こんにちは、T部長です!
みなさんは「SEO」はご存じでしょうか?
ブログを始めたばかりだとSEOと聞くだけで「なんだか難しそう……」と思われている方も多いのではないでしょうか?
今回はSEOとは何か、SEOの基本的な考え方と、それを踏まえた上で具体的なSEO対策について説明します!
T部長
今回の記事は以下のような人におすすめ!
- SEOとは?から教えて欲しい
- SEOの基礎知識を身に付けたい
- SEOのことをこれから学びたい
結論、ブログにおけるSEOは「ユーザーに対して役立つ記事を提供すること」です。
SEOを適切に行うことによって、サイト運営者は寝ている間にもアクセスを集められます。また、あなたのブログを通してユーザーに有益な情報を伝えられます。
ブログを運営するうえで、SEOは非常に重要になりますので、今回の記事を参考に勉強していきましょう!
▼動画でも解説しています▼
目次
SEOとは?
SEO=Search Engine Optimization
直訳すると「検索エンジン最適化」という意味です。
検索エンジン最適化というのは、ネットで検索されたとき、自分のサイトが他のサイトよりも上位表示されやすい状態にすることです。
SEO対策と聞いたことがあると思いますが、検索エンジン対策とも言われます。
たとえばキャンプグッズを揃えたくて「キャンプグッズ おすすめ」とGoogleで検索したとします。
検索結果が幼児されたら、だいたい順位が1~3位の記事のなかで、タイトルが気になったものをクリックするのではないでしょうか?
このように記事を需要のある検索ワードで上位表示させ、自身のブログにアクセスを集める手段を「SEO対策」といいます。
GoogleやYahoo!も検索エンジンのひとつ
検索エンジンは、インターネット上の情報を検索するシステムです。
以下のようなものが検索エンジンにあたります。皆さんがよく使っているものもあると思います!
代表的なものだと「Google」「Yahoo!」です。
その他にもまだまだあります。興味があれば検索してみると面白いかもしれません!
検索エンジンを使うには「ブラウザ」が必要
ブラウザはWebサイトを見るためのツールです。ボクたちは普段、意識することなく使っていますが、Webサイトはブラウザを通して見ています。
日本でも有名なブラウザは、以下のようなものがあります。
- Google Chrome(グーグルクローム)
- Microsoft Edge(マイクロソフト エッジ)
- Safari(サファリ)
- Firefox(ファイヤーフォックス)
- Internet Explorer(インターネットエクスプローラー)
これらのブラウザを使って、ブログなどのWEBサイトを閲覧できるようになります。
SEO対策の基礎となる考え方
SEO対策とは、検索エンジンからの評価を高め、ブログが検索結果の上位に表示されることを目指す一連の施策です。
では、具体的にはどのようなコンテンツが検索エンジンから高評価を受けるのでしょうか。
評価の軸はさまざまですが、いずれも「ユーザーのためになるコンテンツが作れているか」を突き詰めることが大切。
その中でも今回は、記事やブログ作りの基礎となる考え方として、GoogleがWebサイトの評価をする際に重視している「E-A-T」という指標をご紹介します。
- E(Expertise=専門性)
ブログや記事が特定のトピックに対して高度な知識をもとに制作されているか。 - A(Authoritativeness=権威性)
ブログや記事が特定のトピックについて周りからどれほど認められているか。 - T(Trustworthiness=信頼性)
ブログや記事の内容が信頼に値するかどうか。
「なんだか難しそう」と感じたかもしれませんが、決してそんなことはありません。
自分の知識や経験をもとに、読者の知りたい情報が正しく伝わる記事を書き続ければよいだけです。
繰り返しになりますが、SEO対策において最も重要なのは「ユーザーの役に立つコンテンツを作る」こと。
この考え方を常に忘れずに、ブログ運営に取り組んでください!
