ドキュメントでも、コンテンツの作成方法に関係なく、記事の品質そのものを重視することが記載されています。
そのため、AIツールでもブログ運営のための記事作成は可能です。

T部長
ただし、「読者の役に立つ記事を作る」という大前提を忘れてはいけません!
ブログにAIツールを活用するメリット
では、AIツールを使ってブログ記事を作成することには、活用しない場合と比較して、どのようなメリットがあるのでしょうか。
この記事でご紹介したいのは、以下の4点です。
順にくわしく見ていきましょう。
1. 記事の執筆時間が短くなる
AIをうまく活用できるようになれば、記事の執筆にかかる時間を削減できます。
たとえば、1本の記事を書くのは最低でも数時間、テーマによっては10時間以上かかるものもあります。
記事のテーマに関する調査や勉強が必要な場合、もっとかかるかもしれません。
AIを使えば、構成案や文章の下書きはものの数分で生成可能なので、大幅な時間短縮が見込めます。
生成文章をそのまま使うのはおすすめできないので、編集作業は必要ですが、時間が短縮された分、ほかの作業に時間を割けるようになりますね。
2. 分かりやすく整理された文章が作れる
頭に思い浮かべた内容をうまく文章に変換するのは、何度もこなさないとなかなか難しいもの。
とくにブログを始めたばかりの記事は、文章のクオリティが低いと感じている人も多いでしょう。
AIツールを使えば、「こんな情報を伝えたい」と指示するだけで、文法的に正しく、伝えるべき情報が整理された文章が作れます。
「自分は文章を書くのが苦手だ……」という人でも、読み手が理解しやすい記事ができるのです。

T部長
とはいえ、AIの自動生成にばかり頼っていては文章力は身に付きません。
AIの書いた文章を参考に、どうすれば読みやすくなるかを考えてみましょう!
3. ネタ探しができる
ブログのネタが思いつかず、どんな記事を書こうか悩んだ経験はありませんか?
AIツールはブログ記事のネタ探しにも活用できます。
できることはツールごとに異なりますが、関連キーワードから記事のアイデアを提案してくれたり、読者の興味を引きそうな話題を提案してくれたりもします。
ブログのネタ探しは、頭を悩ませ、それなりに時間を必要とする作業。
AIツールは、ブログのネタ探しを効率化し、ブログ運営や記事作成をサポートしてくれます!
4. SEO対策を補助してくれる
AIツールのなかには、SEO対策に長けたものもあります。
記事を書くためのキーワードを提案してくれたり、記事内容を評価しSEO面で最適化してくれたりと、記事の改善を補助してくれる機能も!
タイトルや見出しの改善案をもらったり、キーワードに対してより適切な構成案を提案してもらったりと、他にも使いどころはたくさん。
記事のメッセージや読みやすさとのバランスを調整しながら、SEO面での改善をフォローしてもらいましょう。
ブログにAIツールを活用するデメリット4つ
ブログ記事の作成にAIツールを活用することには、デメリットもあります。
押さえておくべき主なデメリットは、以下4点です。
それぞれについて解説していきましょう。
1. 情報の正確性に欠ける
AIが提供してくれる情報は、すべてが正しいとは限りません。
ネット上にある情報や事前学習したデータにもとづいた情報を発信しているため、学習したデータ自体が間違っていれば、正確な情報を出すことができないのです。
さらに、AIのなかには最新の情報を扱えないものも。
そうすると、記事で発信する内容も必然的に古くなり、ユーザーに誤解を与えてしまう可能性があります。
- 事前に学習したデータに誤りや偏りが含まれている
- 入力された情報のニュアンスを完全に理解できない
- あいまいな部分を推測して回答することがある
- 学習データにない最新の情報を反映できない
- 誤りや矛盾を含む情報を作り出してしまうことがある(ハルシネーション現象)
AIツールを使って記事を作成する場合は、自身でしっかりと正しい情報であることを確認してから公開するようにしましょう。

