こんにちは、T部長です!
自分には文章力がないからと、ブログの立ち上げをためらったり、記事の作成をあきらめかけたりしていませんか?
この記事では、そんなブログ初心者に向けて、ブログに必要な文章力や、鍛え方を解説していきます。
T部長
この記事は次のような人におすすめ!
- 文章力に自信がない人
- ブログ記事がうまく書けない人
- 文章の質を上げたい人
この記事を読んでいる人のなかには、過去に文章をうまく書けなかったり、指摘を受けたりして、自信をなくしている人もいるのではないでしょうか。
しかし、そんな過去を気にしてブログをあきらめるのはもったいないです!
なぜなら、文章力は生まれつきの才能ではなく、誰でも身につけられるものだからです。
この記事を読めば、「文章力」の意味や鍛え方を理解でき、ブログに取り組むモチベーションがわいてきますよ!
それでは、どうぞ!
目次
文章力とは「文章で人を動かす力」
文章力とは「文章で人を動かす力」です。
引力、加速力など「〇〇力」とは何かを動かす力のことですが、文章の力で動かせるのは、人間の心と行動です。
たとえば以下のようなものが挙げられます。
- 理解させる(納得させる)
- 行ってみたいと思わせる
- やってみたいと思わせる
- 欲しい(買いたい)と思わせる
- 笑わせる
- 泣かせる(感動させる)
- 興奮させる
人の心や行動をどこまで動かせるかは、文章力によって変わってきます。
より大きく心を動かし、はっきりとした行動につながるものほど、高い文章力を要します。
ブログ記事は、読者の疑問や悩みを解決することが目的なので、最低でも記事内容を十分に理解してもらえるだけの文章力が必要です。
また、商品やサービスを購入してもらうことで収益を得るアフィリエイトブログでは、具体的な行動につなげるため、さらに高い文章力が求められます。
とはいえ、不安に思う必要はありません。文章力は、トレーニングによって身につけられるものです。
文章力を身につけるためのポイントは、記事の後半で紹介していきます。
文章力の3つのレベル
「理解はしてもらえるが、感動させることまではできない」など、文章力によって動かせるものは異なります。
この記事では、文章力を以下の3つのレベルに分けて解説していきます。
ただし、一般的にこのような文章力の定義があるわけではありません。
「物事を正しく伝えたい」「商品の購入につなげたい」などの目的にあわせて、目指す文章力の目安にしてください。
基礎文章力(伝える力)
基礎文章力とは「書き手の思いを読み手に伝える力」です。
文章のもっとも基本的な役割は、相手に「分かった」と思ってもらうことです。
伝える力が不足している文章は、筆者がなにを言いたいのかが明確ではないため、読み手にストレスを与えてしまいます。
とくに、Web記事の読者は、辛抱強くありません。
基礎文章力のない内容を目にすれば、知りたい情報がすぐに見つからないと判断し、サイトから離脱してしまいます。
ブログ記事では必須となる力なので、まずは基礎文章力の習得を目指しましょう。
応用文章力(行動させる力)
応用文章力とは「分かった」と思った読者をさらに動かし、「行ってみたい」「やってみたい」「欲しい(買いたい)」などと思ってもらう力です。
読者の具体的な行動につなげるためには、より説得力のある内容に仕上げなければなりません。
ほかにも、読者像を具体的に想定し、感情に訴える筆者なりの主張などを盛り込む必要があります。
とくに、アフィリエイトでブログの収益化を目指す場合、応用文章力によって具体的な行動につなげられるかが非常に重要です。
基礎文章力を土台に、応用文章力の習得を目指しましょう。
上級文章力(感動させる力)
上級文章力とは、「人を楽しませる」「感動させる」文章を書ける力です。
文章で人を笑わせる、泣かせる(感動させる)、あるいは興奮させられれば、上級文章力があると言えるでしょう。
上級文章力があれば、より豊かな表現やストーリーなどを交えて、独自の世界観を作り上げ、読者により強い印象を残せます。
このレベルの文章は、ブログ記事よりも小説、エッセイ、ドキュメンタリーなどの文芸的なものに求められることが多いでしょう。
文章力がないと感じていても大丈夫
ブログ記事には基礎文章力(伝える力)が必須です。
また、ブログの読者を増やして収益化を目指すのであれば、応用文章力(行動させる力)も求められます。
「自分には文章力がないから……」と悩んでいる人もいるでしょう。
しかし、文章力に自信がないからといって、ブログをあきらめる必要はありません。
伝える力も行動させる力も、ブログを継続し、記事を書きつづけることで、おのずと身についていきます。
とはいえ、やみくもに文章を書き続けていても文章力はなかなかつきません。
大事なのは「伝わる文章」の原則を意識しながら書くことです。
今は自信がなくても大丈夫です。少しずつでもよいので、まずは取り組んでみましょう!