ブログにおけるSEOの3つのメリット
ブログ運営において、SEOの知識を習得・実践することには様々なメリットがあります。
そこでここからは、SEOがブログにもたらすメリットを3つご紹介します。
1.認知度がなくてもアクセスを集められる
SEOを活用すれば、だれも知らないような無名のブロガーでもアクセスを集められます。
以下のような需要のあるキーワードに対して検索上位に表示できると、該当のキーワードを調べた多くのユーザーがあなたのブログに訪問します。
- 「キャンプ用品 おすすめ」
- 「ブログ 初心者」
- 「筋トレ 方法」
しかし、記事後半でも解説しますが、個人メディアで誰もが思いつくようなキーワードで上位表示をするのは至難の業。
大手メディアが参入しないけど、一部のユーザーにとって需要のあるニッチなキーワードを狙う必要があります。
具体的な戦略は次の記事でも解説しています。
ブログがアクセスアップしない理由は1つ!集客する3ステップ2.行動意欲の高いユーザーを集められる
SEOのメリット2つ目は、ユーザーの意欲が高いことです。つまり、あなたのブログでアクションを起こしてくれる可能性が高いということです。
Googleなどの検索エンジンからアクセスしてきたユーザーは、検索キーワードに沿った「悩み」を抱えてあなたのブログに訪問します。
その悩みは検索キーワードごとに異なりますが、たとえば次のとおりです。
- 「運動会 必要なもの」
→今週末に子どもの運動会があるけど、持っていくべきものが分からない。 - 「筋トレ 方法」
→最近運動不足で体に脂肪がついてきたけど、筋トレの正しい方法がわからない。
このようなユーザーに対して記事内で「解決策」を紹介すると、その悩みを解消するために商品やサービスを申し込む可能性が高くなります。
このようにSEOでアクセスを集めると、意欲の高いユーザーを集められる点がメリットです。
ただし、ウソをついて解決策を紹介すると信用を失います。あくまでユーザーのタメになることを最優先として、解決策を掲示しましょう。
3.資産になる
SEOのメリットの3つ目は、SEO施策で製作をしたコンテンツは資産になるということ。
一度製作したコンテンツは、自分で消さない限りは残り続けます。そして需要のあるキーワードで上位表示されている限り、そのコンテンツはユーザーを集め続けます。
例えるとすれば「自動販売機」のようなものでしょうか。需要の高い場所に設置することで、アクセスや収益を生み続けてくれるのです。
定期的なメンテナンスは必要になりますが、SEO施策を行ったコンテンツは資産性が非常に高いといえるでしょう。
ブログにおけるSEOの3つのデメリット
SEOのメリットをここまでお伝えしてきましたが、デメリットもいくつかあります。
SEOのデメリットは次の3つです。
1.時間がかかる
SEOのデメリットの1つ目は、アクセスを集めるまでに時間がかかるという点です。つまりSEOには即効性がありません。
需要の高いキーワードを狙ってコンテンツを作ったとしても、上位表示されるまでに2~3カ月以上時間がかかることがほとんど。
というのも、Googleが記事をインデックス・ランキング付けするのに数か月かかるからです。インターネット上には日々膨大な記事がアップされるので、時間がかかるのは仕方ありません。
そのため、このような状況でSEO施策を行うのは向いていません。
- できるだけ早くアクセスを集めたい
- 1カ月以内に商品をたくさん売りたい
- いますぐ稼ぎたい
できるだけ短期でアクセスを集めたい場合は「広告」が必要になり、すぐに稼ぎたい場合はアルバイトなどがおすすめになります。
2.需要のないキーワードではアクセスが集まらない
デメリットの2つ目は、需要のないキーワードで検索上位に上げたとしても、アクセスは集まらないという点です。
需要のないキーワードでコンテンツを作ったとしても、そのキーワードで検索をするユーザーがいないためアクセスが集まらないのです。
需要のないキーワードとは、次のような例があります。
- 「ブログ 寝ながら」
- 「キャンプ 依存」
- 「腕相撲 負ける方法」
狙い目は「大手メディアが検索上位を独占していない」「ある程度需要のあるニッチなキーワード」です。
このようなキーワードを「ロングテールキーワード」というのですが、その選び方や基礎知識を以下の記事でも解説しています。
【個人ブロガー必須】ロングテールキーワードとは?選び方や基礎知識を解説3.サイトの継続的なメンテナンスが必要になる
SEOの最後のデメリットはサイトの継続的なメンテナンスが必要になること。SEO施策でコンテンツを製作して、一度検索上位に表示すれば終わりではありません。
順位を取られた他のブロガーやメディアが、追加でSEO施策をおこない、順位を取り戻そうとしてきます。
それだけでなく、Googleのアルゴリズムは日々更新されており、なにもしなくても検索順位が上がったり下がったりします。