T部長
AIツールのなかには、ネット上の最新情報を収集して回答できるものもありますが、やはり人の目による確認は必要です!
2. 著作権などの権利侵害のリスクがある
多くのAIは、学習に用いた既存データから文章や画像などを生成しています。
そのため、既存コンテンツと類似する可能性があり、意図せず著作権を侵害してしまう可能性があります。
生成文章を記事に使用する場合は、そのまま掲載せず、必ず自身で編集しましょう。
CopyContentDetectorなど、ネット上にあるコピーコンテンツのチェックツールを使うのが効果的です。
さらに、画像生成AIについても注意が必要です。
画像の場合、生成元の画像データとの類似点が一目で認識されやすく、問題が表面化しやすいです。
とくにブログで収益を得る場合は、商用利用にあたるため、類似した作品がないかチェックする必要があるでしょう。
著作権に問題のない学習データを用いたAIツールを使うと安心です。

T部長
AIと権利侵害の問題は法整備が十分でない面があるため、慎重な利用が求められます。
3. 不自然な文章になる可能性がある
AI技術は驚異的なスピードで進化しており、人間が書いたような自然な文章を生成してくれるAIが増えてきました。
しかし、完璧というにはまだ技術が追いついておらず、不自然な文章が生成されることも少なくありません。
文章が必要以上に丁寧すぎたり、同じ文末表現が続いていたりと、どこか読みにくさを感じることもあります。
AIツールで文章を作成したときは、必ず自分の目で一度確認するようにしましょう。

T部長
読みにくさや矛盾を感じる部分があれば、人の手で修正が必要です。
4. 自分らしさを出しにくい
AIには人間のような感情や、経験をもとにした独自の視点などを出すことができません。
そのため、AIが作った文章をそのまま記事にすると、機械的で独自性に欠ける内容になりがちです。
機械的な内容の記事は、ブログを読んでくれるユーザーに「飽き」を感じさせてしまうことも。
生成した文章をそのまま記事にせず、「自分だけの経験にもとづく内容を取り入れる」「文章表現に自分らしさを取り入れる」など、工夫してみるといいでしょう。
Googleなどの検索エンジンでも、独自性のある情報の入った記事を評価する傾向があるため、SEO面でもメリットになりますよ。
AIツールを選ぶときのポイントは?
AIツールは数多く存在しており、「何を選んだらいいか分からない」となりがちです。
ここでは、AIツールをブログに活用するうえで、チェックしておくとよいポイントを紹介します。
ただ、AIツールは進化が速く、仕様にも品質にもよく変更が入るため、完璧なツール選びにこだわりすぎると、逆に迷ってしまいます。
また、重視するポイントは作業スタイルによっても異なるため、あくまで参考としてご覧ください。
1. 利用の上限・制限
AIツールのなかには、生成できる文字数やAIとのチャット回数などに制限が設けられているものもあります。
- 利用回数:1日・1カ月の回数制限、連続使用時の待機時間など
- 文字数・生成数:1回・月ごとの最大文字数や生成数の制限
- 機能制限:最新のAIモデルや高解像度画像が使えないなど
- 生成スピード:無料プランは遅く、混雑時に制限されるなど
長文のブログ記事を作成したい場合は、出力できる最大文字数などを確認しておくと安心です。
また、無料プランだと不足を感じる場合は、有料プランの利用も選択肢になりえます。
ただ、AIツールがないとブログ運営ができないわけではないので、必要性と予算を考慮しつつ検討してください。
2. 操作性
AIツールが簡単に使えるかも非常に重要です。
利用するための勉強が必要で、多くの時間を費やしてしまっては本末転倒。
AIツールの画面は大別すると、シンプルにテキストを入力するチャットタイプのものと、独自の操作画面に沿って入力するタイプがあります。

▲チャットタイプの操作画面、出典:ChatGPT

▲サービス独自の操作画面、出典:EmmaTools
チャットタイプのものは、文章でやり取りするため、柔軟な指示ができる点が特長。
独自の操作画面タイプのものは、簡単な操作で使えるものが多いです。
どちらがよいというものではないため、操作が理解しやすいか、調整が簡単にできるかなど、まずは自分で一度使ってチェックしてください。
3. 生成物のカスタマイズ性
生成したテキストや画像を、どの程度カスタマイズできるかも見ておくとよいでしょう。
より自分のイメージに近づけられれば、作業を効率化しやすいです。
生成物のトーンやスタイルの調整、生成してほしい内容の指定など、AIにどれだけ柔軟な指示が出せるかを確認してください。
チャットタイプのものなら、指示次第で柔軟にカスタマイズできますが、生成内容を安定させにくい可能性があります。
一方、独自の操作画面タイプのものだと、簡単に使えますが、そのぶんカスタマイズの幅が狭いことがあります。

