【2022年12月6日更新】サーバーとドメインの違いを追記しました。
こんにちは、T部長です!
ブログを作成する際、ドメイン名をどのように決めればいいか悩む人は多いのではないでしょうか?
今回の記事では、業界歴10年以上のドメインサービスの中の人が、ドメインの役割と失敗しないドメイン名の決め方について紹介します。
T部長
この記事は以下のような人におすすめ!
- ドメインが何かわからない
- どんなドメインにするべきか悩んでいる
ドメインは、SNSでブログ記事を見つけた読者や、送信されたURLを受け取った人などが最初に目にするものです。言ってみればブログの入り口になるもので、覚えやすくてわかりやすい名前をつけることが非常に大切です。
今回は、ドメイン名を決める際に意識してほしい事項や、注意したいポイントをお伝えします。
本記事で紹介するポイントを押さえれば、読者のイメージに残りやすいドメイン名を付けられるでしょう。
ブログを始めようと思っていて、ドメインをどうするべきか悩んでいる人は、ぜひ参考にしてみてください。
それでは、どうぞ!
▼動画でも解説しています▼
目次
ドメインとは?
ドメイン名を決めるポイントを紹介する前に、まずドメインとは何かを説明させてください。
ドメインとは、簡単にいうと「インターネット上の住所」のことです。Webサイトを開くと「http」から始まるURLが表示されます。
たとえば、エックスサーバー公式サイトのURLは「https://www.xserver.ne.jp」です。この「xserver.ne.jp」の部分がドメイン名で、「www」はホスト名です。ホスト名はサブドメインとも言われ、ドメインを取得したら自由に設定できます。
ドメイン名の取得は早い者勝ちです!同じ住所の家が存在しないのと同じで、すでに誰かが使っているものは利用できません。
T部長
ドメイン名はあとから変更できません。よく考えてから取得しましょう。
種類は「独自ドメイン 」と「共有ドメイン」の2つ
ドメインには 「独自ドメイン」 と「共有ドメイン」の2種類があります。
独自ドメイン
自分一人で所有しているドメイン
共有ドメイン
1つのドメインをみんなで共有しているドメイン
住まいでたとえるなら、共有ドメインは「ひとつの建物に複数の家族が暮らすマンション」、独自ドメインは「家族だけで暮らす戸建」のイメージです。
ちなみに、エックスサーバーでは「xsrv.jp」というドメインが共有ドメインにあたります。
以下に、それぞれのドメインのメリット・デメリットをまとめました。
特徴をチェックして目的に応じて選ぶようにしましょう。
独自ドメインの特徴
独自ドメインは、ドメイン取得サービスを利用して有料で取得します。
- Webサイト … example.com
取得したドメインは自身が所有・管理できるため、企業のWebサイトやブログには独自ドメインの利用がおすすめです!
- オリジナルドメインで信頼度が高い
- サイトの訪問者に覚えてもらいやすい
- 自分がドメインを所有しているため、サーバーを引っ越しても同じドメインを使用できる
- 検索結果の上位に表示されやすい(検索エンジンに評価される)
- 広告を自由に貼りつけられる
- 維持費が掛かる(金額はドメインの種類によってさまざま)
- サーバーの設定に手間がかかる
独自ドメインの詳細はこちらの記事でも詳しく解説しています。
【初心者向け】独自ドメインとは?メリットやおすすめ取得方法も解説共有ドメインの特徴
ブログサービスやレンタルサーバーの利用者が共有で利用するドメインです。
「はてなブログ」の共有ドメインでWebサイトを作った場合
Webサイト:example.hatenablog.jp
「example」の箇所は自分で文字を選べますが、「.hatenablog.jp」の箇所はサービス名などが入り自分で選ぶことができません。
サービスの運営会社が所有するドメインで、契約すると誰でも利用できます。
- 無料で使える
- サーバーの契約やDNS設定などが不要
- ドメイン名を自分で選べない
- 関係ない広告が表示されることがある
- ブログやサーバーを変えるとURLが変わってしまう
- 共有ドメインのサービス提供がなくなる可能性がある
T部長
無料で使える点は魅力ですが、デメリットが多く、少し不安があります。
信頼度の高さや収益化の面を考慮すると、ブログの収益化を目指すなら独自ドメインの利用がおすすめです。
独自ドメイン取得の費用について
独自ドメインにかかる費用は、年間1,000~2,500円ほどです。
ドメインの種類によって値段は変わりますが、サーバー代よりは安いことがほとんどです。
割引キャンペーンが行われていたり、サーバーによっては独自ドメインを1つプレゼントしてもらえたりします!キャンペーン情報をぜひチェックしてみてください!
