【連載その2】XWRITEでWordPressブログをはじめよう!「初期設定編」

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こんにちは、T部長です!

WordPressでブログを始めたいけど、具体的にどうすればいいの……?」と悩んでいる方は多いのではないでしょうか。

そこで今回は、初心者におすすめのWordPressテーマ 『XWRITE(エックスライト)』を使ったWordPressブログの開設方法を、全6回に分けてご紹介します!

本記事は、第2回「初期設定編」のお話です。
『XWRITE』とWordPressのインストール後にやるべき設定について、解説します。

T部長

この記事は以下のような人におすすめ!

  • WordPressでブログを開設したい
  • テーマ(テンプレート)選びに迷っている
  • WordPressテーマ『XWRITE』を使ってブログを作りたい

初期設定が完了すると、WordPressブログを運用する準備が整います。

また、連載企画を通して、『XWRITE』やWordPressをインストールする手順や、記事やページの作成手順を紹介しているので、ぜひ参考にしてください。

それでは、どうぞ!

本連載で完成するブログのイメージ

連載記事のとおりに作っていくと、以下の完成イメージのようなブログを作ることができますよ。

※完成イメージは、キャンプブログを想定して作成しています。

本連載で完成するブログのイメージ

拡大画像を開く

※上記イメージは20本以上の記事が完成している状態のものです。

作業前に必要な準備

ブログの初期設定を進めるうえで、以下の作業が完了しているか確認してください。

  • WordPressと『XWRITE』のインストールが完了している

前回までの手順は、以下の記事からご覧いただけます。

『XWRITE』のインストール後に必要な設定

WordPressテーマ『XWRITE』のインストール後は、アクティベーションが必要です。

アクティベーションとは、製品の機能を有効化するための認証作業のこと。
『XWRITE』をアクティベーションすると、以下の機能が有効化されます。

有効化される機能
  • ユーザーフォーラムへの投稿(ユーザー専用サイトで質問できる)
  • テーマのアップデート(XWRITEを最新の状態に保持できる)

アクティベーションされていないままだとアップデートなど一部の重要な機能が使えない状態になっています。

『XWRITE』をアクティベーションするために、以下の設定を行いましょう。

インストール後に必要な設定

設定する項目設定を行う画面
①ユーザー登録ユーザー専用サイト
②外部サービス連携
③ライセンス認証ユーザー専用サイトWordPressの管理画面

※すでに『XWRITE』を単体で購入している場合は、①②の手順は不要なため、③の「ライセンス認証」まで読み飛ばしていただいてもOKです。

1. ユーザー登録

まず、ユーザー専用サイトからユーザー登録を行いましょう。

※初めてユーザー登録をする場合は、「利用規約」「フォーラムガイドライン」を確認してから進めてください。

STEP1
登録情報を入力する

ユーザー専用サイトにアクセスします。

登録情報を入力する

ユーザー名とメールアドレスを入力後、各項目にチェックを入れて登録をクリックしてください。

ユーザー名とメールアドレスを入力後、各項目にチェックを入れて登録をクリック
STEP2
パスワードを設定する

登録したメールアドレス宛に以下のメールが届いたら、内容を確認してURLをクリックします。

パスワードを設定する

パスワードの設定画面が表示されたら、パスワードを入力して、パスワードをリセットをクリックします。

パスワードを入力、パスワードをリセット

もし、メールが届かない場合は、迷惑メール等に振り分けられていないかを確認してください。

パスワードが変更されると、登録完了です。

パスワード変更完了

2. 外部サービス連携

外部サービス連携は、エックスサーバーと『XWRITE』を同時に購入したときに、ユーザー専用サイトのアカウントとテーマの契約情報を紐づけるものです。

外部サービス連携は、以下の手順で進めましょう。

STEP1
「外部サービス連携」を選択する

ユーザー専用サイトにログインしている状態で、メニューから、「ライセンス認証」をクリックします。

「外部サービス連携」を選択する

ライセンスの設定画面が表示されたら、外部サービス連携をクリックしてください。

外部サービス連携を選択
STEP2
「会員サイト登録キー」を入力する

注意事項を確認のうえ、連携サービス(利用しているレンタルサーバー)を選んで、「会員サイト登録キー」を入力し、連携するをクリックします。

「会員サイト登録キー」を入力する
「会員サイト登録キー」の確認方法

『XWRITE』の購入時に通知される、「【Xserverアカウント】WordPressテーマ購入完了のお知らせ (XWRITE)」という件名のメールからご確認ください。