▲チャットタイプは柔軟な指示が可能、出典:ChatGPT

▲独自画面で入力すべき内容が明確、出典:Rytr
操作の簡単さと高いカスタマイズ性は両立しにくいので、自分に合う、バランスのよいものを選びましょう。
4. 料金
ツールを利用するとなれば料金の確認は外せません。
AIツールは有料であることが多く、月数千円程度のものから、月1万円以上するものまであります。
なかには、無料プランや一定のお試し利用を備えているものがあるので、うまく活用しましょう。
ただ、利用の回数や文字数、商用利用などに制限がかかっていることも多いため、自分の運営に活用できるのかは確認が必要です。
5. 生成物の品質
生成された文章や画像の品質も重要なポイントです。
ただ、文章も画像も質を判断するのは難しく、テーマや指示内容によって生成内容がよく変わります。
そのため、厳密にチェックしきる必要はありませんが、以下あたりを見ておくとよいでしょう。
- 文章のチェック
- テーマの主旨に沿った内容か
- 不自然な日本語でないか
- 前後の文脈がつながっていて、読みやすい文章か
- イメージどおりのトーンや文体か
- 誤情報が含まれていないか
- 画像のチェック
- ぼやけたり、ノイズが入っていないか
- 遠近感など配置や構図に違和感がないか
- 目や手の形、背景のゆがみなど、AI特有の不自然な部分がないか
- 指定したテイストで生成されているか

T部長
細かくチェックしすぎるとキリがありませんので、自身で調整すれば活用できそうか、用途に合いそうかなどが確認できればOKです。
6. 日本語対応
やはり日本語に対応しているAIツールを使うのが安心ですよね。
日本語対応が十分かを測るには、以下の2つの要素が重要です。
- 日本語の文章を適切に生成できるか
- AIツール自体が日本語で利用できるか
前者は、日本国内向けのブログ記事を作るなら必須です。
後者には、ツール画面に表示する言語だけでなく、「マニュアルなどのサポートが日本語か」という側面もあります。
翻訳ツールを活用してもよいですが、もとから日本語で利用できるほうがスムーズで安心です。
7. 商用利用の可否
収益化するブログにAIツールを活用する場合は、「商用利用が可能か」は重要な項目です。
ブログに広告を載せるなどして収益を得る場合は、商用とみなされるため、商用OKなツールやプランを選ぶ必要があります。
無料プランだと商用不可とされるツールもあるため、必ず規約をチェックするようにしましょう。
無料でブログに活用できるテキスト生成AIツール5選
ではここからは、実際にブログ記事作成に活用できるAIツールをご紹介します。
今回ご紹介するツールは、以下5つのツールです。
ほかにも本当に多数のツールがありますが、無料で手軽に使えて、ブログ記事に使いやすい機能があると感じたものに絞って紹介します。
それぞれについて特徴などを解説していきます。
1. ChatGPT(チャットジーピーティー)

▲出典:ChatGPT
『ChatGPT』は、OpenAI社が開発したAIツールで、アイデア出しから文章の構成、校正まで幅広くブログに活用できます。
AIツールの代表格として知られているため、すでに使用したことがある方もいるのではないでしょうか。
チャット形式で利用し、入力した内容にもとづいて、自然な文章を生成してくれます。
記事作成は「SEOキーワードを入力するだけ」とはいきませんが、柔軟に指示が出せるため、調整の自由度は非常に高いです。
無料で手軽に利用できるため、まずはここから始めてみるのもよいでしょう。
日本語対応 | 画面表示:○ 生成文章:○ |
使用AIモデル | ChatGPT ※GPT-3.5、GPT-4o、GPT-4o mini、OpenAI o1、OpenAI o1-miniなど、プランにより異なる |
プラン | 無料版(0円) Plus(20ドル/月) Pro(200ドル/月) ※そのほかエンタープライズ向けのプランあり |
利用上限 | 基本的には制限なし ※一回の入出力量や、上位モデルの利用に関しては制限あり ※そのほか、利用状況によって制限がかかる可能性あり |
利用形式 | チャット形式 |
※2025年2月調査時点
本メディアでも、ChatGPTを使って記事を作る方法をくわしく解説しています。
入力するプロンプト(指示)例も紹介しているので、ぜひ参考にしてください。
2. Microsoft Copilot(マイクロソフトコパイロット)

