【2024年12月25日更新】記事全体で装飾や文章を見直し、読みやすくしました。
この記事のレベル
初心者 | (4.5) |
重要度 | (3.5) |
難しさ | (1.5) |
こんにちは、T部長です!
「ブログを書きたいけど、どうやって書き始めればいいのかわからない……」と悩んでいませんか?
そんな人に向けて、さまざまな場面で使えるブログの書き方テンプレートを用意しました!
T部長
この記事は以下のような人におすすめ!
- どうやってブログを書けばいいのかわからない人
- 書き出し、本文、まとめ、タイトルの書き方を知りたい人
- 誰でも真似できるブログの書き方テンプレートを知りたい人
この記事では「ユーザーに役立つ記事を書いて稼げるようになりたい人」に向け、ブログの書き方テンプレートを紹介します。
ブログへのアクセスの多くは検索エンジンからです。
また、Googleなどで検索をするのは、調べものや商品・サービスの購入など、自分の問題や悩みを解決する目的であることがほとんど。
そのため、訪問者にとって役立つ記事を書こうとすると、おのずと求められる書き方・型が決まってきます。
この記事で紹介するテンプレート(型)を活用すれば、短時間で高品質な記事が作れるので、ぜひご覧ください。
それでは、どうぞ!
目次
ブログを書き始める前に理解すべき前提知識
テンプレートを使って良質な記事を書いても、事前に正しい手順を踏まなければ読まれることはありません。
記事を書くときは、以下のような手順を踏むことを事前に理解しておきましょう。
- 検索キーワードを洗い出す
- 検索ボリュームの調査、およびキーワードを選定する
- 読者のニーズに合わせて記事を書く(ここが本記事で紹介する内容!)
とくに重要なのは、キーワードの選定です。
検索されるキーワードを把握し、読者のニーズに合わせて記事を書くことで、初めて多くの人に読まれるブログ記事になります。
この記事ではステップの3つ目にある「記事の書き」について紹介します。
ステップの2つ目にあるキーワード選定までについては、以下の記事で紹介しているので、ぜひ事前にチェックしておいてください!
【超重要】SEOキーワードの選定手順6ステップ!ブログのアクセスを最大化!それでは、ブログ記事の書き方テンプレートを紹介します!
【全体像】ブログ記事の書き方テンプレート
まずはブログ記事の全体像を把握しておきましょう。
下の画像に示したとおり、どんな内容であれ「書き出し」「本文」「まとめ」の3つでほとんどの記事が構成されています。
そのほか「メタディスクリプション(記事の説明文)」や「記事のタイトル」なども記事を構成する主要な要素です。
パートごとに役割があり、それぞれの書き方はある程度の型が決まっています。
今回の記事では「書き出し」「本文」「まとめ」「メタディスクリプション」「タイトル」の5つについて、役割と文章のテンプレートを紹介していきます。
それでは、さっそく見ていきましょう!
1:書き出しパート
書き出しは、読者が最初に目にする「冒頭部分(リード文)」です。
基本的に読者は「悩みを解決できる記事を読みたい」と考えており、「関係のない記事は一刻も早く閉じたい」と思っています。
書き出しを見て、記事を読み進めるか判断する読者が多く、「求める記事ではない」と思われたら本文まで読んでもらえません。
下記で「読者の心をつかむ書き出しの書き方」を紹介します。
「書き出しパート」の書き方
おすすめの書き方は以下のとおりです。
- その記事を読む読者の悩みを代弁する
- その悩みが解決できることを伝える
- その悩みが解決できる根拠を伝える
- その記事に何が書かれているのかを伝える
- 記事を読んだ後に得られる結果(メリット)を伝える
はじめに「どんな悩みを解決できるのか」を示して、「この記事は自分に必要だ」と思わせます。
続く内容で、根拠や記事の内容、メリットを順序立てて提示し、読者の信頼を得ていくイメージです。
以下にテンプレート文を作成したので、書き出しの作成時に活用してください!
書き出しのテンプレート1
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・ユーザーの悩み1
・ユーザーの悩み2
・ユーザーの悩み3
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こんな悩みを解決できる記事を用意しました。
この記事でご紹介する「〇〇」を実践すれば、初心者でも〜〜できます!(ユーザーの悩みを解決できることを主張)
なぜなら、実際に私もこの方法で〜〜の悩みを解決できたからです。(根拠を伝える)
画像:上記の根拠を証明する画像などがあるといい
記事前半では△△を、後半では◇◇を解説するので、じっくり読み込んでください!