1円や10円など、安いドメインに注意しましょう。新規取得が安いだけで、更新の場合は数千円掛かるものもあります。
自分が取得しようとしているドメインの更新費用、必ずチェックするようにしましょう!
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「サーバー」と「ドメイン」の違い
「サーバー」はドメインとセットでよく聞く単語ですが、両者の違いがよくわからない方もいらっしゃるのではないでしょうか?
ドメインを住所にたとえるなら、サーバーは「土地」と考えるのがわかりやすいです。土地がないと、家(ドメイン)を設置する場所がなくて困ります。
- ドメイン:インターネット上の住所。特定のサイトがインターネット上のどこにあるのかを示す。
- サーバー:インターネット上の土地。ドメインを置く場所。ドメインとサーバーを関連付けることで、Webサイトを運営できるようになる。
ドメインとサーバーは別々のサービスでレンタルするのではなく、一つのドメイン取得サービスからまとめて借りる方がはるかに簡単です。
サーバーについてより詳しく知りたい方は、以下の記事を参考にしてみてください!
レンタルサーバーとは?仕組み・種類・できることまで徹底解説失敗しないドメイン名の3つの決め方
それでは本題に入っていきましょう!
独自ドメイン選びで失敗しないために、おさえておきたいコツを紹介します。
ポイントは以下の3つです。
1.サイトの内容を表現する(重要)
ドメイン名は、ブログのジャンルやサイト名などのキーワードを含めて、読者の印象に残る覚えやすいドメイン名にしましょう。
ブログテーマに沿ったドメイン名にすることによって、サイトのイメージが付きやすくなります。
たとえば、「家族でBBQ」をテーマにしたブログの場合、ドメイン名に「family」や「bbq」といった単語を含めると、読者にどんなサイトかをイメージしやすくなります。
ブログ名をそのままドメイン名にするのもアリです。
T部長
ほかのブロガーのドメイン名を見てみるのもオススメです。参考になりますよ!
必須ではありませんが、 よりよいドメイン名にできるかもしれませんので、以下ポイントのチェックもおすすめします!
わかりづらい文字列になっていないか
数字や英字を適当に並べただけのドメイン名だと、読みにくく、どんなサイトか想像付きません。
例①「バーベキュー場比較サイト」の場合
・適当に並べただけ→「kjhasdfa.com」
・テーマに沿ったドメイン→「bbq-hikaku.com」
文字の羅列だけだと怪しいサイトなのかなと疑ってしまいますので、サイト名や英単語など、意味がわかるドメイン名を心掛けましょう。
ローマ字表記と英単語、どっちがいい?
「ローマ字表記にする」か「英単語にする」かは、文字数やわかりやすさで判断しましょう。
例②「保険」をテーマにする場合
・英単語→「insurance」
・ローマ字→「hoken」
「insurance」だと、聞きなじみがなく覚えにくいですよね……。
このように、英単語が難しい場合は、「hoken」のように意味が通じやすいローマ字表記も検討することをおすすめします。
ドメイン名は早い者勝ちが、何でも好き勝手に取得して良いわけではありません。「ナイキ」や「シャネル」といった、すでに存在するブランド名や商標名などをドメイン名に含めないようにしましょう。
場合によっては、商標権の侵害にあたり、裁判に発展する可能性もあります!