『Microsoft Copilot(旧Bing AI)』は、Microsoftが開発したAIツールです。
Microsoft 365アプリ(例:WordやExcel)などにも組み込まれていますが、ブラウザからアクセスしても利用可能。
ChatGPT同様、チャットに入力した内容にもとづいて、さまざまな文章を生成してくれます。
無料版の場合、状況によって利用に制限がかかる可能性がありますが、AIでの記事作成を気軽に試せます。
Microsoftアカウントでのサインインが必要ですが、幅広いテーマに対応可能で、手軽に使いやすいので初心者におすすめです。
日本語対応 | 画面表示:○ 生成文章:○ |
使用AIモデル | GPTを含む複数のAIモデル |
プラン | 無料版(0円) Copilot Pro(3200円/月) |
利用上限 | 基本的には制限なし ※一回の入出力量や、時間帯には制限がかかる可能性あり ※有料プランはより制限が緩和 |
利用形式 | チャット形式 |
※2025年2月調査時点
3. younap(ユーナップ)

▲出典:younap
『younap』は、ChatGPTの技術を活用して、自動で文章を生成してくれるAIツールです。
操作は非常にシンプルで、キーワードを入力するだけで、見出しの自動生成から本文の作成までしてくれます。
ただ、シンプルさゆえに、調整の自由度は高くありません。
とはいえ、無料プランでは月に3記事まで利用でき、初心者でも簡単に使えるため、「AIツールを試してみたい」「気軽に使いたい」という人におすすめです。
日本語対応 | 画面表示:○ 生成文章:○ |
使用AIモデル | ChatGPT(GPT-4 Turbo) |
プラン | うたた寝プラン(0円) お昼寝プラン(4980円/月) 仮眠プラン(1万2900円/月) 熟睡プラン(2万9800円/月) |
利用上限 | うたた寝プラン(3記事/月) お昼寝プラン(10記事/月) 仮眠プラン(30記事/月) 熟睡プラン(無制限) |
利用形式 | サービス専用の操作画面 |
※2025年2月調査時点
4. EmmaTools(エマツールズ)

▲出典:EmmaTools
『EmmaTools(エマツールズ)』は、SEO対策に特化したAIライティングツールで、ブログ初心者でも高品質なコンテンツを効率的に作成できます。
総合的な機能を備えた法人向けプランもありますが、ライティング機能に絞った個人向けプランもあります。
AIに作ってもらった記事原稿に対して、SEO品質をスコア化したうえで改善点を提示してくれるため、記事のブラッシュアップを強力にサポートしてくれるでしょう。
また、ほかの記事などとの類似性や、書き出した内容の正確性のチェックも可能。
これらの機能によって、SEO上の評価が下がるリスクを低減したり、情報の誤発信を防止したりできます。
無料で利用できるのは2記事までですが、しっかりSEOを意識した記事を書きたい方は、一度試してみてください。
日本語対応 | 画面表示:○ 生成文章:○ |
使用AIモデル | ChatGPT(GPT-4o) |
プラン | Free Trial(0円) for Personal(2728円/月) for Personal+(7678円/月) |
利用上限 | Free Trial(2記事) for Personal(5記事/月) for Personal+(20記事/月) ※出力文字数に制限なし |
利用形式 | サービス専用の操作画面 |
※2025年2月調査時点
5. Rytr(ライター)