ライセンスの設定画面に戻り、「契約中のライセンス」が連携中と表示されていれば、連携完了です。

ライセンスの適用状況確認

3. ライセンス認証

最後に、『XWRITE』をアクティベーションするために、ライセンス認証を行いましょう。

ライセンス認証は、以下の手順で進めてください。

STEP1
アクティベーションの編集画面を表示する

ユーザー専用サイトを開いたまま、新しいタブでWordPressの管理画面にアクセスします。

メニューの「XWRITE設定」から「アクティベーション」をクリックしましょう。

アクティベーションの設定画面を表示する
STEP2
「サイトのURL」をコピーする

アクティベーションの設定画面が表示されたら、「ライセンス認証」の「サイトのURL」に設置されている「コピー」をクリックします。

「サイトのURL」をコピーする
STEP3
「サイトのURL」をペーストする

ユーザー専用サイトのライセンスの設定画面に移動し、「登録済みサイト一覧」のサイトの追加をクリックします。

「サイトのURL」をペーストする

以下の画面が表示されたら、先程コピーしたサイトのURLを、入力欄にペーストして、OKをクリックします。

コピーしたサイトのURLを入力欄にペースト
STEP4
「サイト登録キー」をコピーする

次に、サイト登録キーが表示されたら、コピーをクリックしてください。

「サイト登録キー」をコピーする
STEP5
「サイト登録キー」をペーストする

ふたたび、WordPressの管理画面に戻ります。

アクティベーションの設定画面にて、「サイト登録キー」の入力欄に、先程コピーしたキーをペーストして、保存するをクリックします。

「サイト登録キー」をペーストする

「ライセンス適用状況」に契約情報が反映されたら、認証完了です。

「ライセンス適用状況」の反映確認(認証完了まで)

4. 【補足】テーマのアップデートは必要?

WordPressテーマは、デザイン崩れやセキュリティリスクを回避するために、定期的にアップデートを行う必要があります。

WordPress本体は定期的に更新されており、細かな仕様変更やセキュリティの強化が行われているため、テーマ側もその更新に対して最適な形になるよう、バージョンの更新を実施しています。

