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SPF設定

本マニュアルは新・旧サーバーパネルに合わせて2種類ご用意しています。

目次

SPF(Sender Policy Framework)とは、電子メールの送信元ドメインが詐称されていないかを検査し、送信メールの改ざん・なりすましを防ぐ技術です。
送信メールの信頼性向上やメール到達率の向上が期待されます。

サーバーパネルへログインし、「SPF設定」をクリックします。

「SPF設定」を選択しているスクリーンショット

設定するドメインまたはサブドメインを選択し、「ONにする」をクリックします。

「ONにする」をフォーカスしているスクリーンショット

内容を確認し、「ONにする」をクリックします。

「ONにする」をフォーカスしているスクリーンショット

一覧画面の設定したドメインに「ON（標準設定）」と表示されていれば設定完了です。

SPF設定一覧画面のスクリーンショット

SPF設定をONにすることでDNSレコードに以下の内容が追加されます。

ホスト 設定をONにしたドメイン
種別 TXT
内容

v=spf1 +a:sv***.xserver.jp +a:example.com +mx include:spf.sender.xserver.jp ~all

内容について
・「sv***.xserver.jp」の部分は、お客様がご利用のサーバーのホスト名となります。
・「example.com」の部分は、設定をONにしたドメイン名となります。

設定内容が「ON(標準設定)」のドメインまたはサブドメインを選択し、「Gmail許可の追加」をクリックします。

「Gmail許可の追加」を選択しているスクリーンショット

内容を確認し、「追加する」をクリックします。

「追加する」をフォーカスしているスクリーンショット

一覧画面の設定したドメインに「ON（標準設定+Gmail許可設定）」と表示されていれば設定完了です。

SPF設定一覧画面のスクリーンショット

Gmail許可設定を追加することで、SPFレコードに以下の内容が追加されます。

内容

v=spf1 +a:sv***.xserver.jp +a:example.com +mx include:spf.sender.xserver.jp include:_spf.google.com ~all

内容について
・「include:_spf.google.com」の値がSPFレコードに追記されます。

SPF設定をONにしたドメインに対しては、ご自身で直接SPFレコードを編集いただくことが可能です。

設定内容が「ON(標準設定)」のドメインまたはサブドメインを選択し、「カスタム設定」をクリックします。

「カスタム設定」を選択しているスクリーンショット

レコード内容をお客様ご自身で編集し、「確認画面へ進む」をクリックします。

「確認画面へ進む」をフォーカスしているスクリーンショット

内容を確認し、「変更する」をクリックします。

「変更する」をフォーカスしているスクリーンショット

一覧画面の設定したドメインに「ON（カスタム設定）」と表示され、編集したレコードの内容が表示されていれば設定完了です。

SPF設定一覧画面のスクリーンショット

SPFレコードの主な設定値について

SPFレコードに入力される主な値は、下記の通りです。

レコード内容 説明 記述例
v=spf1 SPFレコードのバージョンを表します。この値は必須で、レコードの最初に必ず含める必要があります。 v=spf1
+a:[ホスト名] ホスト名のAレコードを許可します。 +a:example.com
+mx:[ドメイン名] ドメイン名のMXレコードを許可します。 +mx:example.com
+ip4:[IPアドレス] IPv4アドレスを許可します。 +ip4:192.168.111.11
+ip6:[IPv6アドレス] IPv6アドレスを許可します。 +ip6:2001:0db8:85a3:0000:0000:8a2e:0370:7334
+include:[ドメイン名] 外部メールサービスのSPFレコードを参照して許可します。
include:spf.sender.xserver.jpは、当社メールサービスのSPF設定を利用していることを表します。		 +include:example.com
~all すべてのメール送信を許可しますが、設定に含まれない送信元は、不審なメールとして扱います。 ~all

カスタム設定やDNSの直接編集後に、当社想定の初期SPF設定に戻す場合は、初期化機能をご利用ください。

設定内容が「ON(カスタム設定)」のドメインまたはサブドメインを選択し、「初期化」をクリックします。

「初期化」を選択しているスクリーンショット

内容を確認し、「初期化する」をクリックします。

「初期化する」をフォーカスしているスクリーンショット

一覧画面の設定したドメインに「ON（標準設定）」と表示されていれば初期化完了です。

SPF設定一覧画面のスクリーンショット

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