【2024年12月4日更新】決め方のコツを追加し、手順などの情報を最新化しました。
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こんにちは、T部長です!
ブログを作成する際、ドメイン名をどのように決めればいいか悩む人は多いのではないでしょうか?
今回の記事では、業界歴10年以上のドメインサービスの中の人が、ドメインの役割と失敗しないドメイン名の決め方について紹介します。

T部長
この記事は以下のような人におすすめ!
- ドメインが何かわからない
- どんなドメインにするべきか悩んでいる
ドメインは、覚えやすくてわかりやすい名前をつけることが非常に大切です。
今回は、ドメイン名を決めるときに意識してほしい事項や、注意したいポイントをお伝えします。
本記事で紹介するポイントを押さえれば、読者のイメージに残りやすいドメイン名を付けられるでしょう。
ブログを始めようと思っていて、ドメインをどうするべきか悩んでいる人は、ぜひ参考にしてみてください。
それでは、どうぞ!
▼動画でも解説しています▼
ドメインとは?
ドメイン名を決めるポイントを紹介する前に、まずドメインとは何かを説明させてください。
ドメインとは、簡単にいうと「インターネット上の住所」のことです。
Webサイトを開くと「http」から始まるURLが表示されます。

たとえば、当社が運営するレンタルサーバー『エックスサーバー』の公式サイトURLは「https://www.xserver.ne.jp」です。
この「xserver.ne.jp」の部分がドメイン名で、「www」はホスト名です。ホスト名はサブドメインとも言われ、ドメインを取得したら自由に設定できます。
ドメイン名は早い者勝ち
ドメイン名の取得は早い者勝ちです!
同じ住所の家が存在しないのと同じで、すでに誰かが使っているものは利用できません。
短いドメイン名や、人気の言葉が含まれるドメイン名だと、取得できないことも。
希望するドメイン名がある場合は、早めの取得をおすすめします。

T部長
とはいえ、ドメイン名はあとから変更できません。
よく考えてから取得しましょう。
種類は「独自ドメイン 」と「共有ドメイン」の2つ
ドメインには 「独自ドメイン」 と「共有ドメイン」の2種類があります。
- 独自ドメイン
自分一人で所有しているドメイン - 共有ドメイン
1つのドメインをみんなで共有しているドメイン
住まいでたとえるなら、共有ドメインは「ひとつの建物に複数の家族が暮らすマンション」、独自ドメインは「家族だけで暮らす戸建」のイメージです。

ちなみに、エックスサーバーだと「xsrv.jp」という共有ドメインをユーザーに提供しています。
以下に、それぞれのドメインの特徴とメリット・デメリットをまとめました。
特徴をチェックして目的に応じて選ぶようにしましょう。
独自ドメインの特徴
独自ドメインは、ドメイン取得サービスを利用して有料で取得します。

- sony.jp(ソニー株式会社)
- rakuten.co.jp(楽天市場)
- muji.com(無印良品)
取得したドメインは自身が所有・管理できるため、ブログには独自ドメインの利用がおすすめです!
- 運営するサイト専用のドメインのため信頼されやすい
- 好きなドメイン名が使える
- 訪問者に覚えてもらいやすい
- 長期的に同じURLで運用できる(自分の資産になる)
- SEOに取り組みやすい
- 広告や収益化の制限がない
- 維持費がかかる(金額は種類によって異なる)
- サーバーへの設定やドメインの管理に手間がかかる
独自ドメインの詳細はこちらの記事でも詳しく解説しています。
共有ドメインの特徴
ブログサービスやレンタルサーバーの利用者が共有で利用するドメインです。

「はてなブログ」の「hatenablog.jp」
「example.hatenablog.jp」の場合、「example」の箇所は自分で文字を選べますが、「hatenablog.jp」の箇所はサービス名などが入り自分で選ぶことができません。
サービスの運営会社が所有するドメインで、契約すると誰でも利用できます。
- 無料で使える
- サーバーへの設定や契約の管理などが不要
- 運営サイト専用のドメインでないため信頼性が低い
- ドメイン名を自分で選べない
- ブログやサーバーを変えるとURLが変わってしまう
- 共有ドメインのサービス提供がなくなる可能性がある
- 関係ない広告が表示されることがある