次の章では、文章力を身につけるために意識すべきことを解説していきます。
ブログに必要な基礎文章力「伝える力」を身につける方法
文章を書く目的は、誰かに何かを伝えること。基礎文章力とは「相手に伝わる文章」を書ける力です。
非公開ブログや日記ブログなど、他人に何かを伝えることが最優先でないブログでは不要ですが、それ以外の目的では相手に伝えることが大事です。
ブログ初心者は、まず以下のポイントを意識し、基礎文章力(伝える力)を身につけていきましょう。
ひとつずつ解説していきます!
1. 一文にあれこれ詰め込まず、短くシンプルに書く
「伝わる文章」のもっとも重要な原則は、1つの文にあれこれ詰め込まず、シンプルにまとめることです。
以下の例を見てみてください。
釣った魚の寸法を測って、写真を撮って『ありがとう』などと言って逃がしてやるキャッチ&リリースが上等な魚釣りだとする風潮がありますが、私にはそれが命を大切にする素敵な行動だとは思えず、むしろ命をもてあそぶ『人間のおごり』に思えてなりません。
キャッチ&リリースが上等な魚釣りだとする風潮には違和感があります。
釣った魚の寸法を測って、写真を撮って『ありがとう』と言って逃がしてやる。
いかにも命を大切にする素敵な行動のようですが、私にはそれはむしろ命をもてあそぶ『人間のおごり』に思えるのです。
悪い例では、すべての内容が1つの文に詰め込まれており読みづらく、内容もうまく掴めません。
よい例では、伝えたい内容ごとに文が区切られているため読みやすく、内容もわかりやすくなっていますよね。
1文が長いと、以下のようなデメリットが生じます。
- どれが主語で、どれが述語かわかりにくい
- どの修飾語がどの語句にかかっているのかわかりにくい
- 一息で最後まで読み切れない
わかりにくい文章は、読者にストレスを与え、読むモチベーションを下げてしまいます。
また、「主語が途中で入れ替わって述語にうまくつながらない」など、文がねじれやすくなるため、筆者自身も迷子になるおそれがあるでしょう。
伝えたいことが多く1文が長くなるときは、複数に分けることで、シンプルで読みやすくなります。
2. なくても意味が通じる語句や「言い回し」は削る
シンプルでわかりやすい文章にするために、余分な要素は削っていきましょう。
たとえば以下のような言い回しです。
水のやりすぎに注意することで、根腐れを予防することができます。
水のやりすぎに注意すれば、根腐れを予防できます。
「~すること」はつい使いがちな言い回しですが、多用すると重たい文章になります。
ほとんどの場合、削っても意味は変わりません。
ほかにも、ないほうがスッキリとする語句や、削っても意味が変わらない言い回しはいろいろあります。
もしかすると親からの遺伝なのかもしれないが、子供の時から結果を考えない無鉄砲な行動で損をすることが多かったように思う。
親譲りの無鉄砲で小供の時から損ばかりしている。
よい例の文は、夏目漱石の「坊ちゃん」の冒頭です。改めて見ると、力強い文章だと思いませんか?