これはテーマだけでなく、WordPressに新たな機能を追加する「プラグイン」も同様です。

もしテーマのアップデートを行っていないと、WordPressやプラグインとの間に不具合が生じ、ホームページの表示が乱れたり、セキュリティに穴ができたりします

そうした事態を回避するために、テーマ側は定期的にバージョンの更新を行っているので、利用者側もいつでも最新の状態にアップデートしておくことが大切です。

なお、ブログ開設時にインストールした『XWRITE』は最新のバージョンなので、すぐにアップデートを行う必要はありません。

テーマをアップデートする場合は、Wordpressブログの初期設定で紹介している「本体・テーマ・プラグインの更新」を参考にしてください。

WordPressブログの初期設定について

つづいて、WordPressブログの開設後に、最初にやっておきたい「11の設定」を解説します。

基本的にはどれもWordPress上から簡単に設定できるので、最初に初期設定を済ませておきましょう。

1. サイトタイトルとキャッチフレーズの設定

ブログに表示されるサイトタイトルキャッチフレーズを設定します。

この2つは検索結果に表示されるもので、ブログの印象を左右する重要な要素です。

ブログの方向性に合った、読者に覚えてもらいやすいキャッチーなネーミングにしましょう。

内容はいつでも変更できますが、ブログの良し悪しを決める大きな要素のひとつ。しっかりと考えて決めるのがおすすめです。

STEP1
一般設定の画面を表示する

メニューの「設定」から「一般」をクリックします。

一般設定の画面を表示する
STEP2
「サイトのタイトル」と「キャッチフレーズ」を入力する

サイトのタイトル」と「キャッチフレーズ」を入力して、変更を保存をクリックすれば完了です。

「サイトのタイトル」と「キャッチフレーズ」を入力する

2. カテゴリーの新規追加

カテゴリーは、記事をテーマごとに分類するために設定します。

たとえば本ブログの場合、キャンプをテーマに想定しているため、「ギア」「施設」「キャンプ飯」のようにカテゴリーを分けて、記事を整理します。

WordPressのインストール直後は、カテゴリーが「未分類」のみなので、ブログのテーマに合わせてカテゴリーを追加してみましょう。

T部長

カテゴリーを決めておくと、記事の方向性が定まり、一貫性のあるブログになるので、ブログ開設時に決めておくとよいでしょう。

カテゴリーの追加方法は、以下をご確認ください。

STEP1
カテゴリーの編集画面を表示する

メニューの「投稿」から「カテゴリー」をクリックします。

カテゴリーの設定画面を表示する
STEP2
新規カテゴリーを追加する

編集画面が表示されたら、画面左の「新規カテゴリーを追加」から、カテゴリーを追加しましょう。

名前」と「スラッグ」を入力して、新規カテゴリーを追加をクリックしてください。

スラッグとは

URLに含まれる文字列のことで、自由に設定できます。
カテゴリーの場合は、カテゴリーに分類した投稿一覧ページのURLとなります。
なお、文字列を設定するときに日本語を使うと、URLが複雑な文字列に置き換わるため、半角英数字で入力するのがおすすめです。

STEP3
カテゴリーを確認する

画面右の一覧表に、新しいカテゴリーが追加されているか確認しましょう。

カテゴリーの初期設定を変更する

新しい記事を作成したときに、カテゴリーはデフォルトで「未分類」に設定されます。
初期設定のカテゴリーを変えたい場合は、以下の手順で変更することができますよ。

まずは、メニューの「設定」から「投稿設定」を選択します。

次に、「投稿用カテゴリーの初期設定」から任意のカテゴリーを選択して、変更を保存をクリックすれば完了です。

3. 不要な初期プラグインの削除

WordPressを運用する上で、プラグインは「必要なものだけ入れて、不要なものは削除する」が基本ルールです。

自由にカスタマイズできるからといってプラグインを入れ過ぎてしまうと、ブログの表示速度が重くなったり、レイアウトが崩れたりする場合があるので、必要最小限にしましょう。

WordPressをインストールしたときに、デフォルトで入っている「Hello Dolly」は、ブログ運用に必要ないため削除しても問題ありません。

削除方法は以下よりご確認ください。

STEP1
「インストール済みプラグイン」の画面を表示する

メニュー「プラグイン」から、「インストール済みプラグイン」をクリックします。

「インストール済みプラグイン」の画面を表示する
STEP2
プラグインの 「削除」をクリックする

Hello Dolly」に表示されている「削除」をクリックすれば完了です。

プラグインの 「削除」をクリックする

「Hello Dolly」以外にもインストールされているプラグインがあるので、削除するかどうかは以下を参考にしてください。

初期プラグイン
  • Akismet Anti-spam: Spam Protection(アンチスパム)
    コメント投稿のスパム対策のために必要なプラグインです。将来的に使う可能性があるので、残しておいてもいいでしょう。
  • TypeSquare Webfonts for エックスサーバー
    Webフォントを追加するためのプラグインです。使わなければ削除しても問題ありません。

4. 日本語文字化け対策

WordPressは英語を標準言語としているため、日本語だと文字化けや文字数カウントがおかしくなることがあります。

日本語に関する不具合を解消するために、必ず「WP Multibyte Patch」をインストールしておきましょう。

設定方法は、以下からご確認ください。

STEP1
プラグイン追加の画面を表示する

メニュー「プラグイン」から「新規プラグインを追加」をクリックします。

プラグイン追加の画面を表示する
STEP2
「WP Multibyte Patch」をインストールする

右上の検索フォームに「WP Multibyte Patch」と入力し、プラグインが表示されたら、今すぐインストールをクリックします。

「WP Multibyte Patch」をインストールする
STEP3
「WP Multibyte Patch」を有効化する

プラグインのインストール完了後、ボタンが切り替わったら、有効化をクリックして完了です。

「WP Multibyte Patch」を有効化する

5. ニックネームの設定

今回設定するテーマ『XWRITE』では、記事を投稿したときにアカウント名が投稿者名として表示されます。

アカウント名はログイン情報の一部のため、ブログ上に表示されるのはセキュリティ上よくありません

プロフィール画面からニックネームを設定しておくと、投稿者名にニックネームが表示されるので、忘れないように設定しておきましょう。

STEP1
プロフィール編集画面を表示する

メニュー「ユーザー」から「プロフィール」をクリックします。

プロフィール編集画面を表示する
STEP2
「ニックネーム」と「ブログ上の表示名」を設定する

「ニックネーム」を入力すると、「ブログ上の表示名」に追加されます。

追加した「ニックネーム」を選択し、プロフィールを更新をクリックすると完了です。

「ニックネーム」と「ブログ上の表示名」を設定する

6. コメント機能のOFF

WordPressには標準でコメント機能が付いており、各ページで読者がコメントを投稿できます。

コメントを通じてやり取りすることは楽しいものですが、コメント機能を有効にしておくと、高確率で「スパム」と呼ばれる宣伝や不正サイトに誘導するようなコメント投稿が行われます。