T部長
無料で使える点は魅力ですが、デメリットが多く、少し不安があります。
信頼度の高さや収益化の面を考慮すると、ブログの収益化を目指すなら独自ドメインの利用がおすすめです。
独自ドメイン取得の費用について

独自ドメインにかかる費用は、年間1500~3000円ほどです。
ドメインの種類によって値段は変わりますが、サーバー代よりは安いことがほとんどです。
時期によっては割引キャンペーンが行われているので、チェックしてみましょう。
取得料金が、1円や10円など、極端に安いドメインには注意しましょう。
新規取得が安いだけで、更新料金が想定していた以上にかかるものもあります。
自分が取得しようとしているドメインの更新料金は、必ずチェックするようにしましょう!
また、レンタルサーバーサービスによっては永久無料の独自ドメインを特典として提供していることがあります!
ドメインを利用するうえで、これ以上ないお得な利用方法なので、サーバーサービスもチェックしておきましょう。
記事後半の「独自ドメインを取得する方法」でも紹介していますので、お得にドメインを利用したい人は、ぜひご参照ください!
「サーバー」と「ドメイン」の違い
「サーバー」はドメインとセットでよく聞く単語ですが、両者の違いがよくわからない方もいらっしゃるのではないでしょうか?
ドメインを「住所」にたとえるなら、サーバーは「土地」と考えるのがわかりやすいです。
土地がないと、家(ドメイン)を設置する場所がなくて困ります。
- ドメイン
インターネット上の住所。特定のサイトがインターネット上のどこにあるのかを示す。 - サーバー
インターネット上の土地。ドメインを置く場所。ドメインとサーバーを関連付けることで、Webサイトを運営できるようになる。
ドメインとサーバーは別々のサービスを利用するのではなく、1つの事業者でまとめて利用する方が簡単で、余計な手間がありません。
サーバーについてより詳しく知りたい方は、以下の記事を参考にしてみてください!
失敗しないドメイン名の5つの決め方
それでは本題に入っていきましょう!
独自ドメイン選びで失敗しないために、おさえておきたいコツを紹介します。
ポイントは以下の5つです。
1.サイトの内容を表現する(重要)

ドメイン名は、ブログのジャンルやサイト名などのキーワードを含めて、読者の印象に残る覚えやすいドメイン名にしましょう。
ブログテーマに沿ったドメイン名にすることによって、サイトのイメージが付きやすくなります。
たとえば、「家族でBBQ」をテーマにしたブログの場合、ドメイン名に「family」や「bbq」といった単語を含めると、読者にどんなサイトかをイメージしやすくなります。
ブログ名をそのままドメイン名にするのもアリです。

T部長
ほかのブロガーのドメイン名を見てみるのもオススメです。参考になりますよ!
必須ではありませんが、 よりよいドメイン名にできるかもしれませんので、以下ポイントのチェックもおすすめします!
わかりづらい文字列になっていないか
数字や英字を適当に並べただけのドメイン名だと、読みにくく、どんなサイトか想像付きません。
例:「バーベキュー場比較サイト」の場合
・適当に並べただけ→「kjhasdfa.com」
・テーマに沿ったドメイン→「bbq-hikaku.com」
文字の羅列だけだと怪しいサイトなのかなと疑ってしまいますので、サイト名や英単語など、意味がわかるドメイン名を心掛けましょう。
ローマ字表記と英単語、どっちがいい?
「ローマ字表記にする」か「英単語にする」かは、文字数やわかりやすさで判断しましょう。
例:「保険」をテーマにする場合
・英単語→「insurance」
・ローマ字→「hoken」
「insurance」だと、聞きなじみがなく覚えにくいですよね……。
このように、英単語が難しい場合は、「hoken」のように意味が通じやすいローマ字表記も検討することをおすすめします。
2.長過ぎないようにする