言い切ることをためらったり、さまざまな要素を盛り込みすぎたりすると、遠回しな表現になってしまいます。
なくても意味が変わらない言葉は削って、簡潔に書くことを心がけましょう。
3. 結論から書く
章(見出し)が変わったら、章の中で伝えたいことの結論をまず述べましょう。
結論を先に述べることには、以下のようなメリットがあります。
- 結論が最初に分かるため、内容を理解しやすくなる
- 「なぜそう結論づけたのか?」という興味を喚起できる
結論を先に述べると、内容が格段にわかりやすくなります。
相手に内容を伝える目的の文章で、このメリットは非常に大きいでしょう。
また、Web記事の読者は、読みたい気持ちがなくなるとすぐに離脱してしまいます。
結論を先に示せば、読者は自然と「なぜ?」と感じ、続きに関心を持ってもらえる可能性が高まります。
このように、結論から書く文章を組み立てるときに、ぜひ取り入れたいのが「PREP法(プレップ法)」です。
PREP法とは、伝えたい内容を以下の順番で書く文章の型です。
- 結論(Point)
- その理由や根拠(Reason)
- 具体例(Example)
- 結論をもう一度述べる(Point)
1つの章や見出し内の文章を「伝わる文章構成」にするために有効な方法なので、ぜひ活用してみてください!
T部長
「結論から書く」点を意識して、読みなおしてみてくださいね。
4. 「これ」「それ」「あれ」「どれ」などの指示語をできるだけ使わない
既出の文章や名詞を指し示す「指示語」は、できるだけ使わないようにしましょう。
指示語とは、「これ」「それ」「あれ」「どれ」などの、いわゆる「こそあど言葉」です。
指示語は、読者に「どれのこと?」と迷わせやすい側面があるため、使わないほうがわかりやすい文章になります。
ほかにも、「前者、後者」など、何を指しているかがあいまいになりやすい言葉は避けるのが無難です。
とくに、ブログなどのWeb記事では、途中の内容を飛ばして、一部だけ読まれる場合があります。
指示語の多用は避け、どこから読んでも内容が伝わる文章を意識しましょう。
5. 同じ文末表現を3回以上連続して使わない
「~です。~です。~です」「~ます。~ます。~ます」など、同じ文末表現を3回以上続けないようにしましょう。
同じ表現が続くと、文章のリズムが単調になり、機械的で稚拙な印象を与えてしまいます。
しかし、文末表現を変えづらい場合もありますよね。
そんなときは、文を名詞で終わらせる「体言止め」を使う方法を試してみてください。
大阪の串カツは具材の種類が豊富です。
その中でとくに人気なのが牛ヘレです。
たんに『串カツ』と言えば牛ヘレを指すほどです。
大阪の串カツは具材の種類が豊富です。
その中でとくに人気なのが牛ヘレ。
たんに『串カツ』と言えば牛ヘレを指すほどです。
体言止めを活用し、2文目を「牛ヘレ」で終えたことでリズム感が出て、文章の単調さが解消されました。
単調な文章にならないよう、複数の文末表現を活用してみましょう。
6. 漢字とかなのバランスを意識する
漢字とかなは、やたらと連続すると読みにくくなるため、バランスよく使いましょう。
たとえば以下の例を見てみてください。
よいことばかりがたてつづけにおこった。
良いことばかりが立て続けに起こった。
極端な例ではありますが、かなばかりで読みにくかった文章が、漢字を適度に入れたことで読みやすくなっていますよね。
想定している読者によって適切な使用比率は変わりますが、まずは「漢字は4文字以上連続して使わない」「ひらがなだけの文章にしない」などを意識してみてください。
同様に「カタカナの多用」も、読者に拒否されやすいので注意してくださいね!