▲出典:Rytr
『Rytr(ライター)』は、AIを活用してブログ記事を自動生成できるライティングツールです。
キーワードからタイトルと見出し構成を生成し、生成した見出しごとに本文を作るという2段階で記事が作成可能です。
書き出す内容は、20種類以上ある文章トーンから選べて、文章バリエーションも出せます。
また、本文を作るときは、含めたいキーワードを指定するなどして、さらに内容を調整できます。
利用されているAIモデルがGPT-3なので、文章の生成精度ではほかのツールに劣る面もありますが、無料プランもあり、有料プランの料金設定もお手頃です。
海外製のツールなので英語での利用が基本ですが、ヘルプやチュートリアル動画も用意されています。
日本語対応 | 画面表示:× 生成文章:○ |
使用AIモデル | ChatGPT(GPT-3) |
プラン | Freeプラン(0円) Unlimitedプラン(9ドル/月) Premiumプラン(29ドル/月) |
利用上限 | Freeプラン(月1万文字まで生成) Unlimitedプラン(無制限) Premiumプラン(無制限) |
利用形式 | サービス専用の操作画面 |
※2025年2月調査時点
無料でブログに活用できる画像生成AIツール
ブログ記事を作るうえでは、アイキャッチ画像や、記事途中に載せるイメージ画像(見出し画像)などが必要です。
画像の用意は、編集スキルがなかったり、慣れていなかったりすると、手間がかかり、初心者にはハードルが高いもの。
今回は、ブログ用の画像作成をサポートするAIツールとして『Adobe Firefly』を紹介します。
Adobe Firefly(アドビファイヤーフライ)

▲出典:Adobe Firefly
『Adobe Firefly』は、Adobeが提供する画像生成AIツールです。
PhotoshopやIllustratorといったAdobe製品と連携して利用するほか、Fireflyのみの利用もできます。
描きだしてほしい内容をテキストで入力するほか、縦横比・スタイル・構成など、さまざまな項目が柔軟に調整可能。
また、商用利用が可能で、学習データも著作権に問題が無いことが明言されているため、安心して利用できます。
プランごとに割り当てられたクレジットを消費して画像を生成する形式で、無料版だと月に10クレジット利用できますよ。
ただし、無料版は生成した画像に透かしが入ります。
そのままでも商用利用は可能ですが、透かしを削除したいなら有料プランを利用しましょう。

T部長
有料プランを利用せず、透かしを削除して利用するのはNGです!
また、サイズ拡大など、画像生成以外にもクレジットが消費されることがあるので注意しましょう。
日本語対応 | ○ |
プラン | 無料プラン(0円) Firefly Standard(1580円/月) Firefly Pro(4780円/月) ※Adobeのその他有料サービスユーザーも利用可能 |
利用上限 | 無料プラン(10クレジット/月) Firefly Standard(2000クレジット/月) Firefly Pro(7000クレジット/月) ※Adobeのその他有料サービスユーザーも利用サービスごとに一定数の割り当てあり |
※2025年2月調査時点
まとめ
この記事では、ブログ記事の制作にAIツールを活用するメリット・デメリット、そしておすすめのAIツールについてご紹介してきました。
記事の要点をまとめると以下のとおりです。
- AIツールを使うとブログ記事を効率的に作成でき、質も安定しやすい
- AIツールを使って作った文章は、正確性や独自性に課題があるため、人が確認して編集することが大事
- AIツールを利用するなら著作権などの権利侵害問題に注意する
また、この記事で紹介したAIツールは以下です。
AIツールを活用したブログ記事制作は、効率アップや新たなアイデアの発見といったメリットがある一方で、ツールに頼りすぎることでオリジナリティが失われるリスクもあります。
そのため、AIの強みを活かしつつ、自分の視点や経験を盛り込むことが重要です。
また、文章生成AIや画像生成AIは種類も豊富なので、目的や記事の方向性に応じて適切なツールを選ぶことが大切。
最適なツールを選び、組み合わせて活用することで、クオリティの高いブログ記事が効率的に作れるのです。
AIはあくまで補助役と捉え、自分のアイデアや個性を引き立てるためのパートナーとして活用していきましょう!
以上、最後までお読みいただきありがとうございました。
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