ランキングを決める際、Googleのアルゴリズムに沿ってユーザーに最適なコンテンツが上位に上がります。アルゴリズムとは検索順位を決める際の判断軸のようなものです。
一度作った記事は放置せず、定期的な改善(リライト)が必要です。リライトの方法は次の記事でも解説しています。
ブログのリライトで順位・アクセスを改善する方法!コツやタイミングを解説Googleは1年に3~4回「コアアルゴリズムアップデート(通称:コアアップデート)」という施策を行っています。
この施策が行われると、検索表示におけるアルゴリズムを変更され、全キーワードに対する検索順位が大きく入れ替わることも。
その影響で、いままで検索上位に表示されていてアクセスを多く獲得できていた記事が、急に検索圏外に飛ばされアクセスが激減する可能性もあります。
どのように変化するかは、SEOのプロでも誰にもわかりません。アクセスが集まっているからといって油断せず、継続的なメンテナンスを欠かさないようにしましょう。
ブログの基本的なSEO対策11選
SEOの意味や実施する理由がわかっても、「でも具体的には何をすれば上位表示できるの?」と疑問に思っている人が多いでしょう。
そこでここからは、ブログ初心者の方でも簡単に実践できる、基本的かつ重要なSEO対策を11個紹介していきます。
「SEOの用語が難しくてよく理解できない!」という方は、以下の記事を参考にしてください。
【初心者必見】ブログ運営で押さえておきたいSEO用語35選!苦手意識をなくそう1. 【前提】WordPressを使おう
前提として、ブログサービスは「WordPress」を使うことをおすすめします。
その理由は次のとおりです。
- 独自ドメインで運営できる
- カスタマイズ性が高く、SEO対策がしやすい
- 読者にとって見やすいブログに装飾しやすい
ドメインとは、簡単に伝えると「インターネット上の住所」のようなもの。
独自ドメインとは、他の企業などからは管理されず、自分自身が所有するドメインのことを指します。無料ブログの場合は共有ドメインというものが割り当てられます。
それぞれの違いは次のとおりです。
独自ドメイン | 共有ドメイン | |
---|---|---|
所有者 | 自分 | 企業 |
SEO対策 | 〇 | × |
メリット | ・SEO対策を自由に設定できる ・長く運営することで、SEOの評価が高まる ・サービス終了のリスクがない | ・無料で運営できる |
デメリット | ・月額料金が発生する | ・SEO対策はサービス会社側の仕様に依存される ・SEOの評価は企業側に依存する ・サービス内で同じキーワードで書いている記事があれば上位表示されにくい ・サービス終了とあわせて記事が消える可能性がある |
WordPressの場合、独自ドメインとレンタルサーバーを使ってブログを開設するため、無料ブログサービスよりもSEOに強い傾向にあります。
無料ブログでも有償サービスを使えば独自ドメインで運営できます。しかし、どちらにしても月額料金が発生するため、WordPressで運用した方が本格的にSEO対策ができるでしょう。
WordPressの場合は管理者があなた自身のため、サイト構成をSEOに特化したものに仕上げやすくなります。
また、装飾などのカスタマイズも自由のため、「読者にとってわかりやすいブログ」=「SEOに強いブログ」に設計も可能に。
以下の記事を参考にすれば、だれでも10分ほどでWordPressブログを開設できます! これからブログをはじめられる方はぜひチェックしてみてください。
【たった10分】WordPressブログの始め方|初心者でも簡単に開設できる!2. キーワードを選定する
まずブログで記事を書き始める前に、キーワードを選定しましょう。
ネット検索の出発点は、検索欄に入力するキーワードなので、キーワード選定はSEOにおいても出発点です。
需要のあるキーワードを選定しないと、どれだけ読者のためになる記事を書いたとしてもアクセスは集まりません。
逆に需要の高すぎるキーワードの場合は、検索上位が大手メディアなど競合ばかりのため、検索上位に表示させるのは難しいでしょう。
ブログ初心者は二ッチだけど需要のある「ロングテールキーワード」を狙うのがおすすめです。
キーワードを選定する重要性や選定方法、ロングキーワードの調査におすすめのツールの解説は、以下の記事をご覧ください。
【超重要】SEOキーワードの選定手順6ステップ!ブログのアクセスを最大化!3. キーワードを含めたタイトルにする
タイトルには、記事の内容と関連のある検索キーワードを含めましょう。
たとえば「キャンプグッズ おすすめ 秋」というキーワードを選定した場合、次のようなタイトルにしてみましょう。
秋キャンプにおすすめ! 必ず持っていきたいキャンプグッズ10選!