また、ブログを始めて間もないタイミングではそもそもアクセスが少なく、コメントもほとんどつきません。

「読者とコメント欄で交流したい!」といった強い意向がなければ、基本的にはコメント欄を閉じることをおすすめしています。

コメント機能を閉じる方法は、以下よりご確認ください。

STEP1
「ディスカッション」の画面を表示する

メニュー「設定」から「ディスカッション」をクリックします。

「ディスカッション」の画面を表示する
STEP2
「新しい投稿へのコメントを許可」のチェックを外す

新しい投稿へのコメントを許可」のチェックを外し、変更を保存をクリックします。

「新しい投稿へのコメントを許可」のチェックを外す

※チェックを外したあとの投稿にのみ設定が反映されるため、記事を書き始める前に設定しておきましょう

STEP3
「記事下エリア」の画面を表示する

メニュー「外観」から「カスタマイズ」をクリックします。

「記事下エリア」の画面を表示する

つづいて、メニューの「投稿/固定ページ」を選択し、「記事下エリア」をクリックします。

「投稿/固定ページ」から「記事下エリア」を選択
STEP4
「コメントエリアを表示する」のチェックを外す

記事下エリアにある「コメントエリアを表示する」のチェックを外して、公開をクリックすれば完了です。

「コメントエリアを表示する」のチェックを外す

※記事上からコメント欄を非表示にできる機能で、既に投稿された記事にも反映されます。

ブログ開設後から、すぐにコメント機能を使いたい場合は、以下の記事を参考にしてください。

7. 本体・テーマ・プラグインの更新

テーマやプラグインを更新せずに放置した場合、セキュリティに穴ができてしまい、ブログ上に不具合が生じる可能性があります。

作った記事が書き換えられたり、ブログが削除されたりしないように、定期的にテーマやプラグインを更新しましょう。

ブログ運用後も、管理画面からこまめにチェックしながら、最新バージョンに更新し続けるよう心がけてください。

STEP1
更新画面を表示する

メニューの「ダッシュボード」から「更新」をクリックします。

更新画面を表示する
STEP2
本体・テーマ・プラグインを更新する

更新画面で、本体・テーマ・プラグインのバージョンがまとめて確認できます。

本体・テーマ・プラグインを更新する

もし、以下のように「更新ボタン」が表示されている場合は、最新バージョンに更新できますよ。

更新ボタンの表示確認(最新バージョンに更新可能)