T部長
読みやすさを優先しながら、表記の統一も意識してみてください。
ブログの読者を行動させる応用文章力を身につける方法
基礎文章力を土台に、読者を行動にまで導くためには、構成を先に作ることと、文章に主張を持たせることが大切です。
以下の内容に取り組んで、応用文章力を身につけましょう。
1. 説得力が増す「構成」を先に作る
構成とは、記事にスムーズな流れと、論理的に整った筋道を与えるものです。
思いつくままに文章を書きはじめると、内容が重複したり、前後が矛盾したりして、記事の流れに乱れが生じやすくなります。
流れが乱れていると、読者を混乱させ、記事の説得力が損なわれてしまいます。
そのため、ブログ記事全体の話の流れを整理する「構成」をあらかじめ作っておきましょう。
たとえば、先に紹介したPREP法は、文章だけでなく記事全体の構成としても使える手法。以下のように、結論から書く構成も有効です。
- 見出し1:結論
- 見出し2:理由・根拠
- 見出し3:具体例
- まとめ:もう一度結論を述べる
とはいえ、記事のテーマによっては、結論から書く構成ではうまくいかないケースもあるため、目的に合わせた構成にするのが大切です。
「ノウハウを知りたい」に応える記事の場合は、基本的な内容から紹介し、徐々に具体的にしていくことも考えられます。
「具体的な悩み」を解決する記事であれば、原因や理由から解説するのもよいでしょう。
以下の記事では、パターン別の記事構成を紹介していますので、参考にしてみてください。
人気ブログを作る!初心者でもできる記事構成の作り方3ステップ2. 主張のある文章を書く
文章で人を動かすには、記事内に書き手なりの主張を入れることが大切です。
正確な情報や信頼できるデータは必要ですが、それだけでは人はなかなか動きません。
読者の行動をうながす最後の一押しは、書き手の価値観やこだわりです。
たとえば、あなたがブログ運営のノウハウを提供するブログを運営しているとします。
また、常日頃から、ブログ運営は自己の成長を促し、人生を豊かにするものだと感じているとしましょう。
この場合、「収益の出る商品を紹介しやすいテーマ」を安易におすすめせず、本当に読者に合う有益なテーマ選びについての主張を展開するほうが、文章の説得力が増す可能性があります。
大事なのは、どんなジャンルであれ「読者の役に立つ」と心から感じていることをブログ記事に書くことです。
単なる「まとめ記事」にはない、主張のある文章を書く力や、ものの見方を養っていきましょう。
文章を書くときの大前提として、ブログ記事で扱うテーマには確かな知識と経験が必要です。
読者の行動を促すために必要な説得力は、書き手の豊富な知見にもとづいています。
知識が足りない場合は、入念に調査しなければなりません。
より深い知見は、文章表現の正確さ、記事内容の深さや網羅性などにあらわれます。
理解できるだけの記事よりも、読み応えと強い信頼を生むでしょう。
SEOとは、Googleなどの検索エンジン向けに記事内容やサイト構造を最適化し、検索結果の上位に表示させる取り組みです。
確かな内容のブログ記事を書いても、Google検索などの上位に表示されなければ誰にも読んでもらえないので、SEOについても勉強しておきましょう。
SEOの取り組みのひとつに、実際の検索キーワードや、キーワードに込められた悩み・疑問をあらかじめ想定しておく「キーワード選定」があります。
キーワード選定で、読者の悩みを具体的に想像できれば、的確な問題解決につながり、検索エンジンにも評価されやすくなります。
SEOについては、以下の記事で詳しく紹介していますので、ぜひご覧ください。
【超重要】ブログにおけるSEO対策の本質!初心者向けに知っておきたいポイントを解説読者を感動させる上級文章力を身につける方法
読者を笑わせたり、泣かせたりできる上級文章力は、日常的に文章を書くなかで少しずつ養われる力です。
筋力をつけるボディビルに継続的なトレーニングが必要なように、文章力をつけるためにはたくさん書くことと、書きつづけることが欠かせません。
また、「書く」というアウトプットは必須ですが、「読む」インプットも大切です。
好きなジャンルや好きな作者の書籍などをたくさん読むようにしましょう。
読むという受け身の行為でも、親しんだ作者の文章スタイルには自然と影響を受けるものです。
気に入ったスタイルがあれば、真似をするのも悪いことではありません。
オリジナリティは真似から生まれるもの。何事にも手本はあるのです。
ただし、最初から高い文章力を求めると、内容が表現に追いつかず、不自然で質の低い記事になってしまいます。
書きつづけるなかで、少しずつ自分のスタイルや工夫するべきポイントを見つけていきましょう。
まとめ
この記事では、文章力とは何か、文章力をつけるためにはどんな方法があるかを解説しました。
要点をまとめると以下のとおりです。
- 文章力とは「文章で人を動かす力」
- 文章力はトレーニングで身につけられるもの
- 初心者は「伝える力」として基礎文章力を身につけることが先決
- 文章力は文章を書きつづけることで徐々に向上する
- 収益化ブログでは「行動させる力」として応用文章力も求められる
文章力は限られた人だけにある特別な才能ではなく、正しい方法でトレーニングすれば誰でも身につけられます。
ブログを継続しながら、読者の心に届く文章力を鍛えていきましょう。
以上、最後までお読みいただきありがとうございました。
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