タイトルに選定したキーワードが入っていれば、そのキーワードで上位表示されやすくなります。
また、読者も「自分に必要な情報だ!」と判断しやすくなり、クリックされる可能性が高まるでしょう。
タイトルのつけ方は次の記事でも解説しています。
【テンプレ付】読者を惹きつけるブログ記事のタイトルの作り方4ステップ4. 見出しを最適化する
見出し(hタグ)に選定したキーワードを入れると、SEOに効果的です。
トピックや章ごとのタイトルのこと。見出し1(h1)~見出し6(h6)まで用意されています。
- h1→タイトルで用いられる 本文では使用しない
- h2→章ごとの主要テーマ
- h3→章に含まれるポイント h2の配下に用いられる
- h4~h6→h3のさらに配下に用いられる見出し ブログではh5~h6はほとんど使用しない
タイトルにh1タグ、中見出しにh2タグ、次の小見出しにh3タグのように順番通りに使い、階層構造を意識しましょう。
たとえばタイトル(h1タグ)を「秋キャンプにおすすめ! 必ず持っていきたいキャンプグッズ10選!」と設定した場合、以下のような構成にします。
- h1:秋キャンプにおすすめ! 必ず持っていきたいキャンプグッズ10選!
- h2:秋キャンプはどんなグッズが必要?
- h3:防寒具
- h3:テント
- h3:寝袋
- ….
- h2:おすすめのキャンプグッズ10選
- h3:〇〇の手袋
- h3:〇〇のテント
- h3:〇〇の寝袋
- ….
- h2:まとめ
- h2:秋キャンプはどんなグッズが必要?
こうすることで構成を把握しやくすくなり、読者が記事を読みやすくなります。
それだけでなく、Googleも記事の構成が理解しやすくなり、SEOにプラスの影響も。読者だけでなくGoogleにとっても見出しの最適化は効果を発揮します。
見出しについては次の記事でも詳しく解説していますので参考にしてみてください。
ブログの「見出し」は超重要!メリットや注意点を解説5. ページの表示速度はできるだけ早く
ページの表示速度が遅いサイトは、ユーザーのストレスになり、読みにくくなります。
画像を貼り付けすぎたサイトや、SSL化していないサイトは表示速度は遅くなるので要注意です!
逆に表示速度が速いサイトは、ユーザーがストレスなく、すぐに情報を得られます。
現在のブログの表示速度を確かめるには、「PageSpeed Insights」を利用するのがおすすめです。
PageSpeed Insightsは表示速度の改善項目を分析してくれるので、分析結果を見てブログを改善しましょう。
6. メタディスクリプションは読者を惹きつけるものに
メタディスクリプションとは、検索結果上に表示される記事の要約文のこと。
記事を作ったら、メタディスクリプションに記事の要約を入れましょう。ユーザーが検索したときに、下の画像の黄色い枠線の部分のように表示されます。
メタディスクリプションを設定すれば、記事を開かなくても、自分に必要な情報が書かれているかを判断できます。
メタディスクリプションの書き方は次の記事でも解説しています。
メタディスクリプションとは?書き方・文字数・SEOへの効果を解説7. 画像にAltタグを加える
ブログで用いた画像にはAltタグを加えましょう。
画像の代替えテキストを指定するためのタグのこと。
たとえば、読者のインターネット環境が重たくて画像が表示されない場合、代わりにAltタグに設定したテキストが表示されるようになります。
また読者だけでなく、Googleにも「これはどのような画像なのか?」を正確に伝えやすくなります。
Altタグひとつで検索順位が上がるわけではありません。しかし、「画像検索」で表示されやすくなることでアクセスが増え、間接的にSEOに良い影響を与えてくれるでしょう。
Altタグの設定方法ですが、WordPressの場合、画像をクリックすると右のサイドバーにAltテキスト(代替えテキスト)という項目が表示されます。
この枠にテキストを入力すると、Altタグの設定は完了します。
たとえば上記の画像にAltタグをつける場合は「Altタグにテキストを入力する」などでも良いでしょう。
Altタグの入力方法に正解はないため、読者とGoogleがどのような画像かを把握しやすいテキストを入力してみましょう。
8. 関連する記事同士は内部リンクで繋ぐ
それぞれの記事の中で、適切な場所に関連ページに誘導するリンク(内部リンク)を貼り、ユーザーをおすすめの記事に案内しましょう。
記事に関連する内容であれば、ユーザーがブログを離れて再検索することもなく、必要な情報にすぐアクセスしてもらえます。
たとえば、先ほど紹介した「メタディスクリプションの設定」という項目。