8. サンプルページの削除

サンプルページとは、WordPressをインストールしたときに、デフォルトで投稿されている記事やページのことです。
とくに使うことはないので削除しましょう。

サンプルページの削除方法は、以下をご確認ください。

投稿記事の削除

サンプルの投稿記事は、連載の第3回で利用するため、現時点では削除せずにそのままにしておいてください。

STEP1
投稿一覧を表示する

メニュー「投稿」から「投稿一覧」をクリックします。

投稿一覧を表示する
STEP2
「Hello world!」の記事を削除する

Hello world!」にカーソルをあてて、「ゴミ箱へ移動」をクリックすれば完了です。

「Hello world!」の記事を削除する

固定ページの削除

STEP1
固定ページ一覧を表示する

メニュー「固定ページ」から「固定ページ一覧」をクリックします。

固定ページ一覧を表示する
STEP2
「サンプルページ」のページを削除する

サンプルページ」にカーソルをあてて、「ゴミ箱へ移動」をクリックすれば完了です。

「サンプルページ」のページを削除する

ほかにも「プライバシーポリシー」が自動生成されていますが、プライバシーポリシーのページ作成に利用できるので、削除せずに残しておいても問題ありません。

プライバシーポリシーの利用について

9. パーマリンクの設定

パーマリンクは、ブログ記事ごとに設定されるURLのことです。

ブログ運用中に設定変更してしまうと、これまでに書いた記事のURLが一括で変更されます。

URLが変更されると、Google検索からの評価がリセットされてしまい、アクセスの減少につながる場合も。

そうならないよう、記事を書き始める前に、パーマリンクの形式を設定しておきましょう。

設定方法は、以下をご確認ください。

STEP1
パーマリンクの編集画面を開く

メニュー「設定」から「パーマリンク」をクリックします。

「パーマリンク設定」を開く
STEP2
「投稿名」を選択する

パーマリンク構造」から「投稿名」を選択して、変更を保存をクリックして完了です。

パーマリンクの設定で「投稿名」を選択する

パーマリンク形式は、日付ベースや数字ベースなど、複数の種類から選択できます。

その中でも「URLから記事の内容が分かりやすい」「記事によってパーマリンクを変更できる」という点から、「投稿名」をおすすめしています。

投稿ごとのパーマリンクについて

投稿ごとのパーマリンク(URL)は、記事の投稿ページで設定できます。
パーマリンクを設定するときは、英語表記(半角英数)で設定を行いましょう。

上記のようにパーマリンク形式を「投稿名」に設定すると、記事のタイトル(日本語)がパーマリンクに挿入されます。
もし、パーマリンクを日本語のままで記事を公開してしまうと、URLが複雑で長い文字列に変換されて、見栄えが悪く覚えにくくなるので、注意しましょう。

T部長

記事ごとのパーマリンクの設定方法は、連載の第4回で詳しく説明します!

パーマリンクについては、以下の記事で詳しく解説しています。

10. バックアップの設定

WordPressでブログ運用を始める前に「バックアップの設定」を確認しておきましょう。
バックアップを取っておくことで、トラブルが発生したときに被害を最小限に食い止めることができます

エックスサーバーでは自動バックアップ機能を提供しており、サーバー使用時には自動的にバックアップされるので、とくに作業は必要ありません。

バックアップデータの保管期間については、以下をご確認ください。

バックアップデータと保管期間
  • Webデータ(WordPressなど)・メールデータ
    7日間(最新バージョンのサーバーは14日間。他のサーバーも順次14日に対応予定。)
  • MySQLデータベース
    14日間

バックアップの設定については、以下の記事で解説していますよ。

11. Googleアナリティクス・サーチコンソール導入

ブログを分析するために、Google公式から提供されている無料アクセス解析ツール「アナリティクス」と「サーチコンソール」を導入しておきましょう。

分析をすることで、「なぜアクセスが増えたのか?」「読者はどこから来ているのか?」を把握できます。

どちらもブログに訪れたユーザーを解析するための分析ツールですが、それぞれ役割が異なります。

各ツールの役割について
  • アナリティクス
    ユーザーがページに訪れたあとの行動や反応を分析するツール
  • サーチコンソール
    ユーザーがページに訪れる前の状態を分析するツール

ブログ運用している人は必ず導入している定番ツールなので、ブログ開設時に導入しておくとよいでしょう。

解析ツールの導入手順は、以下を参考にしてください。

Googleアカウントを作成する

解析ツールの導入にはGoogleアカウントが必要になるため、以下の手順でアカウントを作成しましょう。

すでにアカウントを持っている方は、こちらを読み飛ばして「アナリティクスを導入する」に進んでください。

STEP1
名前を入力する

Googleアカウント作成ページへアクセスしたら、登録する名前を入力し、次へをクリックします。

名前を入力する(Googleアカウントの作成)
STEP2
生年月日と性別を入力する

生年月日と性別を入力して、次へをクリックします。

生年月日と性別を入力する(Googleアカウントの作成)
STEP3
メールアドレスを設定する

任意のメールアドレスを選んで、次へをクリックします。

メールアドレスを設定す(Googleアカウントの作成)
STEP4
パスワードを設定する

パスワードを設定して、次へをクリックします。

パスワードを設定する(Googleアカウントの作成)
STEP5
再設定用メールアドレスを設定する(スキップ可)

アカウント再設定用のメールアドレスを設定可能です。
スキップも可能ですが、ログイン情報を忘れた場合やセキュリティの観点から、設定をおすすめします。

再設定用メールアドレスを設定する(Googleアカウントの作成)
STEP6
アカウント情報を確認する

アカウント情報を確認して、次へをクリックしましょう。

アカウント情報を確認する(Googleアカウントの作成)
STEP7
プライバシーポリシーと利用規約に同意する

プライバシーポリシーと利用規約を確認して、同意するをクリックしましょう。

プライバシーポリシーと利用規約に同意する(Googleアカウントの作成)

以下の画面が表示されたら、アカウントの作成完了です。

アカウントの作成完了(Googleアカウントの作成)

アナリティクスを導入する

STEP1
アナリティクスのアカウント作成ぺージにアクセスする

まずは、アナリティクスのアカウント作成ページにアクセスし、ページが表示されたら測定を開始をクリックしましょう。

アナリティクスのアカウント作成ぺージにアクセスする
STEP2
アカウント名を設定する

任意のアカウント名(ブログ名など)を入力し、次へをクリックします。
Googleアナリティクスのアカウントは複数作れるため、どのアカウントなのか分かりやすい名称を設定してください。