以下が実際の使用例です。
書き出しの最初で読者の悩みを伝えると、「この人は自分と同じ問題を解決したんだ」と感じてもらえるなどして、読者の離脱を防げます!
次に「はじめに自己紹介をして信頼性を高めたい」人に向け、2つ目の書き出しテンプレートを紹介します。
書き出しのテンプレート2
こんにちは、〇〇です!(自己紹介する)
「〜したいけど、〜できない…」と悩んでいませんか?(ユーザーの悩みを言語化する)
そんな方に向けて、〜できる(ユーザーの悩みを解決できることを主張)記事を書きました!
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・ユーザーの悩み1
・ユーザーの悩み2
・ユーザーの悩み3
————————————
本記事で紹介する「〇〇」を実践すれば、初心者でも〜〜できます!(ユーザーの悩みを解決できることを主張)
なぜなら、実際に私もこの方法で〜〜の悩みを解決できたからです。(根拠を伝える)
画像:上記の根拠を証明する画像などがあるといい(根拠を伝える)
記事前半では△△を、後半では◇◇を解説するので、じっくり読み込んでください!
実際の使用例は以下です。
先ほどのテンプレートと異なるのは「はじめに自己紹介をしている点」です。
当ブログでよく使われています。
T部長
最初に自己紹介をすると、読者に安心感を与えやすいです。
訪問者に商品やサービスの購入を促し、収益を生み出すための記事では「QUESTの法則」にならって書き出しを作ってみましょう。
「QUESTの法則」とは、
「Q = Qualify(定義づける)」
「U = Understand(共感する)」
「E = Educate(教育する)」
「S = Stimulate(熱狂させる)」
「T = Transition(行動させる)」
の頭文字を取って作られた造語です。
読者の行動を促すセールスライティングの手法として、とても人気があります。
本記事で紹介したテンプレートを使い慣れてきたら、「QUESTの法則」にならった書き出しの作成にトライしてみてください!
書き出しについては以下の記事で、よりくわしく解説しているので、ぜひあわせてご覧ください!
悩まず書ける!ブログの書き出しテンプレート2つと例文を紹介「QUESTの法則」は、以下の記事で文章例もまじえて紹介しています。
セールスライティングとは?売れる記事作成のコツと文章の型を解説2:本文パート
本文は「伝えたいことを伝えて読者の悩みを解決するためのパート」です。
記事の質を左右する重要なパートで、どれだけ悩みを解消できたかで読者の行動は大きく変わります。
また、本文は記事の検索順位にも大きく関係するため、アクセス数にも大きく影響します!
以下で本文の書き方やテンプレートを紹介するので、ぜひ参考にしてください。
本文パートの書き方
文章にはさまざまな書き方があるため、1つの型だけが正解ではありません。
しかし、以下のように「結論→理由→具体例→再度結論(PREP法)」で文章を書くと、論理的でわかりやすい文章に仕上がります。
- 結論(伝えたいこと)
最初に結論(答え)を伝えて、後述の話を理解しやすくする - 理由(結論を裏付ける理由)
結論に納得ができて、さらに話が聞きやすくなる - 根拠・具体例(結論を裏付ける根拠や具体例)
理解度合いが深まり、イメージできるようになる - 再結論(結論を再掲示)
結論を思い出して、印象に残りやすくする
以下が実際に活用した例です。
Web記事の読者は「早く答えを知りたい」と思っているケースが多く、回りくどい表現を嫌います。
そのため、はじめに結論を示して、あとで裏付けになる理由や根拠を説明していく流れが好まれやすいです。
以下でテンプレート的に使える文章を紹介します!
本文のテンプレート
- 結論
ブログ記事を書くときは、事前に構成を作成しておきましょう。 - 理由
なぜなら、構成がないと全体像を俯瞰して記事が書けず、内容がぶれてしまうからです。 - 根拠・具体例
たとえば、プラモデルを思い浮かべてください。誰でも迷わずにプラモデルを作れるのは「設計書」があるからですよね? - 再結論
要するに「構成」=「設計書」です。構成を事前に作れば、ゴールに向けて質の高い文章をスラスラ書けるようになるので、ぜひ実践してみてください!