2.長過ぎないようにする
ドメイン名は、63文以下の半角英数字と半角ハイフンが利用できます。短く、シンプルで覚えやすい名前にできないか考えてみましょう。
長くなるほどドメイン名が覚えづらくなり、打ち間違いも多くなります。結果として、読者がアクセスをやめてしまう可能性が高まります。
ドメイン名を短く・わかりやすくするポイントは2つありますので、長いなと感じる人は参考にしてください!
名前を省略して短くする
意味が通じる場合は、単語を省略してみましょう。
例③「バーベキュー」をテーマにドメイン名を考える場合
・英単語→「barbecue」
・省略→「bbq」
場合によっては、省略した方が意味が伝わりやすいケースもありますので、類語や略語がないか調べてみましょう。
ハイフンを効果的に使う
名前が長くなってしまって読みづらい場合は、ハイフンを使いましょう。
例④「tbcho」+「diary」という2つの単語を組み合わせたい場合
・続けると→「tbchodiary」
・ハイフンを入れると→「tbcho-diary」
そのまま連結すると「tbchodiary」となり、あまり語感がよくありません。
しかし「tbcho-diary」と意味の変わるところや単語毎にハイフンを入れる と、単語の意味が理解しやすく読みやすいドメイン名になります。
少しの工夫で読みやすくなりますので、ドメイン名が長くなる場合はぜひ試してみてください!
ハイフンは記号なので、入力しづらいという欠点もあります。利用する場合は基本1個とすることをおすすめします。
3.ドメインは変更できないので慎重に決める
ドメインは一度決めると変更ができないので、慎重に選ぶようにしましょう。
変更したい場合は新規ドメインを再度登録しなければなりませんが、その場合ドメインの新規取得・更新により追加の料金が発生します。
また、運営しているブログのドメインを途中で変更した場合、Googleからの評価がリセットされて、記事が検索上で表示されずアクセスが激減する可能性もあります。
T部長
ドメインはどんなテーマで発信したいかをしっかり考え、読者にわかりやすい文字列にするのがベターです。
「.com」や「.jp」どれを選んだらいいの?
ドメインの中でも、最後に表示される「com」や「jp」の部分をトップレベルドメインと言います。
このトップレベルドメインは、「特定の人しか取っちゃいけません」という制限があるドメインでなければ、自由に選んでOKです!
ドメインの種類によって機能や効果が変わるわけではないので、ご安心ください。
迷ったら「.com」「.jp」「.net」がおすすめ
ものすごい数があって、どれを選んだらいいか迷うと思いますが、選ぶ際は「イメージや信頼性」と「予算」を意識してみてください。
少し高めですが信頼性重視なら「.jp」、迷ったら人気の「.com」や「.net」から選ぶと良いです!
ブログ用途であれば「.blog」もオススメです!「.com」や「.net」に空きがない場合でも、「.blog」は空いていたりします。
有名ドメイン(.comや.net)以外を選ぶのはアリ?
以下のようなケースでは、. comや.netなどの主要ドメイン以外もおすすめです!
- 扱うテーマやジャンルと一致する場合
動画系のサイトで「○△.tv」、技術系のブログで「□○.tech」のように、サイト・ブログで扱うテーマやジャンルにあったドメインがあれば、有名ドメイン以外を取得するのもアリです。 - 主要ドメイン取得済の文字列を使いたい場合
.com/.netなど主要ドメインの場合は、すでに数多くの登録があり希望する文字列が空いていないことも多いです。どうしてもつけたい文字列があれば、.com/.net以外のドメインを取得するのもアリです。
T部長
ドメインの種類によっては更新費用が高い場合もあるので、更新費用を確認してから取得するようにしましょう。
ドメイン名を検索してみよう!