「メタディスクリプションってなんだろう?」と疑問を感じたユーザーに対して、内部リンクを貼り、「詳しく知りたい人はこちらをどうぞ」と関連記事へ誘導しています。
適切にリンクを配置することでユーザーは知りたい情報をすぐインプットでき、記事全体の満足度も高まるのです。
9. シンプルでわかりやすいサイト構造に
記事は内容に応じてカテゴリーにわけて、ユーザーがほしい情報をすぐに見つけられるサイト構造にしましょう。
カテゴリーで記事を整理しておかないと、「あの記事ってどこから読めるんだろう……」とユーザーを迷わせてしまい、サイトからの離脱につながります。
たとえば筋トレブログを作るなら、次のようなカテゴリー分けをすることで、情報をシンプルに整理できます。
- 腕の筋トレ
- 肩の筋トレ
- 足の筋トレ
情報を階層のように整理して、情報にすぐにアクセスできるブログを目指しましょう。
ブログカテゴリーの作り方は、以下の記事で詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてください。
10. 見やすいナビゲーションメニューの設置
サイト構造を整理しても、ブログ内に案内がないと結局どのように情報を探せばいいかわからなくなってしまいます。
そこで必要なのが、ナビゲーションメニューの設置です。
ナビゲーションメニューは、ブログのカテゴリーを読者にわかりやすく並べたものです。
ナビゲーションメニューがあれば、読者は最短で情報までアクセスできます。WordPressの管理画面「外観」→「メニュー」から簡単に設置できるので、ぜひ試してみてください。
11. 外部SEO対策で被リンクを得る
外部SEO対策とは、自分のブログが被リンクを得るために行う一連の施策です。
被リンクとは、外部のサイトから自分のブログに向けて設置されたリンクのこと。
たとえば、この記事内でGoogle公式サイトのページを引用すると、Googleのサイトはボクのブログから被リンクをゲットしたことになります(Googleは外部SEO対策に成功!)。
ただただリンクを受ければいいというわけではなく、次のようなポイントがあります。
- 自然な被リンクであること
→ユーザーが記事を気に入って、自分のブログにリンクを貼って紹介してくれること。 - 被リンクの数が多いこと
→記事を気に入っている人が多くいること。 - 質のいいサイトからの被リンク
→自分の記事と内容的に関係性のあるブログから、被リンクをもらうこと。
被リンクを受けた記事は、Googleから「引用されているってことは、それだけ信頼できる記事ってことだな」と判断され、SEOの評価が上がります。
とはいえ、外部リンクを意識しすぎる必要はありません。オリジナリティの高いコンテンツ作りを続ければ、結果的に被リンクをもらえる可能性があります。
SEOに強い記事を作る3つのポイント
「SEOのテクニックは理解できたけど、どうやって記事を作ればいいかわからない」とお悩みではないでしょうか。
前提として、以下のSEOの目的を理解しておきましょう。
- 必要な情報を
- 最短で
- わかりやすく届ける
この目的を念頭に置いたうえで、SEOに強い記事を作る3つのポイントを見ていきましょう。
1. ユーザーが知りたいことを網羅した構成を作る
特定のキーワードで検索して記事を訪問してくるユーザーが、何に悩んでいて何を知りたいのかを洗い出しましょう。
あなたの記事でユーザーの悩みをすべて解決できれば、ユーザーに狙ったアクションを起こしてもらえる可能性が高まります。
- 「ブログ メリット」で検索する人:ブログをするメリットや稼ぎ方、開設方法を知りたい
- 「転職エージェント おすすめ」で検索する人:自分に合ったエージェントや選び方の基準、最短で転職を成功させる方法を知りたい
上記の例でいうと、ブログのメリットだけでなく開設方法まで説明することで、ユーザーが実際にブログを立ち上げてくれる可能性が上がります。
ラッコキーワードを使えば、検索キーワードに関連する単語を洗い出せるので、ぜひ使ってみてください。
2. 装飾を豊富に使う
2つ目のポイントは、装飾をたくさん使うことです。
文章ばかりの記事では内容を理解するのに疲れるので、なかなか読者に読み進めてもらえません。
装飾や画像を使って直感的にわかりやすい記事にすれば、コンテンツを読む負担が大幅に減り、最後まで読んでもらえる可能性が高まります。
以下のような装飾を使って、ビジュアルに優しい記事を目指しましょう。
- 画像や図解
- 箇条書き
- 吹き出し
3. オリジナリティのある内容にする
内容にオリジナリティはありますか?上位記事と似たような内容になっていませんか?