上のテンプレートに沿って書けば、論理的でわかりやすい文章に仕上がります。
とはいえ、毎回同じテンプレートで書くと機械的な文章になってしまいます。
上の「赤色の部分」=「接続詞」を変えてみるなど、工夫してみてください。
以下で「接続詞のバリエーション」をまとめています。
- 理由…なぜなら・その根拠は・そのわけは・理由は・~だから
- 具体例…たとえば・具体的には・例としては・どういうことかと言うと
- 再結論…そのため・つまり・したがって・以上の理由で・このように・以上のように・ここのポイントは
初心者が読みやすい文章を書くためのコツ15個
「テンプレートで型はわかったけど、上手に書けない」と悩んでいる人も多いのではないでしょうか?
そんなブログ初心者向けに、読みやすい文章を書くためのコツをまとめました。
- 同じ接続詞は避けよう
- 同じ文末は避けよう
- 無駄な単語、装飾は削除しよう
- 遠回しな表現は避けよう
- 漢字、ひらがなのバランスを見よう
- 1度読んで誤字脱字チェックしよう
- 装飾を使おう
- 画像を使える箇所を探す
- 吹き出しを活用しよう
- 難しい文章、単語はないか調べよう
- 数字を使おう
- 「こと」はできるだけ削除しよう
- 「の」「と」「や」を連続で使わない
- 「こそあど」は避けよう
- 係り受けの距離を近づけよう
すべてを一度に意識するのは難しいので、できそうなものから少しずつでOKです。
くわしくは以下の記事で解説しているので、あわせて読んでみてください!
【ブログ記事の書き方】初心者でもプロ並の文章が書ける15のコツ3:まとめパート
「まとめ」は、読者へ具体的なアクションを促すパートです。
- 特定サービスへの登録
- 特定商品の購入
- 関連する別の記事への移動
- SNSのフォロー ……など
サービスの登録を促す場合は「この記事で紹介した方法をすぐに実践したい方は、ぜひ〇〇〇に登録してみてください!」のようなイメージです。
別の関連する記事への移動を促すなら「〇〇〇をさらに深く知りたい方は、こちらの関連記事もご覧ください。」といったイメージだと思います。
とはいえ、ただ促せばいいわけではないので、具体的な書き方を紹介します。
まとめパートの書き方
- 本文で紹介した重要なポイントを箇条書きにする
- 記事全体の結論を再度伝える
- 次のアクションへつながるボタンやリンクを配置する
(商品ページへのリンクや別記事へのリンクなど)
まとめの書き方は、上に挙げたとおりです。
効果的なまとめを作るには、読者の心理を想定して適切な要素を入れる必要があります。
以下が実際の例です。
箇条書きで記事の要点を伝え、記事全体で「最も伝えたいこと」を再度伝えています。
また、最後にはリンクを設置していて、次にどんなアクションを起こしてほしいかがわかると思います。
以下では、まとめのテンプレートを紹介するので、ぜひ活用してください!
まとめのテンプレート
最後に、紹介した内容をおさらいしましょう。
ポイント1:〜〜
ポイント2:〜〜
ポイント3:〜〜
紹介した内容を実践すれば、初心者の方でも〇〇できるようになります。(再度、ユーザーの悩みを解決できることを伝える)
△△について詳しくまとめた記事があるので、確認してみてください!
文章が長くなりすぎると、次へのアクションにつながらない場合があるので注意してください。
T部長
本文までの流れを踏まえ、必要な点をシンプルに書くのがおすすめです!
4:メタディスクリプションパート
メタディスクリプションとは、Googleなどの検索結果に表示される記事の紹介文です。
下の画像に示した赤枠の部分です。
魅力的なメタディスクリプションを作成すれば、検索結果で読者の目を引き、「この記事なら役立ちそう!」 「自分の問題を解決できるかも」と感じてもらえます。
結果として、クリックされやすくなり、アクセス数アップにつながります。
さらに、「関連キーワード」 を自然に盛り込むことで、検索の目的が少し異なるユーザーにも記事を見つけてもらえる可能性が高まり、幅広い層からのアクセス が期待できます。
特定のキーワードと一緒に検索される可能性が高いキーワードのこと。
ここでは、書いている記事で対策したキーワードと関連性が高いキーワードを指す。
メタディスクリプションの書き方
メタディスクリプションを書くときは、以下のようなポイントを押さえましょう。
- 記事で紹介する内容を伝える
- 記事を読むことで得られる結果(メリット)を伝える
- 検索キーワードを入れる
- 文字数を120文字以内にする
実際に上で示した書き方に沿うと、以下のようになります。
それでは、メタディスクリプションのテンプレートを紹介します。
メタディスクリプションのテンプレート
月〇〇万人以上に読まれるブログを運営するT部長が、初心者向けにブログの書き方やテンプレートの文章を紹介します。この記事を読めば、初心者でも一切悩まずにブログ記事が書けるようになるのでぜひご覧ください!