ドメイン名を考えたら、ドメインの空き状況を検索するサービスを利用して、そのドメイン名が使える(取得できる)かどうかを確認してみましょう。
エックスサーバーでは、以下のページから確認できます。
参考 空きドメイン検索 レンタルサーバー【エックスサーバー】ドメイン検索の手順は以下をご覧ください。
まずお申し込みページへ行き、検索窓に好きなドメインを入れて、検索するを押します。
空きドメインの場合は、「取得可能です」という文字が表示されます。
「取得可能です」と書かれているドメインで、気に入ったものを選択し、取引手続きをクリックします。
もしドメインが空いていない場合は、トップレベルドメインを変えて検索してみてください。「.com」が取得できなくても「.jp」なら空いていることもあります!
ドメイン取得サービスはXserverドメインがおすすめな4つの理由
ドメイン取得は、国内シェアNo1のエックスサーバーが運営する「Xserverドメイン」がおすすめです!その理由をボク(中の人)が解説します。
1.ドメインの取得料金が国内最安!
前述のとおり、独自ドメインによってブログ運営が有利になることはありません。だったらドメインにかかる費用は少しでも安く済ませたいですよね。
Xserverドメインなら、「.com」「.net」「.jp」を国内最安の取得(※2022年7月1日13時時点)で利用できます!
エックスサーバーのドメインを使って、初期費用を抑えてブログ運営をスタートしましょう。
2.ドメイン更新料金も国内最安!
ドメインは取得時だけでなく、更新時も費用が掛かります。
更新料金が高いと、ドメインの維持だけでも大変に……。
Xserverドメインなら、更新料金も国内最安(※2022年7月1日13時時点)で利用できます!
T部長
ドメイン取得サービスの中には、取得は数十円、更新は数千円というサービスもあります。 取得前に必ずチェックしましょう。
取得費用が数百円違うだけでも、数年で大きな差になります。
3.Whois登録情報の公開代理が無料
「Whois」とは、IPアドレスやドメイン名の登録者などの情報を、誰もが参照できるサービスです。
インターネットの技術的な問題や、トラブルを防ぐために公開が義務付けられているものですが、個人情報を公開したくない人も多いですよね。
Xserverドメインの「.jp」ドメインは、エックスサーバーが代理となって登録者の個人情報を非表示にしてくれます。費用は掛かりません!
4.エックスサーバーとあわせて使うと設定が簡単
エックスサーバーはドメインとサーバーをセットでレンタルできるため、ブログの開設手続きを簡単に進められます!
これからWebサイトやブログを作ろうと考えているなら、ぜひエックスサーバーを検討してみてください!
出典:エックスサーバー
すでに200万以上ものサイトが運用されている、”国内シェアNo.1”のレンタルサーバーです。
サーバー稼働率99.99%という安定した環境とセキュリティの高さに定評があり、サポート体制も充実しているので、初めての人も安心して利用できます。
Xserverドメインで取得した独自ドメインの設定もスムーズですし、新規契約に限り「.com」「.net」などの人気ドメインから1個プレゼントなんてキャンペーンが開催されることもあります!
T部長
サーバーとドメインを一緒に管理できるので、料金のお支払いや各種設定も楽チンです!
また、WordPressクイックスタート機能を利用すれば、Xserverドメインでのドメイン取得から、エックスサーバーでの設定までを自動でやってくれます!
WordPressクイックスタートは、以下の記事をチェック!たった10分でブログを開設できます。
【たった10分】WordPressブログの始め方|初心者でも簡単に開設できる!まとめ
今回は「ドメインとはなにか」を簡単に説明したあと、「ドメイン名やトップレベルドメインを決める際のポイント」を紹介しました。
今回紹介した内容のおさらいです!
今回紹介した ポイントを押さえて、ブログを始める前に、自分にぴったりなドメインを決めましょう!
以上、最後までお読みいただきありがとうございました!
ブログの始め方を知りたい!実際に始めたい方へ
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