Googleは以下のように、SEOにおいてコンテンツのオリジナリティが重要視されることを明言しています。
オリジナルで有用なコンテンツを持つ高品質なサイトが、より上位に表示されるようになります。
引用:Google 検索セントラル ブログ
あなたにしか書けない内容の記事を書くことで、Googleからの評価が高まります。
記事に独自性を持たせるには、以下のポイントを意識してみましょう。
- 自分の実体験に基づいたトピックを選ぶ
- 記事だけでなくYouTubeや書籍なども使ってリサーチする
- アンケートを取り生の声を集める
SEOでやってはいけないNG行動3選
あなたがやっている行動が、もしかしたらSEOに悪い影響を及ぼしている可能性があります。
そこでここからは、SEOでやってはいけないNG行動を3つ紹介していきます。
1. 掲載情報が古いままになっている
Googleは2011年のアルゴリズムアップデートの際、「ユーザーに最新の情報を届ける」ための改善を施しました。
そのため、掲載情報が古かったり、長い期間放置されていたりする記事は低評価を受けてしまい、検索順位も下がってしまいます。
Google公式も、以下のようにコンテンツの鮮度を重視している旨を発表しています。
✔新鮮な独自のコンテンツを作成する
新しいコンテンツがあると、既存のユーザーに何度もアクセスしてもらえるだけでなく、新規ユーザーも取り込むことができます。
引用:検索エンジン最適化(SEO)スターターガイド
特に以下のような記事は、常に最新の情報を保つ必要があります。
- ニュース性・トレンド性の高い記事
- ツールやSNS、アプリの記事
- 科学や医療の記事
情報のアップデートには迅速に対応するようにしましょう。
2. 更新頻度が低い
情報の新しさと似ていますが、更新頻度が極端に低いブログも、Googleから低評価を受ける可能性が高いです。
更新頻度についてGoogleは言及していないので、SEOに直接的な悪影響を及ぼすことはないかもしれません。
しかし、更新頻度の低いブログは記事数が少ない分読者も集まりづらいため、ブログ全体の評価もなかなか伸びません。
一方で更新頻度の高いブログは、読者からすると「新しい情報が活発に更新されている」と好印象に感じられ、定期的にブログを訪れてくれる可能性が高まります。
ブログのファンを作るために、定期的に新規記事を投稿するようにしましょう!
適切なブログの更新頻度については、以下の記事で詳しく解説しています。ぜひ参考にしてください。
ブログの適切な更新頻度とは?重要性や考え方を徹底解説3.コピーコンテンツを載せている
他の人が書いた記事をコピペしただけの「コピーコンテンツ」は、低評価どころか、あなたのブログの記事すべてが検索画面から消されるリスクがあります。
なぜなら、Googleはユーザーの利便性に加えて、記事のオリジナリティも重視しているからです。
以下のように、Googleはコピーコンテンツを避けるように忠告しています。
以下のことは避けましょう。
ユーザーに付加価値をほとんどもたらさない、既存のコンテンツの焼き直し(またはコピー)。
引用:検索エンジン最適化(SEO)スターターガイド
サイト上にコンテンツの複製やほぼ同じバージョンを掲載する。
他の記事を参考にする程度であれば問題ないですが、完全にコピーをするのは絶対にやめておきましょう。
正しいSEO対策をするうえで知っておくべきこと
最後に、GoogleがSEOをどのように捉えているかについて紹介していきます。
SEOに興味のある方や、SEOをより深く理解したい人はぜひ参考にしてみてください!
今回は、日本で一番使われているGoogleのSEOについて説明していきます。今はYahoo!もGoogleと同じシステムを使って運営されているので、SEO対策の考え方は同じです!