ドメイン名は、63文字以下の半角英数字と半角ハイフンが利用できます。
短く、シンプルで覚えやすい名前にできないか考えてみましょう。
- a-zの英字(大文字・小文字の区別なし)
- 0-9の数字
- -(ハイフン)
ハイフンの先頭・末尾への使用、3文字目と4文字目への連続使用は不可
長くなるほどドメイン名が覚えづらくなり、打ち間違いも多くなります。
結果として、読者がアクセスをやめてしまう可能性が高まります。
ドメイン名を短く・わかりやすくするポイントは2つありますので、長いなと感じる人は参考にしてください!
名前を省略して短くする
意味が通じる場合は、単語を省略してみましょう。
例:「バーベキュー」をテーマにドメイン名を考える場合
- 英単語→「barbecue」
- 省略→「bbq」
場合によっては、省略した方が意味が伝わりやすいケースもありますので、類語や略語がないか調べてみましょう。
ハイフンを効果的に使う
名前が長くなってしまって読みづらい場合は、ハイフンを使いましょう。
例:「tbcho」+「diary」という2つの単語を組み合わせたい場合
- 続けると→「tbchodiary」
- ハイフンを入れると→「tbcho-diary」
そのまま連結すると「tbchodiary」となり、あまり語感がよくありません。
しかし「tbcho-diary」と、意味の変わるところや単語毎にハイフンを入れる と、単語の意味が理解しやすく読みやすいドメイン名になります。
少しの工夫で読みやすくなりますので、ドメイン名が長くなる場合はぜひ試してみてください!
ハイフンは記号なので、入力しづらいという欠点もあります。利用する場合は基本1個とすることをおすすめします。
3.数字はなるべく使わない
できればドメイン名に数字を含まないようにすることをおすすめします。
というのも、以下のような点を考慮してのことです。
- 規則性がない数字表記だと覚えにくい
- 英字と区別がつかないことがある(例:0とO、1とl)
- 不正行為に使われる怪しいドメインに間違われやすい
スパムサイトなどに利用されるようなドメインは、数字が含まれていることが多いため、訪問者の印象を悪くする可能性があります。
絶対NGというほどではありませんが、避けられるなら避けておくのが無難です。
4.商標権の侵害に注意する
ドメイン名は早い者勝ちですが、何でも好き勝手に取得して良いわけではありません。
すでに存在するブランド名や商標名などをドメイン名に含めないようにしましょう。
直接ブランド名などを含めるのはもちろん、以下のように見間違えてしまいそうなドメイン名も避けるべきです。
- amaz0n.co.jp(アマゾンの日本公式ドメイン「amazon.co.jp」に類似)
- uniqlo-sales.info(ユニクロの名称がドメイン名に含まれる)
場合によっては、商標権の侵害にあたるなどして、裁判に発展する可能性も考えられます!
こういったドメイン名の付け方は、リスクやデメリットしかありませんので、行わないようにしましょう。
5.ドメインは変更できないので慎重に決める

ドメインは一度決めると変更ができないので、慎重に選ぶようにしましょう。
変更したい場合は新規ドメインを再度登録しなければなりませんが、その場合ドメインの新規取得・更新により追加の料金が発生します。
また、運営しているブログのドメインを途中で変更した場合、Googleからの評価がリセットされて、記事が検索上で表示されずアクセスが激減する可能性もあります。

T部長
ボクもブログを運営していくうちにドメインを変更したくなりましたが、上記の理由から変更できずツライ思いをしました……。
ドメインはどんなテーマで発信したいかをしっかり考え、読者にわかりやすい文字列にするのがベターです。
「.com」「.jp」などのトップレベルドメインはどう選ぶ?
ドメインの中でも、最後に表示される「com」や「jp」の部分をトップレベルドメインと言います。
このトップレベルドメインは、「特定の人しか取っちゃいけません」という制限があるドメインでなければ、自由に選んでOKです!
ドメインの種類によって機能や効果が変わるわけではないので、ご安心ください。
迷ったら「.com」「.jp」「.net」がおすすめ