アカウント名を設定する
STEP3
GA4プロパティを設定する

あとから識別しやすいように、任意のプロパティ名(半角英数字)を入力しましょう。
タイムゾーンを「日本」、通貨を「日本円(¥)」に設定します。

GA4プロパティを設定する
STEP4
ビジネスの詳細を設定する

業種とビジネスの規模を設定しましょう。
業種はブログのジャンルに近いもの、ビジネスの規模は「小規模」で問題ありません(ブログの場合)。

ビジネスの詳細を設定する
STEP5
ビジネス目標を設定する

ビジネス目標を選択しましょう。

なお、選んだ目標により、最初に表示されるレポートが変わります。どれにするか迷ったら、「Get baseline reports(ベースライン レポートの取得)」がおすすめです。

ビジネス目標を設定する
STEP6
利用規約に同意する

国(地域)のプルダウンで「日本」を選択して、「Googleアナリティクス利用規約」を確認しましょう。

また、「データ処理規約」も一読してチェックを入れたら、同意するをクリックしてください。

利用規約に同意する
STEP7
プラットフォームを選択する

データを収集するプラットフォームとして「ウェブ」を選択しましょう。

プラットフォームを選択する
STEP8
ウェブストリームを設定する

ウェブサイトのURL」と「ストリーム名」を入力し、作成して続行をクリックします。
ストリーム名に迷ったら、ブログ名を入力しておきましょう。

ウェブストリームを設定する
STEP9
ウェブストリームの詳細が表示される

以下のようにウェブストリームが追加されていれば、Googleアナリティクスのアカウント登録は完了です。

ウェブストリームの詳細表示
STEP10
Googleタグをコピーする

Googleタグの設定画面に切り替わるまで、そのままの状態で待ちます。

以下のように「Googleタグ」が表示されたら、コピーボタンをクリックしましょう。

Googleタグをコピーする

もし、画面が切り替わらない場合は、さきほど追加したウェブストリームをクリックし、詳細画面が表示されたら、タグの設定手順を表示するをクリックします。

タグの設定手順を表示する

以下の画面が表示されたら、「手動でインストールする」のタブをクリックして、「Googleタグ」を確認してください。

「手動でインストールする」のタブをクリック
STEP11
ブログにGoogleタグをペーストする

WordPressの管理画面にアクセスして、メニューの「外観」から「カスタマイズ」を選択します。

ブログにGoogleタグをペーストする

次に、「サイト基本設定」から「アクセス解析コード」を選択してください。

「サイト基本設定」から「アクセス解析コード」を選択

アクセス解析コードの入力欄に、さきほどコピーしたGoogleタグをペーストして公開をクリックすれば完了です。

Googleタグをペーストして公開

サーチコンソールを導入する

STEP1
サーチコンソールにアクセスする

サーチコンソール」にアクセスして、今すぐ開始をクリックします。

サーチコンソールにアクセスする
STEP2
「URLプレフィックス」にブログのURLを入力する

右側の「URLプレフィックス」にブログのURLを入力して、続行をクリックしてください。

「URLプレフィックス」にブログのURLを入力する

以下のように、「所有権を自動確認しました」と表示されれば完了です。

「所有権を自動確認しました」の表示確認

※すでに「アナリティクス」とWordpressブログが連携できている場合は、「サーチコンソール」が簡単に導入できます。

各解析ツールの使い方については、以下の記事を参考にしてください。

まとめ

今回は、『XWRITE』とWordPressのインストール後にやるべき設定の手順を解説しました。

まとめ
  • 『XWRITE』のインストール後に、アクティベーションを済ませる
  • WordPressブログ開設時に、初期設定を済ませる
  • アクセス解析ツール「アナリティクス」と「サーチコンソール」を導入しておく

『XWRITE』のインストール後に必要な設定は、以下となります。

『XWRITE』のインストール後に必要な設定

また、WordPressの初期設定の流れは、以下のとおりです。

はじめに初期設定を済ませておくことで、ブログを運用するための準備が整い、WordPressのセキュリティ対策やGoogle検索の評価にもつながりやすくなります。

次回の記事は、【連載その3】XWRITEでWordPressブログをはじめよう!「トップページのデザイン編」です。

以上、最後まで読んでいただきありがとうございました!

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