前半で記事の内容を伝え、後半で記事を読むとどんな結果が得られるのかを紹介しています。
上の例文でちょうど100文字です。
対策キーワードである「ブログ 書き方 テンプレート」も含めています。
120文字は予想以上に少ないので、必要なポイントだけをシンプルに伝えるのがおすすめです!
メタディスクリプションに検索キーワードは入れ込みすぎないようにしましょう。記事の内容が伝わりにくくなってしまいます。
メタディスクリプションについては、以下の記事で詳しく解説しています。
メタディスクリプションとは?書き方・文字数・SEOへの効果を解説5:タイトルパート
「タイトル」は検索結果に大きく表示されるため、読者の目にとまりやすいパートです。
記事の内容を端的に表すパートなので、タイトルによってクリック率が大きく変わります。
タイトルの付け方は、検索順位やアクセス数に大きく影響するので、ぜひ以下の書き方を参考にしてください!
タイトルの書き方
- WHY…なんのために
- WHAT…何をするのか
- HOW…どうやってWHATをやるのか(数字などを入れるケースが多い)
クリック率の高いタイトルは「WHY+HOW+WHAT」=「なんのために・どうやって・何をするのか」の3つで作られているケースが多いです。
とくに「WHY」=「なんのために」は、読者が記事を読む理由に当たるため、必ず入れるべき要素です!
それでは、タイトルのテンプレートを紹介します。
タイトルのテンプレート
- WHY(理由)
〇〇のために - WHAT(方法論)
〜の方法・〜の戦略・〜の解決策・〜のコツ・〜の実践法・〜の注意点 - HOW(具体的な数字・簡易性を伝えるもの)
たった5分で〜・たった1日で〜・3つの簡単な〜・誰でも簡単にできる〜・一瞬で〜
このテンプレートを活用すると、以下のようなタイトルができあがります。
タイトルの具体例
- たった1日でできる!Googleアドセンス審査に落ちないためのコツ5個
WHY:Googleアドセンス審査に落ちないため
HOW:たった1日でできる!
WHAT:コツ5個 - ブログの文章力がない人でもプロ並に文章が書けるテクニック10個
WHY:ブログの文章力がない人でも
HOW:プロ並に文章が書ける
WHAT:テクニック10個 - ブログで検索上位を狙うための3つの簡単な施策
WHY:ブログで検索上位を狙うため
HOW:3つの簡単な
WHAT:施策
テンプレートに沿って「WHY・HOW・WHAT」の3つを意識すれば、短時間で魅力的なタイトルが作れます。
タイトルは、全角40文字前後で作りましょう!
端末によって32文字以降は「…」と省略されてしまうので、必ず目にしてほしい言葉やキーワードは32文字以内に含めるのがベストです。
タイトルについては、以下の記事もぜひチェックしてください。
【テンプレ付】読者を惹きつけるブログ記事のタイトルの作り方4ステップ 【簡単】クリック率がすぐにあがるブログ記事タイトルのテンプレ10選+応用編4個テンプレートを使って読みやすいブログ記事を書こう!
今回は、初心者向けにブログの書き方を紹介しました。
いざブログを書くときに困らないよう、ブログ記事の全体像と役割をおさらいしておきましょう。
- 書き出し…読者を惹きつけるためのパート
- 本文…読者の悩みを解消するパート
- まとめ…読者の行動を促すパート
- メタディスクリプション…検索結果上で読者を惹きつけるパート
- タイトル…検索結果上で読者を惹きつけるパート
この記事で紹介したテンプレートは、良質な記事を書く第一歩のサポートでしかありません。
テンプレートの活用に慣れたら、自分なりにアレンジして、より良質な記事を書こうと試行錯誤するのが大切です。
まずは基本を押さえるためにテンプレートを活用し、そのあとでオリジナリティを出していきましょう!
以上、最後までお読みいただきありがとうございました。
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