Googleの使命
出典:Google 概要
「Googleが掲げる10の事実」という、Googleの理念を見てみましょう。
1.ユーザーに焦点を絞れば、他のものはみな後からついてくる。
Google は、当初からユーザーの利便性を第一に考えています。
新しいウェブブラウザを開発するときも、トップページの外観に手を加えるときも、Google 内部の目標や収益ではなく、ユーザーを最も重視してきました。
引用:Google について | Google
全部の文章を引用すると長いので、最初の方だけ抜粋しました。この内容を読むだけでも、Googleは第一に「ユーザーの利便性のために存在する」ことがわかります。
「Googleが掲げる10の事実 」を要約すると、Googleは国境を問わず、デバイスを問わず、インターネットのユーザーが最速で必要な情報にアクセスできることに全力を尽くす、と言っています(ボクの理解)。
また、SEOの目的はユーザーに「必要な情報」を「最速」で「わかりやすく」届けるということもわかるでしょう。
T部長
Google 検索の仕組み
「Googleでは、最も関連性の高い回答を、より速く、ユーザーが探している情報のタイプに最適な形式で提供するために、さまざまな改善を重ねてきました。」
引用:Google 検索の仕組み | 便利な検索サービス
ここで、SEOの歴史を見ておきます。過去にどのようなことが行われていたのか学びましょう!
SEOの歴史
数年前まで、Googleには低品質なコンテンツが溢れかえっていました。小手先のテクニックでも記事を検索上位に表示させられたからです。
以下は、過去のSEOの例です。通称「ブラックハットSEO」と呼ばれています。
検索キーワードを羅列する
タイトルや見出し、本文中に検索キーワードを詰め込み、検索結果にヒットしやすくしていました。
ブログに被リンクを大量に張る
被リンク張りをSEO会社に依頼し、サテライトサイト(被リンク目的のサイト)から被リンクをたくさん集めていました。
コピーコンテンツ
記事をコピーして長文のブログ記事を作ったり、同じページをたくさんブログの中に作った。
隠しテキストや隠しリンク
画面からは見えませんが、ブログのソース部分にたくさんのテキストやキーワードを詰め込み、検索エンジンが充実したコンテンツだと誤解するようにしむけた。
このようなことが昔は横行していて、その結果、次のようなユーザーのタメにならないサイトがインターネット上に溢れていました。
- ブログの内容はほとんど関係なくユーザーにとって役に立たないコンテンツばかり
- 同じ内容のコンテンツばかりが上位表示されている
- 有益なコンテンツは検索下位に埋もれてしまっていた
これではネット検索をしても、ユーザーは必要な情報にたどり着けません。ブラックハットSEOは、ユーザーにとってまったく役に立たない手法なのです。
Googleでは、 こういった状況にならないように、常に検索エンジンのアルゴリズムの改善を行っています。
Googleは、以下のようなブログを「品質が良い」サイトと評価しています。
品質に関するガイドライン
・検索エンジンではなく、ユーザーの利便性を最優先に考慮してページを作成する。
・ユーザーをだますようなことをしない。
・検索エンジンでの掲載位置を上げるための不正行為をしない。ランクを競っているサイトや Google 社員に対して自分が行った対策を説明するときに、やましい点がないかどうかが判断の目安です。その他にも、ユーザーにとって役立つかどうか、検索エンジンがなくても同じことをするかどうか、などのポイントを確認してみてください。
・どうすれば自分のウェブサイトが独自性や、価値、魅力のあるサイトと言えるようになるかを考えてみる。同分野の他のサイトとの差別化を図ります。
引用:Webmaster Guidelines – Search Console Help
このように、ブログの評価を高めるには、コンテンツの質を高めていくことが重要です。
品質を上げるために、ユーザーに役立つコンテンツを提供していきましょう。
ブログのコンテンツを充実させるSEO施策を「コンテンツSEO」「ホワイトハットSEO」といいます。
まとめ
以上、SEOの基本をご紹介しました。
今回の記事のおさらいをしますと次のとおりです。
- SEOとは検索エンジンの最適化のこと
- SEOの目的は「必要な情報」を「最速」で「わかりやすく届ける」こと
- SEOの基本は「ユーザーにとって役立つコンテンツを提供し続ける」こと
SEOとして重要なのは、ブログがユーザーにとって役立つ情報を提供していることです。
SEOは難しいスキルではなく、「ユーザーに対する思いやりの心」と思って間違いありません。
この記事をきっかけに、SEOについて正しい理解をもって、ブログ運営を楽しみましょう!
以上、最後まで記事を読んでいただきありがとうございました!
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