ものすごい数があって、どれを選んだらいいか迷うと思いますが、選ぶ際は「イメージや信頼性」と「予算」を意識してみてください。
少し高めですが信頼性重視なら「.jp」、迷ったら人気の「.com」や「.net」から選ぶと良いです!
ブログ用途であれば「.blog」もオススメです!
「.com」や「.net」に空きがない場合でも、「.blog」は空いていたりします。
有名ドメイン(.comや.net)以外を選ぶのはアリ?
以下のようなケースでは、. comや.netなどの主要ドメイン以外もおすすめです!
- 扱うテーマやジャンルと一致する場合
動画系のサイトで「○△.tv」、技術系のブログで「□○.tech」のように、サイト・ブログで扱うテーマやジャンルにあったドメインがあれば、有名ドメイン以外を取得するのもアリです。 - 主要ドメイン取得済の文字列を使いたい場合
.comや.netなどの人気ドメインだと、すでに数多くの登録があり希望する文字列が空いていないことも多いです。
どうしてもつけたい文字列があれば、.comや.net以外のドメインを取得するのもアリです。

T部長
ドメインの種類によっては更新料金が高い場合もあるので、更新料金を確認してから取得するようにしましょう。
ドメイン名を検索してみよう!

ドメイン名を考えたら、ドメインの空き状況を検索するサービスを利用して、そのドメイン名が使える(取得できる)かどうかを確認してみましょう。
以下のページから確認できます。
検索フォームに好きな文字列を入れて、検索するを押せばOKです。

空きドメインの場合は、「取得可能です」という文字が表示されます。

もし希望するドメイン名が空いていない場合は、トップレベルドメインを変えて再検索してみてください。
「.com」が取得できなくても、「.jp」なら取得できる、といったことはよくあります!
独自ドメインを取得する方法
取得したいドメイン名が空いているのを確認したら、実際に取得していきましょう。
独自ドメインの取得方法には、主に以下の2つがあります。
WordPressブログなどを想定していて、「レンタルサーバーの契約がまだ」という方は、レンタルサーバーの独自ドメイン無料特典を利用することをおすすめします!
すでにサーバーの用意があるなどして、「独自ドメインの取得だけしたい」という場合は、ドメイン取得サービスを利用しましょう。
【おすすめ】レンタルサーバーの独自ドメイン無料特典を利用する
レンタルサーバーによっては、契約中は独自ドメインが永久無料になる特典を提供しているサービスがあります。
WordPressブログなどを想定しているなら、この方法がもっともおすすめです!
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T部長
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ドメイン取得サービスを利用する
すでにサーバーのご利用があるなどして、「ドメインの取得のみ」という場合は、ドメイン取得サービスを利用する方法が一般的です。
独自ドメインはどこのサービスで取得しても、ドメインとしての機能は同じです。
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まとめ
今回は「ドメインとはなにか」を簡単に説明したあと、「ドメイン名やトップレベルドメインを決めるときのポイント」を紹介しました。
今回紹介した内容のおさらいです!
- ドメインとはブログなどの「インターネット上の住所」
- ブログには自身が所有・管理する「独自ドメイン」の利用がおすすめ
- ドメイン名を決めるときは押さえるべきポイントがある
- トップレベルドメインは「.com」「.jp」[.net」「.blog」などがおすすめ
- レンタルサーバーによっては独自ドメインがずっと無料で使える特典を提供している
また、ドメイン名を決めるときに押さえるべきポイントは以下のとおりです。
今回紹介した ポイントを押さえて、ブログを始める前に、自分にぴったりなドメインを決めましょう!
以上、最後までお読みいただきありがとうございました!
ブログの始め方を知りたい!実際に始めたい方へ
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